リューズとは?

竜頭(りゅうず)とは、時計のゼンマイの巻き上げや時刻・日付調整などを行う、ケース横に取り付けられた突起した時計の主要部分のこと。機械式時計にはゼンマイがあり、竜頭で巻き上げることにより稼働する。そのため、機械式時計の場合には毎日定時に竜頭を巻く必要がある。
語源は「龍頭」で、日本の時計用語。英語圏などでは、王冠を示す「クラウン(Crown)」または「クローネ(Couronne)」と呼ばれている。「リューズ」または「リュウズ」とカタカナで表記されることが多い。

READ MORE

オメガ「フライトマスター(前期型)」&「シーマスターダイバー・クロノグラフ120m(ビッグブルー)」。とにかくデカくて厚くて重い!それでも装着したくなる時計とは。_image

オメガ「フライトマスター(前期型)」&「シーマスターダイバー・クロノグラフ120m(ビッグブルー)」。とにかくデカくて厚くて重い!それでも装着したくなる時計とは。

数多くあるオメガシリーズの中でも抜きん出てインパクトのある、フライトマスター(前期型)とシーマスターダイバー・クロノグラフ120m(ビッグブルー)。時計好きの間では「デカ厚時計」とカテゴライズされるこの2本の魅力を、愛用しているミューゼオ・スクエア編集長が今改めて語ります。とにかくこのサイズと重さ、並じゃない!

修理に重きを置くアンティークウォッチ専門店「ケアーズ」。時計の先に見据える想いとは。_image

修理に重きを置くアンティークウォッチ専門店「ケアーズ」。時計の先に見据える想いとは。

アンティーク時計を取り扱うお店の中でも、修理やオーバーホールに力を入れているのが森下に本店を構える「ケアーズ」。販売した腕時計を自らメンテナンスするこだわりと、取り扱う腕時計について服飾ジャーナリストの倉野さんに解説していただきました。

身に付けたいのは歴史と哲学。スイスの機械式腕時計ブランド辞典_image

身に付けたいのは歴史と哲学。スイスの機械式腕時計ブランド辞典

「小さな宇宙」と表現されることもある機械式時計。登場から200年以上経ち、スマートフォンで時間を確認できるようになったいまでも変わらない姿で人々に愛されている。その理由は、40mmほどのケースの中に英知の結晶ともいうべきものづくりのこだわりが秘められているからではないだろうか。

この記事では、いずれも長い歴史を持つスイスの機械式時計メーカーをピックアップ。一生を共にする時計が見つかれば幸いだ。

仕組みで選ぶ機械式時計。自動巻き時計と手巻き時計のメリット・デメリットとは?_image

仕組みで選ぶ機械式時計。自動巻き時計と手巻き時計のメリット・デメリットとは?

精度や取り扱いのしやすさならば機械式時計よりもクオーツ時計の方が優っている。それにもかかわらず機械式時計が人々に愛され続けているのは、チクタクという時計の音に耳をすませたり、自分の手で毎日ゼンマイを回すという持ち主と機械の関わり合いが存在するからではないだろうか。

この記事では機械式時計の機構にスポットライトを当て、自動巻きと手巻きそれぞれの仕組みやメリット・デメリットを見ていきたい。

個性豊かなバブルバックが揃う。老舗のアンティーク時計店「プライベート・アイズ」の筋の入ったこだわりとは。_image

個性豊かなバブルバックが揃う。老舗のアンティーク時計店「プライベート・アイズ」の筋の入ったこだわりとは。

JR埼京線「板橋駅」、都営三田線「西巣鴨駅」から徒歩5分。昭和の街並みを残す北区滝野川に老舗のアンティーク時計店があります。それがプライベートアイズ。Instagramのフォロワーは7000人を超え、海外からお客さんも訪れるという実力店を取材しました。

元建築士が営むミリタリーウォッチの聖域。アンティーク時計店「Curious Curio(キュリオスキュリオ)」。_image

元建築士が営むミリタリーウォッチの聖域。アンティーク時計店「Curious Curio(キュリオスキュリオ)」。

華やかなトップブランドが軒を連ねる表参道。そこから10分ほど歩いた閑静な住宅街にアンティーク時計店「Curious Curio(キュリオスキュリオ)」はあります。

オーナーの萩原秀樹さんは、建築士からアンティーク時計店に転身した異色の経歴の持ち主。ミリタリーウォッチを中心とする独自のセレクトについて、服飾ジャーナリストの倉野路凡さんがインタビューしました。

複雑系文字盤に魅せられて:ヴィンテージウォッチ専門店スタッフの私物時計 _image

複雑系文字盤に魅せられて:ヴィンテージウォッチ専門店スタッフの私物時計

ヴィンテージウォッチに魅せられ仕事にしてしまった人たち。仕入れをしたり、修理をしたり、販売をしたり。日々数多くのヴィンテージウォッチに触れる彼ら彼女らはどのような時計を愛用しているのだろう。

本企画では、ヴィンテージウォッチ専門店のオーナー・スタッフの私物の時計を紹介します。ヴィンテージウォッチとの出会いは一期一会。ご縁があれば手元に置いておきたい時計も聞きました。

今回はヴィンテージウォッチ専門店「キュリオスキュリオ」オーナー萩原秀樹さんにお話していただきました。

これからの時代に輝きを増す「ALPINA B3」_image

これからの時代に輝きを増す「ALPINA B3」

2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤーで選考委員を務め、『10年10万キロストーリー』をはじめとするクルマに関する数々の著書を執筆、国内外のモータースポーツを1980年代後半から幅広く取材されている自動車ジャーナリストの金子浩久氏。当連載では、そんな金子氏が「99%のクルマと、1%のクルマ」をテーマに、過去・現在・未来のクルマについて解説していきます。

今回は、ドイツの自動車メーカー「アルピナ(ALPINA)」のB3について。どうやらアルピナのビジネスモデルには、未来のクルマの在り方が見えるようです。

機械式時計を分解!その構造を覗いてみました_image

機械式時計を分解!その構造を覗いてみました

時計修理の専門学校に通う時計師の卵です。この連載ではわずかな空間で広げられる“小宇宙”とも言える腕時計の世界を、自分の拙い経験の中から見えてきたことや専門家の方々にお話を伺うことで腕時計の魅力を伝えていきたいと思います。

職人に尋ねる、腕時計のオーバーホール_image

職人に尋ねる、腕時計のオーバーホール

購入した後のアフターケアをしっかりすれば、世代を超えて使える耐久性に優れたアンティークウォッチたち。しかし、馴染みのショップがない人はどうやってメンテナンスすればわからない人も多いのでは?

今回、腕時計を末長く愛用するために必要不可欠なオーバーホールについて、服飾ジャーナリストの倉野さんと、アンティーク時計専門店「ホロル・インターナショナル」の店主、廣江さんに教えていただきました。

RECOMMEND

お店の内装はすべてDIY。“個人商店”の魅力を発信し続ける十条の古着屋「PEG」_image

お店の内装はすべてDIY。“個人商店”の魅力を発信し続ける十条の古着屋「PEG」

北区・十条には、街の人たちから愛されている古着屋がある。


お店の名前は「PEG(ペグ)」。この地に根を張り、早10年。オーナーの冨田広志さんは、古着を愛し、個人商店を愛し、そしてこの街を誰よりも愛している熱い人物だ。

第一回 はじめまして。いち素人ですが、靴を作っています。_image

第一回 はじめまして。いち素人ですが、靴を作っています。

なんとなく靴作りを始めてみた、いち素人です。この連載では、履ける靴を一足仕上げるまでをドキュメントスタイルでお伝えしていきます。

靴制作の過程を見てもらう中で、靴マニアじゃなくても「なぜ、いい靴はこんなにも高いのか?」の疑問、さらには靴を愛したくなるヒミツがわかってもらえるのではないかと思います。

靴の裏側(というと大げさですが)がわかると、靴を見るのが楽しくなる!(購入に至るか否かはまた別の話…) まずは、僭越ながら、私の自己紹介と靴作りの魅力をお伝えします。

知っているようで意外と知らない。家具メンテナンスのいろは_image

知っているようで意外と知らない。家具メンテナンスのいろは

ダイニングテーブルや椅子、キャビネットなど、自宅にある家具には木を加工して作られているものや、そこに布地やレザーなどの異素材を組み合わせてあるものが多い。

天然素材である以上、素材の味わいを楽しめることと経年劣化をしてしまうことは表裏一体。

そして、家具はあくまで生活を豊かにするための道具なので、愛用すればするほど、汚れたり傷が付いたりしてしまうのは仕方のないことだ。

だからこそ、洋服や革靴と同じように日頃のちょっとしたメンテナンスが大切。適度なケアで良い状態をキープすれば、気持ち良く長く使い続けることができる。

そこで、今回は家具リペアの達人であるFizz Repair Worksの代表・西原弘貴さんにお願いし、家庭でできる簡単なメンテナンスと揃えておきたいケア用品を教えていただいた。

小さき世界に輝く。磨きと彫りの職人技とは。_image

小さき世界に輝く。磨きと彫りの職人技とは。

東京の閑静な住宅街の一角。『DAIZOH MAKIHARA』の表札が掛かったアパートの一室が牧原氏の工房だ。部屋の中にお邪魔すると、工具や大型の切削マシン、旋盤、図面などがずらりと取り揃えられている。
ここは牧原大造氏の住居兼工房だ。改めて紹介すると牧原氏は“時計製作師”という一風変わった肩書きを名乗っている時計師だ。前回も書いたが、”時計師”という言葉を使う時、その仕事内容は2つに分けられる。1つは時計の修理を専門とする時計修理師。そしてもう一つは時計の設計や組み立てなどの製作を自らの手で行う独立時計師。牧原氏は海外から調達した時計のムーブメント(メカ部)をベースに磨きや彫りを施すことから、仕事の内容としては時計の製作、どちらかというと後者に近い。
前回は彼が“時計製作師”になるまでのプロセスを紹介したが、今回は、精緻さと大胆さが求められる、そして牧原氏が最も得意とする磨きと彫りの手仕事にクローズアップしてお届けしたいと思う。