Viaphacops sp. (aff. bombifrons)

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オクラホマ州デボン紀では、主流といえるHaragan累層より少し後の時代になるBois d' Arc累層より産出するViaphacops。何故かHaragan累層からは産出していません。Viaphacops bombifrons (Hall,1961)という記載された種がいたのですが、再び属名を失っている理由も謎であります。Kainops raymondiとは複眼の縦列が明らかに少なく明確に区別がつくのですが、Paciphacops campbelliとの比較において頬(Genal angle)がViaphacopsの方が尖っているというのが一番分かりやすいのではと感じますが、種類を分ける程の差があるのだろうかというのが正直な感想です。

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    trilobite.person (orm)

    9 days ago - 編集済み

    このあたりの些少な違いになってくると、本当に種の差異なのかどうか怪しくなってきますね。入手して調べてみたいものですが、そこまで中々標本をカバーできる余裕がなさそうです。Viaphacopsといえば、Orondaga limestone fmというあまり聞き馴染みのない産地の、よく分からないViaphacopsを少し前に入手しました。調べ始めたはいいものの特にこれといった情報がなく、そのまま放置していたところでした。見栄えのしない地味な標本ですが、そのうちupしようと思います。

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      Trilobites

      8 days ago

      オクラホマのViaphacops、小さ過ぎる個体が多く、Paciphacopsの幼体なだけではと勝手に思っていました。今回、bcmの大きめな個体を入手出来たので、公開してみましたが、印象は今までと変わらないです。

      私も謎のNY産とされる大きなViaphacopsをMF祭りで入手して、そのままの標本があります。情報が少なすぎて、公開に踏み切れてません。

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