【図鑑】Nike Air Max の歴代モデル

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1987年に誕生した Nike Air Max。
以降、毎年のようにコンセプト、デザインを変えてリリースされ、世界中のスニーカー好きに愛されている。
歴代のNike Air Maxのモデルを並べて、デザインの変化、テクノロジーの進歩を体感することができます。

*Air Max シリーズの靴は、バッシュ、スパイクなどを含めると50種類以上になります。この図鑑では、ストリートで人気のあるモデルを中心に紹介

Nike Air Max 1

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オリジナル発売年:1987年
Air Maxの記念すべき最初の1足。
エアユニットを搭載した靴は既に発売さていたが、Air Max 1で始めて外からエアユニットが見れる状態(ビジブルエアー)となった。
ちなみに、1987年当時の初期ロットのみ、ビジブルエアーのサイズがそれ以降に製造された物よりも、若干大きい。

Nike Air Max 90

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オリジナル発売年:1990年
Air Max 3の名称でも呼ばれている Air Max 90の特徴は、サイド部分に「AIR MAX」の表記がされている。
蛍光色を採用したモデルがヨーロッパを中心に人気を博して、現在でも復刻モデル、別注モデルが再販し続けている。現在では、NIKEiDにて、好きなカラーリングの1足を作ることができる。

Nike Air Max 180

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オリジナル発売年:1991年
ビジブルエアーの第2弾として登場したAir Max 180。
エアユニットがサイドからだけでなく、ソール部分もビジブルになった。
発売当時は、Air Maxとは別ラインでの登場だったので、AIR MAXの名称は付いていなかった。

Nike Air Max BW

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オリジナル発売年:1991年
Air Max 4の相性でも呼ばれているBWは、エアユニットの面積を大幅に増大。
アメリカでAir Maxの人気が高まり、Nikeの「Limited Edition」や、スニーカーショップ「Footlocker」モデルなど、幅広いモデルが登場。
ちなみに、BWは「Big Window」の略。

Nike Air Max 270

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オリジナル発売年:1993年
270度のビジブルエアーが特徴的なAir Max 270。
93年の発売時には、6色展開で売り出した。
また、スウォッシュとビジブルエアーの色が統一されたことも話題になった。

Nike Air Max 95

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オリジナル発売年:1995年
Air Maxの人気を、日本のストーリートに定着させた伝説の1足。
Air Maxの歴史の中で始めてグラデーションを採用し、ビジブルエアーも、片側3箇所に配置された。
デザイナーのセルジオ・ロザーノは、グランドキャニオンの地層からインスピレーションを受けたと言われている。

Nike Air Max 96

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オリジナル発売年:1996年
世の中がAir Maxブームで盛り上がっていた真っ只中に発売されたAir Max 96。
95からデザインが大きく変更され、ティアドロップと呼ばれる、水の雫が落ちるイメージを採用。
メッシュを多様することで、通気性が向上した。

Nike Air Max 98

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オリジナル発売年:1997年
「Air Max 97F」という別名でも呼ばれるAir Max 98。
これは、 1997年のSpring(春)シーズンにAir Max 97が発売され、Fall(秋)シーズンにこの靴が発売されたので、区別をするためにAir Max 98と呼ばれている。
写真は、2015年に発売されたアパレルブランド「Supreme」とコレボレーションした1足。

Nike Air Max PLUS

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オリジナル発売年:1998年
発売当時は "マップラ" という相性でも呼ばれていたAir Max PLUS。
Nikeで始めて「チューンドエアー」を採用。
ポリマー製の半球体のパーツを重ね合わせ、衝撃に対してお互いが反発するように設計され、クッション性が向上している。

Nike Air Max 360

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オリジナル発売年:2006年
Nikeの長年の夢であった360度のエアソールを搭載したAir Max 360。
2006年1月21日に世界同時リリースされたものも話題になった。
航空宇宙産業のテクノロジーを取り入れたソールは、これまでにないクッション性を備えている。まるで、エア(空気)の上を走っているような感覚だ。

Nike Air Max Flyknit

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オリジナル発売年:2014年
Nikeが2012年に生み出した最新のテクノロジー「Flyknit」の技術を、Air Maxに統合させた1足。
Flyknitとは、1本のポリエステル糸から精密な構造のアッパー部分を作り出す技術であり、シームレスなシューズが出来上がり、靴下のように足にピッタリとフィットするのが特徴。
「履いてない 履き心地」というキャッチコピーが生まれるほどのフィット感。

Nike Air Max 2016

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オリジナル発売年:2015年
チューブ状の構造をしたデザインが特徴的なAir Max 2016。
透明フルレングスの改良されたエアユニットが、あらゆる路面での卓越した履き心地を生み出している。
また、アッパー部分には通気性、フィット性、軽量性に優れた「エンジニアード・メッシュ」を採用。

Nikeを一層楽しむために。編集部おすすめの書籍

ナイキのアイコンである「DUNK SB」に関する初の書籍

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Nike SB: The Dunk Book

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DUNK SBは、スニーカーにこだわる文化には欠かせない存在となっています。このレガシーを祝うために、『Nike SB: The Dunk Book』は、史上最も重要なシューズのひとつであるダンクの歴史的なアーカイブを紹介する初めての書籍です。世界中の大会で多くのエリートライダーに愛用されているナイキ ダンクは、そのファンキーでユニークなデザインだけでなく、高いパフォーマンスも評価されています。

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Nike: Better is Temporary

ナイキでは、最高を目指すことは目的地ではなく旅であり、より良いものは常に一時的なものです。

反抗的な新興企業から世界的な現象に至るまでのナイキの変化を描いた画期的な出版物です。没入型のビジュアル調査は、業界を定義する革新的な技術や世界的に認知されている製品を、未発表のデザインやプロトタイプ、インサイダー・ストーリーなどと一緒に掲載することで、ナイキの理念に基づくデザイン方式の舞台裏を探るという、前例のないものです。

本書は、2017年に行われた2時間を切るマラソン大会の実現に向けたナイキの試みを紹介した「Breaking2」に始まり、パフォーマンス、ブランド表現、コラボレーション、インクルーシブデザイン、サステナビリティを重視したナイキの取り組みを5つのテーマ別の章で紹介しています。

この本の素晴らしいデザインは、その内容にも通じるものがあります。印象的な表紙は、ハーフトーンのドットパターンでプリントされた世界チャンピオンのマラソン選手エリウド・キプチョゲの画像の上に、ナイキ独自のカラーであるボルトイエローとハイパーパンチピンクがシルクスクリーンで重ねられています。透明なジャケットから見える本の背表紙には、本のボーナス章である "Crafting Color "で言及されているように、中のページから伸びる一連のカラータブが表示されています。

公開日:2016年10月20日

更新日:2021年8月24日

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井本 貴明

いろいろなWebサービス作っています。 浦和レッズ、ヨーロッパサッカー中心の生活。 何か面白い企画があったら、ぜひ仲間に入れてください! 好きな映画は、「LOST IN TRANSLATION」。

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