高木 弓 続き
高木弓（Yumi Charraut）の著作「パリが教えてくれたボン・シックな毎日」に掲載されたスナップに、
荒牧 太郎や高田 賢三と一緒にコルネット商会の桃田 有造が写っている。
輸入ファッション業界で､『東の茂登山､西の桃田』という業界の両雄を讃える言葉が残っている。
コロネット商会を創業した桃田有造のこと。
戦後いち早く、欧州の一流ブランドと代理店契約を結び、日本に紹介した伝説的人物。
戦後の日本ファッション界に図り知れない影響を遺した。
また世界のケンゾーが若き日にジャングル・ジャップの名で、
パリで初めてショウを開催し 外国人バイヤーやマスコミの注目を集めたとき、
経費を肩代わりしたパトロンは桃田なのである。
３枚目の画像は、ライセンスブランド『ルチアーノ・フォルネリス』と桃田 有造
さて、高木弓が大の親友という、左端の 荒牧 太郎、
MademoIselle nonnon, Papas のデザイナー
Papas のイメージの原点は、ヘミングウェー
アメリカの小説家アーネスト・ヘミングウェイの生き方が重なり合い創作されたブランド。 パパはヘミングウェーの愛称
そのＰapas のイメージキャラクターを務めた鈴木エドワードは、
私たちJCDとは浅からぬ縁で繋がっている。
ながくなりますので、以降は次章で・・・
