Trimerus delphinocephalus

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体が大きく、表面がなめらかなホマロノタス(Homalonotinae)の仲間は世界中で見つかります。層序範囲がシルル紀後半からデボン紀初期と狭いため、地層の年代を計測するのに役立った種類です。 標本を見ても、他の種類の三葉虫と区別がつき易いです。ホマロノタスの仲間は、このトリメラス以外に、ディプレウラ、ブルメステリア、パラホマロノタスなどがいます。

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    Trilobites

    2021/08/16 - 編集済み

    小型種の多いシルル紀にあって巨大化した種類の一つですな。名前は変われどデボン紀まで生き残っていきますので、シンプルな形状は環境の変化に強く、理にかなっていたんでしょうね。この形状でダンゴムシの様に丸くエンロールする事も出来たので、他の種類より生存しやすいグループだと思っているのですが、どの時代でも余り多産しないのは、また不思議なところです。

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      tatsutoy

      2021/08/17

      体は大きくても、死後もろかったのでしょうね。完全体で残る事が
      少なかったのかもしれません。

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