ロブパリとは?
ジョンロブ・パリ(John Lobb Paris)の愛称。
1866年、靴職人だったジョン・ロブ(John Lobb)がロンドンにビスポーク専門店を開設したことが始まり。その後2代目が開設したパリの支店が1976年に経営難でエルメスの傘下に入り、この段階でロンドンとパリとで経営権が完全に分離された。ジョンロブロンドンは「ロブロンドン」と呼ばれる。
1990年代までのロブパリは、無骨でトラディショナルなイギリス人の父と、洗練された雰囲気のあるフランス人の母の間に生まれたような、二国間の特徴を兼ね備えた革靴を生みだしていた。曲線のデザインなどにフランスの洗練されたエッセンスが漂っていたが、21世紀以降はそのエッセンスがさらに色濃くなってきている。