- tatsutoy Museum
- 1F Cambrian period
- Modocia whiteleyi
Modocia whiteleyi
Elrathiaと共にユタ州を代表する三葉虫、Modocia属は種類が多く同定が難しいです。Modocia属の種名特定を更に困難にしているのは裸名の存在です。一見、正式な学名に見えてもその実、記載事項が不十分で、学名に至っていない名前がこのModociaには多く与えられてしまっています。入手時、Modocia weeksensisだったのですが、これは裸名でした。採取地の名称が充てられおり、それっぽいのですが、どうやらM whiteleyiの模様です。
誤っていた場合はご指摘下さい。
ちなみにこの標本、両頬が後加工で母岩に貼り合わせていました。
Trilobites
2022/04/02 - 編集済みM.weeksensisは仮名なのかとは思っていましたが、私は所有標本をM. hewliscaで登録してました。幾つからタイプがある種類とされますが、細かい違いは、さっぱり分からないので、その分派なのかもしれませんね。
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tatsutoy
2022/04/033つ共に同じ種類の三葉虫みたいです。同じなのか違う種なのか良くわからないところがModocia属の特徴かもしれません…
https://kuscholarworks.ku.edu/handle/1808/8543
カンザス州立大学の論文、Page31右下に以下記載がありました。
Specimens of this species are illustrated commonly on the Internet as either Modocia hewlisca or M. weeksensis, both of which are
taxonomically invalid names (nomina nuda).
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