ロック・ソウルアルバム(名盤79年編①)
もうここら辺りのラインナップを見ると70年代前半から半ばくらいまでの顔ぶれとはまったく違ってきていることがよくわかる。
76~77年の頃に出てきたパンク、ニューウェイヴの種はその後大きく世界に拡散していく。ヒットチャートにもビッグネームは少なくなっていて、わずかにウエストコースト勢は元気が見られるが、オールドウェイヴのロック(それもブリティッシュ)ではわずかにバッド・カンパニーとシン・リジィくらいしか見当たらない。
単なる世代交代ではすまされない、確実に若い世代のサウンド志向が変化した現れだと思う。
そしてそれは80年代にさらに加速して行く。