ミミガイ科
いわゆる「アワビ」「トコブシ」の仲間です。トコブシはトコブシという種がいるのですが、ずばり「アワビ」という和名の種はなく、「〜アワビ」という種が数十種、日本には数種類記載されています。
Haliotis属のみの一科一属扱いとすることが多いです。ほとんどが浅海棲で、食用になります。といっても消費の大半は東アジアなので、日本には世界中から多種多様なアワビが輸入されてきます。また、美しい真珠層があるため、殻は装飾品関係にも利用されています(この場合は英語名から「アバロンシェル」などと呼ばれます)。