カチョッポリとは?

カチョッポリ(Caccioppoli)は、1920年にイタリア・ナポリにて創業した、現在もファミリー経営を貫いている生地・織物の商社。
創業間もなくしてナポリに数多くあるテーラーや縫製工場からの信頼を獲得し、現在ではヨーロッパに留まらず、ニューヨークや日本をはじめ世界各地に生地を卸している。特にイタリアでは1000以上のサルトリアなどに生地を卸しており、抜群の知名度を誇っている。イタリア・ナポリらしさを感じさせる鮮やかな色や柄の生地が揃う。

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オーダーメイドのスーツ、テーラードジャケットを作るなら。オーダー上級者が教える4つのポイント。_image

オーダーメイドのスーツ、テーラードジャケットを作るなら。オーダー上級者が教える4つのポイント。

「既製品のメンズスーツやジャケットでも仕立ての良いものはもちろんありますが、やはり自分の体型に合わせて仕立てられたオーダーアイテムは着用感も見栄えも確実に良いですね」と服飾ジャーナリスト倉野路凡さんもオススメのオーダー。ただ決して安くない買い物なので後悔はしたくない! 今回は、オーダー通の倉野さんに納得の1着を手に入れるためのオーダーのコツを教えてもらった。

世界に誇るべき日本のパンツ職人・尾作隼人の穿いて美しいパンツとは。_image

世界に誇るべき日本のパンツ職人・尾作隼人の穿いて美しいパンツとは。

服飾ジャーナリスト・倉野路凡さんがビスポークスーツの話題に触れるとき、必ずといっていいほど名前のあがる、パンツ職人(パンタロナイオ)尾作隼人(おさくはやと)さん。その道を極める尾作さんが生みだす「格別な穿き心地」と称されるパンツ。新たな工房での制作の裏側を見せてもらった

春夏ジャケットの選択肢に「アイリッシュリネン」という贅沢を。特徴と種類、お手入れ方法を解説!_image

春夏ジャケットの選択肢に「アイリッシュリネン」という贅沢を。特徴と種類、お手入れ方法を解説!

スーツ・ジャケットをオーダーする前に知っておきたいあれこれ。連載 服を仕立てる前に知りたい「生地」のことでは、服地一つ一つの起源や特徴、お手入れ方法などを詳しくお届けします。

暑くなってくると気になる服地「リネン」。自然な風合いで、衣類だけでなく生活用品の中でも使われる親しみやすい生地の一つです。そんな身近な存在のリネンですが、産地によって様々な種類があり、その中でも最上級に君臨するアイリッシュリネンは「今でもかなりの高級品」なんだそう!

春夏のスーツやジャケットの楽しみ方。クラシッククロージングを語る【鼎談 前編】_image

春夏のスーツやジャケットの楽しみ方。クラシッククロージングを語る【鼎談 前編】

毎年恒例の鼎談企画。今回は、少し暖かい風を感じながら「春夏のクラシッククロージング」をテーマに語っていただきました。

集まってもらったのは、過去から現在までのクラシッククロージングを知り尽くす服飾ジャーナリストのおふたり、飯野高広さんと倉野路凡さん、あらゆる素材を愛するミューゼオスクエア編集長の成松です。

前編では、3人が春夏に着る実際のコーディネートを紹介してもらいながら、汗ばむ季節もスーツやジャケットを心地よく着られる服地や、原点のファッションに基づく着こなしのマイルールなどを教えてもらいました。

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春夏の革靴選びは一味違う。クラシッククロージングを語る【鼎談 後編】

春夏のクラシッククロージングについて語る鼎談・後編。
集まったのは、過去から現在までのクラシッククロージングを知り尽くす服飾ジャーナリストのおふたり、飯野高広さんと倉野路凡さん、何よりもあらゆる素材を愛するミューゼオスクエア編集長の成松です。

前編では、それぞれ春夏に着るコーディネートを紹介してもらいました。後編では、春夏に履く革靴に焦点をあててお話ししてもらいます。3人とも定番や正解といったルールに縛られず、独自の考えを持って靴を選んでいるよう。

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トロピカル、リネン、シアサッカー。春夏ジャケット&スーツに最適な生地を知る!

コットン、モヘア、メッシュなど春夏シーズンに活躍するスーツ&ジャケット生地をLOUD GARDEN(ラウドガーデン)クリエイティブディレクター 岡田亮二氏のコメントを交えつつご紹介。このガイドを参考に是非実物の質感を確かめてみて欲しい。

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テーラー界でも一目置かれる妥協のないスーツ作り。ビスポークテーラー・Dittos。

服飾ジャーナリスト倉野さんも「服作りの真摯な態度には頭が下がる」というほど尊敬しているテーラーが、今回の取材先であるDittos(ディトーズ)の水落卓宏さん。

お話を伺うこちらも背筋を正したくなるほど一つ一つ丁寧に、そして論理的に服作りにおいての大切なポイントを解説してくださいました。オーダー通をも唸らせる、水落さんの細部にまで至るこだわりを探ってきました。

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梳毛と紡毛の違い。あらためてスーツ生地のこと

スーツやジャケットを仕立てる際の生地。ウールは熱伝導率が低く、吸湿性が高く、汚れがつきにくく、スーツの表地に向いた要素を数多く持ち合わせています。ヴィンテージのスーツ生地はウール100%のものが多いこと。ポリエステルやモヘアなど他の繊維を混紡する際のベースとなる繊維はウールであることからもその機能性は裏付けられています。

ウールがスーツの表地に向いている理由をもう一つ。ウールは羊の種類、糸、生地の構成などによって多彩に表情を変えます。

毛織物には梳毛糸を使って織られたものと紡毛糸を使って織られたものとがあります。両方とも繊維はウールですが、紡績方法および糸を撚る方向が異なっており生地の持つ特性は非常に異なっています。

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柄の種類から楽しむテーラードジャケット。

一言にチェックといえど、ウィンド・ペインに、グレンチェック、タータンチェック……と格子の幅や重なり方に違いがある。名前の由来も柄発祥の土地や、形を動物に例えたものなどチェックしてみると面白い。今回はメンズジャケット・スーツに使用される定番柄の種類を10種類ピックアップして紹介していく。