コモンダカラNo23

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名前 コモンダカラ

<殻長>
約10.3㎜~71.3㎜

<分布>
房総半島以南、山口県以南~インド洋、太平洋

<生息環境>
潮間帯~水深30mの岩礁(主に潮間帯付近に生息、水深10m以深は稀)

<特徴>
殻は重厚で幅広い紡錘形である。
殻背面は黄茶で茶色の班が入り、その上に白い斑点が全体に散在する。
側面に茶色の細肋が入り、腹側面までまわり込む。
通常、腹面の左右の縁には茶色の大斑紋が入る。
歯は強く刻まれ、殻口から側縁まで茶色の細線が入る。

<殻の変異>
細長い個体から幅広い個体まで色々ある。
腹面の茶色の班は左右両脇にあるもの、片方だけのもの、班の無いものまである。
側面のから殻口に向かって放射状に入る茶色の細線が無いものもある。
個体によって腹面に茶色の斑点が入るものも有る。
極めて稀だが、背面の殻表が微顆粒状になる個体も有る。
大きさも普通は40㎜ほどだが、稀に10㎜程度のから50㎜以上のものまである。

とのことです。

色々とタイプが有るみたいですが、腹面の左右に茶色い大斑紋が有るので、これは『コモンダカラ』で良いと思います。

参考文献『タカラガイ・ブック』池田 等/淤見 慶宏 成山堂書店
P148、149

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