Panama Canal の スーベニールスプーン

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パナマ運河のスーベニールスプーン

15㎝ 程のスプーンで、表面にはゲートウエィの風景が、
裏面には太平洋側のバルボア港からガトゥン湖(運河のために作られた人造湖)を通ってカリブ海側のクリストバル港に至る全長82㎞の地理が刻まれています。

パナマ運河の規模は全長82キロメートル、最小幅91メートル、
最大幅200メートル、深さは一番浅い場所で12.5メートル。

マゼラン海峡やドレーク海峡を回り込まずにアメリカ大陸東海岸と西海岸を海運で行き来できる。  航路は約1/3に短縮された。

スエズ運河を拓いたフェルディナン・ド・レセップスの手で開発に着手したものの、
難工事とマラリアの蔓延により放棄。
その後、パナマ運河地帯としてアメリカ合衆国によって建設が進められ、10年の歳月をかけて1914年に開通した。

閘門(こうもん)式運河で、ガトゥンの三段式閘門、ペドロ・ミゲルの一段式閘門、ミラフロレスの二段式閘門からなる。
クリストバルから運河を11キロメートル航行して人造湖のガトゥン湖に至り、
ガトゥン閘門でガトゥン湖と同じ標高26メートルまで船舶は持ち上げられる。
ガトゥン湖を40キロメートル航行し、
パナマ地峡の背骨である丘陵地帯を掘削したクレブラ堀割に至る。
ついでペドロ・ミゲル閘門で船舶は標高17メートルまで下げられ、
さらにミラフロレス閘門で海水面まで下げられたのち、約13キロメートルの運河を航行して太平洋岸のバルボアに至る。

運河航行に約8時間を要し、1日40隻が限度である。

2002年の実績によれば、年間通航船舶数は13,185隻。
通航総貨物量は1億8782万トン(いずれもパナマ運河庁調べ)。

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