Spathacalymene nasuta

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カリメネは、時代や産出地が違っても基本的に同じ形態ですが、この種類は一目で区別できる大きな吻を持っています。吻の使い道は謎ですが、幼体ではそれ程は発達しておらず、成体となって立派な吻となる事が知られています。本種の希少性は、幼体はまだ少しは入手可能ですが、成体の完全体は産出量が極めて少なく世界にも数えるほどしかありません。当然コレクター憧れの種類で、カリメネにこれ程の金額を出せるかと思うほどの高額種として知られます。

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    Trilobites

    2020/06/26

    ORM 2019年12月04日 19:45
    確か以前、直接拝見させて頂いた標本でしょうか。
    確かに幼体であれば、Fossileraなどで置いてあるのをみかけますね。幼体もそれ相応に高価ですが、50-60mmを越えるような標本は相当な高額になる種ですよね。カリメネの中でもかなり巨大で、色合いも綺麗で、何よりヘラが興味深く、マニアに好まれる種だと思います。これも羨ましい標本ですね。

    2019年12月04日 21:45
    > ORMさん 
    以前見て頂いた標本です。これもMF祭りで無理して落とした標本です。当時は2個体が放出されましたが、この機会が無ければ私なんかが入手出来る事は無理だった種類でしょう。背軸が少し色が違って見えると思いますが、ブラックライトを当てると補修とわかります。それを受入れても希少さに変わりはありません。

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