Ampyx priscus

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Ampyx priscus
Fezouata Formation, Morocco
Lower Ordovician
前方への棘〜尾部: 38mm
全長: 約60mm

前方への長い棘と、長い頬棘が特徴です。眼は無く、遊泳性と考えられている種類です。類似種のLonchodomasは体節が5つですが、本種は6つです。
棘は管状の構造で、プレパレーションの際に上面が飛んでしまってネガの様になってしまう事が多いのです。この標本では、右頬棘はまさにその通りなのですが、他の2本の棘はほとんどが立体的に保存されているのが良いところです。
また、Bathycheilusが共産しています。全体として三葉虫が列をなしている様に見えます。もっと長く明瞭に列をなして産出することもあり、三葉虫が集団行動をしていた証拠だと考えられています。

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