Asteropyge sp.
ブンデンバッハは三葉虫に限らず、ドイツデボン紀を代表する名産地です。化石化の条件が良かったため、三葉虫だと軟体部が残るものもあります。母岩の粘板岩は、屋根や床に使われるスレートで、紙が高価な中世では、教育の場で繰り返し使えるノートとして活躍していました。現在だとタブレットPCと言ったところです。当産地はファコプスの仲間が多く流通していますが、当標本はアステロピゲの仲間になります。
Devonian
Hunsrück Shale
Bundenbach,Land Rheinland-Pfalz,Germany
Asteropyge sp.
tatsutoy