「平和島 骨董まつり」は、かなりの重症でした。  ’22.12.09

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9月に次いで、この12月にも「平和島 骨董まつり」#187 が開催さました。

例によって初日に行ってきたのですが、
ざ~っと見て回る、会場の広さは従前(コロナ前)の 2/3程、
出店者数は、140店程とのことでしたが、
各店の面積が半分ほどに縮小されていますので、とても貧弱な印象を受け、魅力に欠けていました。

とは言っても、来客はそこそこ有る。

直接のひきがねは、コロナ禍による大きな空白と、諸物価高による不景気でしょう。
しかし、それより以前からじわじわと進行していた、e-bayや ヤフオクなどのECトレンドの影響が大きいのではと推測しています。
Webオークションで決済される価格と、出展者(骨董店主)の頭に沁みついている売価の大きな解離が最大の問題点だろうと思います。

良いものを持って行っても売れない。 VS 良いものがないから、買う気になれない・・・。

世情があまりにも大きく変わってしまっています。
骨董店主と顧客双方の価値観を時間をかけて摺合わせ・調整するしかないのでしょう

そして、結局は、出展者(骨董店主)の「あきない」精神が、
「平和島 骨董まつり」復活・再繫栄の基本だろうと考えていいます。

どうでしょう、5~10年ぐらいの歳月が必要なのではないでしょうか?

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