Asteropyge sp.

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ブンデンバッハは三葉虫に限らず、ドイツデボン紀を代表する名産地です。化石化の条件が良かったため、三葉虫だと軟体部が残るものもあります。母岩の粘板岩は、屋根や床に使われるスレートで、紙が高価な中世では、教育の場で繰り返し使えるノートとして活躍していました。現在だとタブレットPCと言ったところです。当産地はファコプスの仲間が多く流通していますが、当標本はアステロピゲの仲間になります。

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    Trilobites

    2021/08/02 - 編集済み

    Hunsrück Slateは、Chotecops以外の種類の入手難易度が高く、一般では頑張って本種位しか入手できませんね。以前は、Asteropyge sp.と呼ばれていましたが、近年はRhenops cf.anserinus(RICHTER,1916)で一旦落ち着いた状況のようですね。これも仮称みたいなものなので、また変更されるでしょうが。建材としては、近年は見かけないので工業的な切り出しはされていないと思いますが、Hunsrück Slateの黒系の質感は素晴らしく、床材として乱形張りで敷き詰めたい願望が残っています。

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      tatsutoy

      2021/08/03

      種名ご教示頂き、有難うございます。建材含め新規の採掘はされていない場所だと思います。このスレート母岩は指ではじくと、「カーン」と硬質な音を立てて良い響きですね。床を天然ブラックスレートで敷き詰める構想とは何とも豪華です。

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