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革靴通は知っている、基本の革靴3製法。
革靴の代表的な製法である、グッドイヤー・ウェルテッド製法、マッケイ製法、ノルウィージャン製法。全体重の負荷がかかる靴底部分をいかに縫い、接着するか。この底付けの製法によって靴の強度、はき心地にまで違いが出てくる。それぞれの製法の違い、特徴を解説していこう。目次グットイヤー・ウェルテッド製法マッケイ製法ノルウィージャン製法グットイヤー・ウェルテッド製法元来の手縫いの手法(ハンドソーン・ウェルテ...
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新たなブーム到来の予感!? 実車さながらの操る楽しさと造形美で大人を虜にするスロットカー
大人がハマる自動車のホビーを取材する連載の第二弾。今回は国内で60年代に大ブームとなったスロットカーを取り上げる。スロットカーは溝がついた専用コース上を実車同様に疾走する姿に酔いしれるユーザーが多いというが、それ以外の魅力でも大人たちを引きつけていた。目次お酒と共にスロットカーを楽しんだ60年代スロットカーは世界最小のモータースポーツ!モデルカーとしてのクオリティが高いお酒と共にスロットカー...
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ロンドンで古着を探すなら。ヴィンテージ・コレクター一押しマーケット4選
昨今、古着を探す方法はヴィンテージショップ、アンティークマーケット、インターネットやインスタグラムなど多岐に渡っています。インターネットで安価で簡単に購入が出来るため、ショップやマーケットの重要性を疑問視する声も上がっています。個人的にはショップやマーケットに実際に足を運んで、たくさんの品物の中から良質な古着を探し出す作業に無常の喜びを感じ、様々なショップやマーケットに通っています。今回は私...
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コート解体新書:第四回「タイロッケン」トレンチコートの生みの親
ヴィンテージコートの定番品を例に、コートの源流をたどる連載。第四回はトレンチコートのベースとなったタイロッケンを取り上げる。これまで紹介してきたトレンチコートやステンカラーと比べると知名度は無いものの、カジュアルな格好でもスーツ姿でも受け入れてくれる懐の広いコートだ。目次陰で努力して、シンプルに見せています!トレンチコートの父親的存在。タイロッケン(Tielocken)とはタイロッケン、もっ...
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コート解体新書:第八回「ポロコート」アメリカトラッド系とクラシコイタリア系を比較する
ヴィンテージコートの定番品を例に、コートの源流をたどる飯野高広さんの連載。第八回はポロコートを取り上げる。人気が定着したアメリカとイタリアのものでは、生地もシルエットも異なるそう。目次アメリカとイタリアで人気が定着した、スポーツ由来のポロコート明るいキャメル色が印象的な、アメリカントラッド系いかにもな「粋」が詰まった、クラシコイタリア系起源がわかると、合わせ方もわかる典型例アメリカとイタリア...
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コート解体新書:最終回「ダッフルコート」老若男女に似合う唯一のコート
ヴィンテージコートの定番品を例に、コートの源流をたどる飯野高広さんの連載。最終回はダッフルコートを取り上げる。防寒作業着として生まれたコートは、時を経てどのように変化してきたのだろう。ダッフルコートと一口にまとめず、それぞれのディテールを細かく見てみよう。目次海軍でも採用された防寒作業着、ダッフルコート実戦を経験した逞しさは流石!ロイヤルネイビー系ダッフルコート裏面のチェック柄が平和の象徴!...
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テディベアが誕生した歴史。100年以上愛されつづけるテディベアの魅力とは?
欧米では、生まれた赤ん坊にテディベアを与える習慣がある。子供にとってテディベアは玩具以上の存在であり、自分の兄弟であるかのように扱われる。テディベアは話し相手となり、時には誰にも言えない秘密を告げる相談相手にもなる。100年以上の歴史があるテディベア。しかし、19世紀までは”ただ”の熊のぬいぐるみだった。現在のように、”テディベア”という愛称で呼ばれるようになったのは、1902年の出来事がき...
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ガンジーとアラン、それにフェアアイル。今尚、英国ニットに惹かれる
学生時代から思い入れがあり、今また日常の相棒として頼りになっている英国ニット。しばらくスーツばかりの生活を送っていたが、ここ最近ニットの出番が多くなってきた。外出が減り家で作業することが増えたからか、ジャケットの代わりにカーディガンやニットベストを羽織っている。ジャケットほど肩に力が入らず、かといってスウェットやパーカーほどゆる過ぎず、今の生活にちょうどいい。持っているニットは、英国発祥のガ...
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革のダイヤモンド。コードバンの革靴のお手入れ方法
鏡のような光沢感をまとうコードバン。キレイにエイジングすると美しいものの、傷や雨には弱いデリケートな革です。この記事では、コードバンの特徴とメンテナンス方法を紹介します。適切にメンテナンスすることで、よりツヤが生まれ愛着も湧いてきます。目次輝きのある光沢感が持ち味のコードバンメンテナンス方法エイジング(経年変化)という愉しみ輝きのある光沢感が持ち味のコードバンキングオブレザー、革のダイヤモン...
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機能美が光る、ジョッパーブーツの特徴を解説
ミューゼオ・スクエア編集部の高橋です。この連載では、革靴のデザインごとに代表モデルやディテールについて解説します。「お気に入りの革靴を履いている」満足感は、仕事や学業のパフォーマンスをあげてくれるもの。今回は、インド北西部で乗馬ブーツとして作られたジョッパーブーツを深掘りしていきます。目次ジョッパーブーツとは?ジョッパーブーツの歴史まとめ:ジャケパンにあわせたいジョッパーブーツとは?ジョッパ...
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1920~40年代のアメリカのスリーピーススーツから、時代のエッセンスを感じる
軽く暖かいダウン、吸水速乾の機能を持った肌着、いま当たり前に着ている衣服が将来、「ヴィンテージ」として重宝されているなんて考えたら、持っている服一つ一つが特別なものだと思えてきます。でもそれは未来に過去の意匠を掘り起こす人がいたらのこと。そう考えるきっかけとなったのは、「アジャスタブルコスチューム」のオーナー兼デザイナー・小高一樹さん。今から100年前のファッションを現代に蘇らせる1人です。...
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【図鑑】Nike Air Max の歴代モデル
1987年に誕生したNikeAirMax。以降、毎年のようにコンセプト、デザインを変えてリリースされ、世界中のスニーカー好きに愛されている。歴代のNikeAirMaxのモデルを並べて、デザインの変化、テクノロジーの進歩を体感することができます。*AirMaxシリーズの靴は、バッシュ、スパイクなどを含めると50種類以上になります。この図鑑では、ストリートで人気のあるモデルを中心に紹介目次Nik...
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マエストロ・ガレージでアナログレコードのクリーニング方法を学ぶ
愛用しているアイテムとはできれば長く付き合っていきたいもの。大切に使い続けるためのお手入れのコツ、修理のときの駆け込み先をご紹介。今回は、人気が再発しているアナログレコードのお手入れについて。オーディオショップ「マエストロ・ガレージ」で真似できるポイントを聞いてきました。目次店長は小学生の頃から筋金入りのレコードマニア《クリーニング》中古レコードを購入したらまずやっておきたい!カビ取りケア(...
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心を掴む魔法の瓶を求めて〜エジプトガラスが織りなす香水瓶の世界〜
近年人気が出てきているという「エジプト香水瓶」をご存知でしょうか?以前、たまたま町の雑貨屋さんで見かけましたが、一目で独特な世界に引き込む香水瓶の美しさは、どこか魔力を持っているようにすら感じました。香水瓶とは一体なんだろう、なにが人を惹きつけるのだろう。普段目にする機会が少ないエジプト香水瓶の世界を知るべく、海福雑貨のオーナー遠藤さんに香水瓶の由来や楽しみ方など魅力をたっぷり教えていただき...
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図鑑:ビートルズがリリースした13枚のアルバム・レコード
1963年3月22日に英国でリリースされた1stアルバム「PleasePleaseMe」。そして、1970年5月8日にリリースされた13枚目のアルバム「LetItBe」。ビートルズとしての8年の活動で生み出された13枚のアルバムは、全てが全世界のヒットチャートを牽引する名曲ばかり。その13枚のアルバムを、ショーン黒田さんの解説と、レコードジャケットのヴィジュアルを合わせて楽しめる図鑑になりま...
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コート解体新書:第五回「チェスターフィールドコート」優雅さ際立つ一着
ヴィンテージコートの定番品を例に、コートの源流をたどる飯野高広さんの連載。第五回は優雅さと清楚が際立つチェスターフィールドコートと、より普段使いに適したボックスコートを取り上げる。よく耳にする「チェスターコート」は、本来の「チェスターフィールドコート」とはまったく異なるもののようで……。目次最近「チェスター、チェスター」ってばかり言うけどさぁ……優雅さと清楚さが際立つチェスターフィールドコー...
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トルコのガラスとちょっと不思議なティータイム 〜世界のお茶事情〜
トルコと聞くと、何を連想しますか?荘厳な宮殿や美しい街並み、色とりどりの気球……。最近日本でも目にするようになったトルコランプを連想する方も多いのではないでしょうか?トルコではガラス産業が盛んに行われており、ランプ以外にもたくさんのガラス製品が存在します。その中でも注目したのが、ティーカップ。今回トルコのガラスを紹介してくださるのはトルコ雑貨専門店「セヴィンチエイト」の小坂さんとブルジュさん...
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万年筆って、そんなに面白いの? 万年筆ビギナー、人生初の一本を選ぶ【前編】
はじめまして。編集Nです。突然ですが、SNS上に「万年筆」*クラスタがあるのをご存知ですか?100年以上前に「完成されたペン」と言われる万年筆には、奥深い世界があるよう。ペン先のちょっとした違いや国内外のブランドごとの特色とこれまでのストーリー、ちょっと聞いただけで何やら面白そうな匂いがしてきました。ここに足を踏み入れたら後戻りはできない。そんなことわかっているけど、やっぱり知りたい!少しの...
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昭和なんだけどおしゃれ。石油ストーブを集め続けた尾田さんが感じる「Stove & Peace」
石油ストーブと宇宙船。全く関係がなさそうな2つの言葉だが、石油ストーブの写真を眺めると、近いものを感じる。まるで、今にも石油ストーブが空に向かって飛び立つかのような錯覚になるのだ。「スペーシー(宇宙的)な感じが好き」そう語るコレクション・ダイバーの尾田さんは、昭和の古い石油ストーブを集め、冬の暖房器具として現在も利用をしている。25台の石油ストーブを集めた尾田さんに、石油ストーブの魅力を詳し...
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ジャケパンに華を添える春夏のストールやネクタイ、ソックス。倉野路凡の美しい小物たち
会うたびに異なる色柄のストールを巻いていたり、トラウザーズの裾からカラフルなソックスがチラりと見えたり。初対面の人でも、特にファッションの話をしようと思っていない人でも「それ、キレイな色ですね」と自然に言わせてしまう。倉野路凡さんの小物使いは、人の緊張感を解いてパッと明るくしてくれる。長年、服飾ジャーナリストとしてクラシッククロージング業界で活動し、2020年には『ThethreeWELLD...