Weeks formation

Weeks formation

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当館では、基本的には時代別に三葉虫を紹介していますが、ある程度数が集まった産地の種については、Formation (累層) 別にも紹介していこうかと思います。

こちらでは、アメリカのウィークス累層 (Weeks formation) の三葉虫群を紹介します。ウィークスはカンブリア紀の中では年代の新しい産地であり、比較的深い海に生息していた生物を多数産する代表的なラガシュテッテであります。

ここで産出する三葉虫は、小ぶりながらも独特の形態を持つ種が多く、閉鎖産地でもあることから蒐集欲を掻き立てます。更に、赤色若しくは黄色の母岩に、黒い色合いの標本本体というコントラストが実に鮮烈であり、現在も多くのコレクターを惹きつけて止みません。

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    Trilobites

    2023/03/26

    Muuseoは、時代毎だけでなく、累層毎の展示も同時に出来るので、活用できますね。

    Weeks累層でのまとめなど、コレクターでも出来ない方のが多いと思いますので、全てを所有していなくても、超希少種を入手出来ているコレクターならではの企画ですね。また累層でまとめた場合は、三葉虫以外も展示できるメリットもあります。

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  • 差し当たり、数が集まったMuch Wenlock limestone Starfish beds, Mckay, 福地, Sanduあたりを登録していこうかなと考えています。何の脈絡もない上に、一部累層でないものもありますが‥。

    Weeksは、あとはさすがにCedariaと、それから何よりCoosellaを入手したいと思っています。前者はいい感じのが見つかりましたが、後者はこれぞというものがまだ見つかりません。
    なるほど、三葉虫以外も一緒に展示するというのは、あまり頭にありませんでした。三葉虫以外の標本はそう多くはないのですが、そちらの方が、地層の特徴がわかって面白いと思いますし、もしも今後数集まれば考えてみようと思います。

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