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- 4F デボン紀
- Morocops granulops
Morocops granulops
言わずと知れたHamar Laghdadの赤い三葉虫です。有名プレパレーター・ハミー氏の標本で、この産地の特徴である深緑の複眼も非常に美しく剖出されています。Orthocerasや他の小さな生物の残骸も残したジオラマ風標本になっています。
外殻が赤くなるのはもともとの外殻組織に取って代わったシリカが周辺の鉄化合物によって赤く染色されたためです。一方、複眼の元々の組成とされる方解石はシリカへの置換が起こりにくく方解石のまま維持されたことで、体表と色の違いが生じたことが示唆されています。(三葉虫の複眼が方解石であったという説には異論もあります。)
大変ユニークで魅力的な産地ですが、残念ながら既に枯渇状態で、標本を見る機会はこの数年でも減ってきているのを実感しています。
#三葉虫 #trilobite #化石
Trilobites
2024/11/09 - 編集済みこの産地の標本が登場した時の驚きを覚えています。想像もしていなかった赤いモロッコ産三葉虫に直ぐに私も虜になりました。非常に限定的な産地というのもコレクター心を刺激しますよね。
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xiu_trilobite
2024/11/09 - 編集済み私がコレクションを始めた時には既にHamar Laghdadが終息期に入っていたのですが、最初は驚きをもって迎えられたのは想像に難くないです。最近だとZiregの紫色っぽい三葉虫も気になっていて、さすがにモロッコは底が知れないですね。
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trilobite.person (orm)
2024/11/10 - 編集済みモロッコの産地の多くは、実は枯渇状態からは程遠いのだという話もありますが、この産地だけは本当に枯渇間際〜枯渇と聞きますね。この標本は標本自体の質の高さもさながら、オルソセラス同居標本であるというのが素敵です。
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xiu_trilobite
2024/11/10ありがとうございます。もともと小さな産地だったことに加え、この産地の標本は高価ですから、枯渇に至る期間も他よりだいぶ短かったかもしれません。そう考えるとコレクターとしては少々複雑な気持ちになります。
Shimomotoyama3
2024/11/20 - 編集済みいつもフォローやいいねなどありがとうございます。この三葉虫、非常にかっこ良いですね
酸化鉄のような赤色に、複眼の状態も実に素晴らしいです
私情になりますが、私の収集活動は考古古美術関係ばかり情熱を燃やしてきましたが、ここ半年程から化石(特に海性生物)へ急激に傾きつつあります
来年はこういう状態の良い三葉虫等を入手できれば良いなぁと思っていますが、今更難しいかもしれません
しかし全く三葉虫の事は素人ですが、今後勉強できればと思います
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xiu_trilobite
2024/11/21 - 編集済みコメント下さりありがとうございます。同好の士が増えることを大変嬉しく思います。先日Labに掲載されていた考古資料の法的扱いについてのコラムは、古い物を収集している身ながら全く知らなかったお話で新しい視点が与えられる大変面白い内容でした。(コメントしようか迷ったのですが、素人過ぎて憚られました。)これからもコレクションの公開楽しみにしております。
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