Cambrian period
現存する大半の動物門が出現したとも言われるカンブリア紀に、三葉虫もまた登場しました。この時代に、精密な複眼や硬い外骨格などの基礎的な構造を発達させたこの生物は、ペルム紀の終わりまでの約3億年の長きに渡り、大繁栄を遂げる事となります。
カンブリア紀の三葉虫は一般的に、平坦でかさのない種が多いのですが、そんな二次元的な制約の中でも、その形態は驚くほどの多様さを見せ、我々の目を大いに楽しませてくれます。
アメリカ、中国、モロッコ、欧州などの多種多様なカンブリア紀の三葉虫をご紹介します。