今月の三葉虫(2023-2024)
何となく気が乗らず購入ペースは落ちていて、コレクション総数は増えてもCode800点に届いてません。年々、供給元が少なくなり、気になる標本が減ってきている事や、標本の質が落ちてきているも確実にあると思っています。自宅を建てた際にコレクションを置く部屋が許されず、サテライトオフィスに借りている一室に標本を管理していますが、結局眺める時間が無く、Muuseoでしか自身のコレクションを見ていません。 (No,157)Dec.BOL/DEV 【TRI-345】Schizostylus brevicaudatus Schizostylus brevicaudatus https://muuseo.com/trilobites/items/618 Trilobites (No,156)Sep.USA/DEV 【TRI-493】Viaphacops sp. (aff. bombifrons) Viaphacops sp. (aff. bombifrons) https://muuseo.com/trilobites/items/617 Trilobites (No,155)Oct.MAR/DEV 【TRI-732】Eremiproetus sp. Eremiproetus sp. https://muuseo.com/trilobites/items/616 Trilobites (No,154)Sept.USA/CAM 【TRI-758】Kochina sp. Kochina sp. https://muuseo.com/trilobites/items/615 Trilobites (No,153)Aug,GER/DEV 【TRI-638】Treveropyge rotundifrons Treveropyge rotundifrons https://muuseo.com/trilobites/items/614 Trilobites (No,152)July,BOL/SIL 【TRI-699】Leonaspis chacaltayana Leonaspis chacaltayana https://muuseo.com/trilobites/items/613 Trilobites (No,151)June,2024 CHN/CAM 【TRI-120】Bat stones Bat stones https://muuseo.com/trilobites/items/612 Trilobites (No,150)May,2024 CAN/SIL 【TRI-466-2】Acernaspis orestes Acernaspis orestes https://muuseo.com/trilobites/items/610 Trilobites (No,149)Apr,2024 PRT/ORD 【TRI-756】Nobiliasaphus Delessei Nobiliasaphus Delessei https://muuseo.com/trilobites/items/608 Trilobites (No,148)Mar,2024 USA/CAM 【TRI-504】Amecephalus piochensis Amecephalus piochensis https://muuseo.com/trilobites/items/605 Trilobites (No,147)Feb.2024 ITA/PER 【TRI-757】Pseudophillipsia sp. Pseudophillipsia sp. https://muuseo.com/trilobites/items/602 Trilobites (No,146)Jan.2024 GER/DEV 【TRI-751】Nyterops yetieifliensis Nyterops yetieifliensis https://muuseo.com/trilobites/items/601 Trilobites (No,145)Dec.2023 RUS/ORD 【TRI-547】Pterygometopus angulatus Pterygometopus angulatus https://muuseo.com/trilobites/items/597 Trilobites (No,144)Sep.2023 ITA/CAM 【TRI-754】Dolerolenus zoppii Dolerolenus zoppii https://muuseo.com/trilobites/items/595 Trilobites (No,143)Oct.2023 MAR/ORD 【TRI-725】Symphysurus sp. Symphysurus sp. https://muuseo.com/trilobites/items/594 Trilobites (No,142)Sept.2023 MAR/DEV 【TRI-755】Acanthopyge sp Acanthopyge sp. https://muuseo.com/trilobites/items/593 Trilobites (No,141)Aug.2023 USA/SIL【TRI-728】Cybantyx(Illaenus) insignis Cybantyx(Illaenus) insignis https://muuseo.com/trilobites/items/592 Trilobites (No,140)July.2023 KOR/ORD 【TRI-308】Dolerobasilicus yokusensis Dolerobasilicus yokusensis https://muuseo.com/trilobites/items/591 Trilobites (No,139)June.2023 PRT/ORD 【TRI-749】Selenopeltis gallicus Selenopeltis gallicus https://muuseo.com/trilobites/items/589 Trilobites (No,138)May.2023 MAR/DEV 【TRI-548】Lepidoproetus lahceni Lepidoproetus lahceni https://muuseo.com/trilobites/items/584 Trilobites (No,137) Apr.2023 SWE/ORD 【TRI-711-2】Eobronteus laticauda Eobronteus laticauda https://muuseo.com/trilobites/items/580 Trilobites (No,136) Mar.2023 MAR/CAM 【TRI-753】Richteros(Perrector) falloti Richteros(Perrector) falloti https://muuseo.com/trilobites/items/572 Trilobites (No,135)Feb,2023 MAR/ORD 【TRI-422】Parabathycheilus gallicus Parabathycheilus gallicus https://muuseo.com/trilobites/items/570 Trilobites (No,134)Jan,2023 RUS/PER 【TRI-551-2】Pseudophillipsia artiensis Pseudophillipsia artiensis https://muuseo.com/trilobites/items/569 Trilobites
ktr
2024/04/01 - 編集済みこれは1822年にブロンニヤルが Ogygia desmarestii として記載している、まさにその種類ですね。
まさかここでお目にかかれるとは思っていませんでした。
こういうのを博物館級というんでしょうねえ。
いやはや、すごいものを見せていただきました。
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Trilobites
2024/04/01 - 編集済みktrさんが、一年ほど前に購入不可の種と「三葉虫の旧分類」に記事を書かれていましたね。私も本種というかCanelasの三葉虫を入手できるとは思っていませんでした。本種も1822年記載とは、三葉虫研究黎明期を代表する種類の一つなんですよね。標本と関係ないですが、このスレートを触ってみると建材として良いものだなと実感できます。
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trilobite.person (orm)
2024/04/06 - 編集済み尾部の先からチョンと一本の棘が出ているのが、アクセントになっていていいですね。黒く艶のある頁岩に、ゴーストのような白い本体が、一種の絵画のようで綺麗ですね。20cmとの事、迫力も凄そうです。
ところで、本種について全然知らずちょっと教えていただきたいのですが、本種はCanelas以外でも産するのでしょうか?それともCanelasのみで産出するlocalな種なのでしょうか?
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Trilobites
2024/04/07 - 編集済み大きな標本は、置き場所の問題で敬遠がちですが、この標本はCanelas産という事で、次は無い可能性はあるので、迷わなかったです。Canelas以外で産出するかですが、検索すると産出はしてそうですね。現物を見た事は無いので、数は少ないのかもしれませんが。Nobiliasaphusの仲間では一般的なnobilisは、他のポルトガル産でも珍しくも無いですが、本種が他のポルトガル国内産地でも少数派だったのかもしれません。巨大な個体が発見されるCanelasは、寧ろ特殊な環境だったのでしょうか。
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trilobite.person (orm)
2024/04/07なるほど他でも産出し得るものの、いずれにせよ、ごく少数なのかもですね。Eifelとモロッコデボンなどの比較でも然り、三葉虫はちょっとでも地域がずれると、産する類似種のサイズ感が何故か変わるので、不思議で面白いところです。年始にO氏のところを訪ねた際、Trilobitesさんがポルトガルの三葉虫をオーダーしたという話をチラリと耳に挟みましたが、この標本のことでしたか。Canelas産は他に市場でみた事はなく、特別な機会がなければ個人では入手不可能でしょうね。非常に貴重な標本を見せて頂きました。
Trilobites
2024/04/07O氏の所にあった巨大なN.nobilisのネガが出てきたら検討しますとしていたのですね。先月、見てきた際に他の標本に目移りして見送ってしまいましたので、まだO氏のコレクションのままです。こちらの標本は、O氏がSainte-Marie-aux Mines 2023に行った際に現地で買いつけてもらったんです。
ここで話すのもなんですが、先月O氏の所に行った際に立松コレクションの北米分がまとまって放出されていましたので、購入してました。まだ散逸する前に良い個体は抑えに行かれると良いと思います。
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