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- 1F Cambrian period
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Elrathia alapyge
三葉虫化石の代表種であるElrathia kingiiがアメリカユタ州Wheeler層で見つかる唯一のElrathiaであるのに対して、Marjum層からはE. kingii, E. alapyge, E. marjumiの3種が見つかります。Elrathiaの種の同定は専門家でも困難であり、幼体や成体が入り乱れる様な化石だと、更に識別は困難です。かつてElrathiaの事を専門家が「ごみ箱属」と呼称したほど、どれも同じに見える玄人泣かせの三葉虫です。
Trilobites
2022/02/14 - 編集済み3種類の中では一番数が少ない種類ですね。本種の大きい個体を見た事が無いのですが、marjumiなど他種とされるものの幼体とかの可能性も疑いたいですね。
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tatsutoy
2022/02/14ご指摘の通り、これら3種のElrathia達は、単に成長ステージの違いや何らかの環境による小さな差異だけで、同種の可能性も否定出来ない位似ていますね。なかなか注目されないので研究が進むのかどうか待ちたいところです。