Eremiproetus sp.

0

実物を見るとProetida(目)とは思えない大きさに先ず驚きます。長い頬棘だけでなく側葉にも長くてしっかりとした棘があり、中軸部にも短く鋭い棘が並んでいます。新種でありEremiproetusという属名も仮であると思うのですが、比較対象となる個体が見当たらないため、正解が分からない個体です。

Default
  • File

    ktr

    2 days ago - 編集済み

    ざっと見たところ、Xiphogonium とごっちゃにされてる感はありますが、中軸のトゲは決め手になりそうですね。
    ちなみに属名は、Eremiproetus も Xiphogonium もボヘミア産のものから借りているようです。
    Barrande の1852年の図版集の16図、17図あたりに絵が出ています。

    返信する
    • File

      Trilobites

      2 days ago

      図番集は万能ですよね。モロッコでは新種でも既に記載されているところは、未だに侮れない存在です。Eremiproetusで良いと思いますが、Xiphogonuumも大きな個体が見つからないので、実際は中軸の棘があったのかもしれないですし、剖出技術も左右している気もしております。いつ記名がされるか分からない個体ですが、気長に待ちたいと思います。

      返信する