Schizostylus brevicaudatus

0

成体でも大きくならなかった種類の様です。一番の特徴は、先端に吻というより角のような尖りがある事かと思います。ファコプスでは珍しく背軸部に棘も確認でき、短くとも鋭い頬棘も持っています。ボリビア産は、Calmoniidae科に偏りがあるので、同じような種類ばかりに見えてしまいますが、本種は非常に特徴がはっきりしているので、見分けがしやすい種類です。

[Left side:Positive/Right side:Negative]

Default
  • File

    xiu_trilobite

    3 days ago - 編集済み

    こんなに尖った角がついた種類だとは知りませんでした。多くの標本は角を失っていて、これまで他のCalmoniidaeと区別できてませんでした。
    一見モロッコニテスによく似ていますが、背中の短い棘も尾部の近くなるにつれて明確で他種との違いが分かりやすかったです。

    返信する
    • File

      Trilobites

      3 days ago - 編集済み

      尖った吻(角)は、モロッコニテスみたいな長さは無いですが、触ると痛そうな鋭さはあった種類です。吻は無くても上から見ると三角に近いラインなので、比較的見分けがしやすいです。背中の棘の方が残っている標本が少なく思いますが、小型の種類なので見えにくいのと、ノジュールのネガ側に棘が残ってしまうので、分かり難いです。

      返信する