Series

機械式カメラ、マニュアルカメラ、クラッシックカメラなどと呼ばれる古い時代のカメラは、機能的に最新式のモノには及ぶべくもありません。しかし今だに愛される、その理由を様々な角度から探るシリーズです。
日本カメラ博物館・学芸員の井口 芳夫氏にローライフレックスやハッセルブラッドなど中判カメラの魅力に迫ったり、ライカに挑む国産カメラを探求したり、ゴールドのローライ35Sへの愛を語ったり、様々な機械式カメラを紹介していきます。

機械式カメラ。名機は色褪せない
ローライ35。遊び心を刺激するフィルムカメラ_image

ローライ35。遊び心を刺激するフィルムカメラ

世にはさまざまな収集癖をもつ人がいますが、我が編集部にも強いこだわりがあるモノ好きがここにひとり。Muuseo Square編集長・成松が自身の愛用品をひっそりと語る連載です。今回は、コンパクトな中に機能がぎゅっと凝縮したフィルムカメラをご紹介します。

カメラの進化が時代を変えた。名機たちは今尚語り継がれる。_image

カメラの進化が時代を変えた。名機たちは今尚語り継がれる。

写真を撮影することが目的ではあるものの、収集対象として高い人気を誇るのがカメラだ。そんな趣味性が高いカメラについて日本カメラ博物館・学芸員の井口芳夫さんに様々な角度からお話をうかがう連載の第一弾。今回は、ピンホールから始まりフィルム、そしてデジタルへと進化したカメラの中で、とくにエポックメーキング──すなわち時代を変えたカメラを挙げてもらった。

合い言葉は「追いつけ、追い越せ」。ライカに挑んだ国産機_image

合い言葉は「追いつけ、追い越せ」。ライカに挑んだ国産機

趣味性が高いカメラについて日本カメラ博物館・学芸員の井口芳夫さんに様々な角度からお話をうかがう連載の第二弾。いまや世界のカメラ市場を制覇している国産カメラ。ただ、国産カメラの発展に大きな影響を与えたのがライカだった。

模倣の中にも個性あり⁉︎ 世界中で作られたコピー品、ライカ型カメラ選_image

模倣の中にも個性あり⁉︎ 世界中で作られたコピー品、ライカ型カメラ選

趣味性が高いカメラについて日本カメラ博物館・学芸員の井口芳夫さんに様々な角度からお話をうかがう連載の第三弾。世界で最も愛されているカメラと言われるライカには、星の数ほど影響を受けた機種…というかコピーカメラが存在する。そんなコピーライカのなかでも、とくに個性的なカメラを紹介していこう。

ローライフレックス、ハッセルブラッド、マミヤ。正方形画面の魅力は無限大。中判カメラをいとおしむ_image

ローライフレックス、ハッセルブラッド、マミヤ。正方形画面の魅力は無限大。中判カメラをいとおしむ

趣味性が高いカメラについて日本カメラ博物館・学芸員の井口芳夫さんに様々な角度からお話をうかがう連載の第四弾。アンティークカメラファンのなかでもとくに、こだわりを持つカメラ好きが興味を惹かれるといわれる中判カメラの魅力を伺った。

デジタル時代に、私はフィルムカメラを選ぶ。「HASSELBLAD(ハッセルブラッド) 500C」。_image

デジタル時代に、私はフィルムカメラを選ぶ。「HASSELBLAD(ハッセルブラッド) 500C」。

この連載では、モノ雑誌の編集者として数多くの名品に触れてきた山縣基与志さんが「実際に使ってみて、本当に手元に置いておきたい」と感じた一品を紹介します。

今回紹介するのは、フィルムカメラ「HASSELBLAD(ハッセルブラッド) 500C」。

フィルムカメラは、デジタルカメラのように撮ってすぐ確認というわけにはいきません。ただ、手間がかかり制約があるからこそ撮影する時に高揚感を感じられるのだと山縣さんは語ります。誰でも写真を撮影でき手軽に加工できるいま、「HASSELBLAD 500C」で撮影をする醍醐味とは。

小さな先駆者、コンタックスT。コンパクトボディに詰まった歴史と美学。_image

小さな先駆者、コンタックスT。コンパクトボディに詰まった歴史と美学。

高級コンパクトカメラという響きに懐かしさを覚える読者も多いのではないだろうか。小型ボディに高性能レンズを搭載し、1990年代にムーブメントを巻き起こしたカメラ群のことを指す。

一大市場を作った先駆者と言われるモデルが、今回取り上げるコンタックスT。

幼い頃からカメラ好きというミューゼオ・スクエア編集長の成松に、当モデルにまつわるエピソードを語ってもらった。

日本カメラ博物館 石王さんインタビュー_image

日本カメラ博物館 石王さんインタビュー

東京都、皇居の近くの半蔵門にある「日本カメラ博物館」。
ここでは、あらゆるところから集められた歴史的名機、名作、珍品のカメラまでが機能別、国別など、カメラの魅力をあらゆる角度から掘り下げ、余すところなく展示されている。
今回は「日本カメラ博物館」の石王さんに取材してきました。