Gabriellus sp. & unidentified organism

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カナダのブリティッシュコロンビア州の、アタングループ (Atan Group) で産出するガブリエルスの一種 (Gabriellus sp.) です。

オレネルス科ではあるものの、属レベルではガブリエルス属であるように、通常のオレネルスとはやや異なる雰囲気の見た目をしています。特に、一般的なオレネルス (属) の半円状の頭部とは異なり、頬棘の付け根が前方に移動しており、五角形〜菱形の頭部を持ちます。

近年は市場で見かける機会が少なくなった種ですが、他のオレネルス同様に体のパーツが極めて保存されづらい為、大型で良質な個体は、過去には高価格で取引されておりました。

この標本では、三葉虫の右下に隔壁状の体と吻のような構造を持つ、ワームのような生物が共産しており、それがまた面白くあります。

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  • 1. 魅惑の三葉虫 2019年05月25日 20:57
    遂にGFMもHPを閉鎖してしまいましたし、今後は入手できる機会は激減しますので、大量放出(とはいっても10数体かな)で値下がりした時に購入できていたのはラッキーでした。元々の金額が少し価格操作で高額過ぎた気はしていましたので、最後の方の価格が適正だったのではと思います。金額の話とは別に大型のオレネルス特有の存在感があるのが本種でしたので、三葉虫の原点の美しさを堪能するには良い事例だと思います。オレネルス特集ができるくらいORMさんのオレネルスコレクションは充実してますから楽しみにします。
    2. trilo orm 2019年05月26日 00:57
    >>魅惑の三葉虫さん
    この種に関しては、今が最後のタイミングという感はありますね。trilobite design italiaなどでも扱ってるようですが、中々それなりに高額です。
    オレネルスはサイズと保存状態が、他の種々より一層モノを言う種だなぁと思います。保存状態の良い大きなブリストリアとか、本当に格好いいですよね。
    オレネルス特集は、もう少し集めてからにしたいと思ってますが、あまり期待せずに待って頂けたらと思います。

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