ブリティッシュ・ジャズ・ロック②(グラハム・ボンド、ジョン・ハイズマン、ブライアン・オーガー周辺)
グラハム・ボンドのバンドにいた驚異のバカテクドラマー、ジョン・ハイズマン、そしてオルガンの名手ブライアン・オーガーはほぼ時を同じにして、エレクトリック化されたジャズ(エレクトリック・マイルスのサウンド)などに影響を受けて、ロックフィールドから大きくはみ出した音楽を追求していく。もちろんそこにはマイルス、スライ・ストーン、ジミ・ヘンドリックスなど容易にジャンル分けすることが不可能な音楽が同時期にあったということが重要。
つまり後のフュージョンブームとはまた違ったアプローチであったのだ。
したがって、フュージョンとジャズロックは似ていて異なるもの・・・と捉えるべきである。