Since 2016 April
"このミュージアムは洋楽やロックを愛する人のために、またこれから洋楽に深く接したい人には購入ガイドのお手伝いになればなぁ・・・と思って作りました。"
入館者数238876人
アイテム展示数5445個
いいね!数6144個
Museum Owner
福井透
ロック、ソウルなど洋楽に親しんでかれこれウン十年!! 好きが高じてこんなのはじめました。外部リンクには、現在も続けて書いている音楽中心の自分のブログ「ゴーイング・バック・ホーム」のURLを張っておきました。興味のある方は覗いてみてください。
http://56192298.at.webry.info/
Floor Map
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194F
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193F
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192F
日本のロック、ポップス・・・ウルフルズ、スピッツ、Puffy、原田真二、山下久美子、スターダスト・レビュー、浜田省吾・・・
17
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191F
日本のロック、ポップス・・・柳ジョージ、萩原健一、井上尭之、矢沢永吉、佐野元春etc
29
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190F
限りなく歌謡曲に近い日本のロック・・・サザン・オールスターズ
19
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189F
日本のロック、ポップス・・・Char,Johnny Louis & Char,Pink Cloud
11
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188F
日本のロック、ポップス・・・ルースターズ、モッズ、ロッカーズ、サン・ハウス、シーナ&ロケッツ、山口冨士夫(ティアドロップス)
20
-
187F
日本のロック・ポップス(フォークの時代)・・・吉田拓郎、井上陽水、かぐや姫、泉谷しげる、ガロ、オフコース、高田渡・・・。
70
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186F
日本のロック、ポップス(黎明期)・・・フラワー・トラベリン・バンド、クリエーション、カルメン・マキ&OZ、四人囃子、外道、メンタンピン、サディスティック・ミカ・バンド
19
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185F
日本のロック、ポップス(関西ロック編)・・・上田正樹(サウス・トゥ・サウス)、ウエストロード、ソー・バッド・レビュー、憂歌団・・・
18
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184F
日本のロック、ポップス・・・RCサクセション、ストリート・スライダーズ、ARB・・・。
34
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183F
日本のロック、ポップス・・・はっぴいえんど、細野晴臣、大滝詠一、鈴木茂、荒井由実、山下達郎
38
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182F
P-Funk・・・パーラメント、ファンカデリック、パーレット、ブライズ・オブ・ファンケンシュタイン・・・
37
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181F
ジョージが信頼を置いたキーボーディスト達・・・ゲイリー・ライト。ビリー・プレストン。
10
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180F
ケルティック・ソウルの巨人・・・ヴァン・モリソン
22
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179F
アイリッシュブルース・・・魂のギタリスト・・・ゲイリー・ムーア
22
-
178F
ブルースとR&Bのリヴァイバルに貢献したファンキーな奴ら・・・ブルース・ブラザーズ
14
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177F
ポスト・プリンス? Lenny Kravitz/ Terence Trent D'arby/Raphael Saadiq
18
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176F
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175F
ボサノバ、ブラジリアン・リズム、ラテン・・・
20
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174F
ZAPPAとTodd・・・アメリカの二大奇才
47
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173F
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172F
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171F
中道だけどいいんです・・・マンフレッド・マンズ・アースバンド、アラン・パーソンズ・プロジェクト・・・
15
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170F
超個性派The Smiths,R.E.M,エコバニ,U2,XTC,Los Lobos,Red Hot Chili Papers
62
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169F
黒すぎるホワイト・ソウル・バンド・・・アベレージ・ホワイト・バンド、ココモ、コールド・ブラッドetc
16
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168F
芳醇で奥深いポップスの達人達・・・スリー・ドッグ・ナイト、レオ・セイヤー、ニルソン、エリック・カルメン
34
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167F
アフロビートの衝撃! フェラ・クティ、キング・サニー・アデ、オシビサ、アサガイ・・・。
10
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166F
熱きロック魂・・・流行に逆らい続ける勇者たち
27
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165F
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164F
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163F
ダウン・トゥー・アースな流れ者・・・ライ・クーダー、デビッド・リンドレー、ザ・バンド・・・
39
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162F
ボズ・スキャッグス、TOTO、レス・デューデック・・・
19
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161F
ちょっと癖のあるギタリストたち・・・ピーター・フランプトン、ロイ・ブキャナン、パット・トラバース・・・。
61
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160F
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159F
トーキング・ヘッズ、ブロンディ、カーズ、キッド・クレオール
28
-
158F
ニューオリンズ・ビート・・・アラン・トゥーサン、ミーターズ、ドクター・ジョン、ネヴィル・ブラザーズ、リー・ドーシー、プロフェッサー・ロングヘアetc
26
-
157F
グラム・グリッターの華麗なる世界・・・ボウイ、T.レックス、ロキシー、ルー・リード、スレイド、スージー・クワトロ、ゲイリー・グリッター・・・
92
-
156F
B・スプリングスティーンとそれを取り巻くサムライたち
63
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155F
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154F
フュージョン・・・クルセイダーズ、スタッフ、リー・リトナー、スタンリー・クラーク、アル・ディメオラ・・・etc
72
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153F
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152F
Creedence Clearwater Revival
17
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151F
ホール&オーツ、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース、シンプリィ・レッド、カルチャー・クラブetc・・・
57
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150F
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149F
ジャズとのつきあい方(オレ流=ベタジャズ)
115
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148F
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147F
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146F
サザン・ロック・・・アメリカ南部の愛すべき荒くれ者たち
72
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145F
Chicago,BS&T,Chase・・・ブラス・ロック!!
20
-
144F
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143F
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142F
エルヴィス・コステロ、ポリス、ダイアー・ストレーツ、プリテンダーズ、ジョー・ジャクソン、スタイル・カウンシル・・・
68
-
141F
ISLEY、OHIO、SLY、J.B・・・FUNKの神髄??
62
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140F
ウィンター・ファミリー・・・ジョニー・ウィンター、エドガー・ウィンター、リック・デリンジャー・・・
31
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139F
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138F
ロック御三家・・・エアロスミス、クイーン、キッス
53
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137F
-
136F
S&Gとシティ・ポップス、ソフトロックetc・・・
80
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135F
麗しのフィートとダン!リトル・フィート&スティーリー・ダン
26
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134F
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133F
ディープ・パープルとブリティッシュ・ハード・ロック
116
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132F
レゲエ三昧!ボブ・マーリー、ジミー・クリフ、トゥーツ&ザ・メイタルズ・・・
44
-
131F
アナログレコード⑫+CD ソウル・R&B(4)ダニー・ハサウェイ、カーティス・メイフィールド、ロバータ・フラックetc
53
-
130F
アナログレコード⑪+CD ソウル・R&B(3)プリンス、ルーファス、WAR、EW&F・・・
95
-
129F
アナログレコード⑩+CD ソウル・R&B(2)モータウン他・・・
55
-
128F
アナログレコード⑨+CD ソウル・R&B(1)レイ・チャールズ、アレサ、アル・グリーン、オーティス・レディング、サム・クック・・・
76
-
127F
アナログレコード⑧+CD バッファロー・スプリングフィールド、CS&N、CSN&Y、バーズ、ポコ、ニールヤング・・・etc
79
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126F
アナログレコード⑦+CD ウエストコースト(サイケデリア)
93
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125F
アナログレコード⑥+CD ウエストコーストの歌姫たち
43
-
124F
アナログレコード⑤+CDウエストコースト・ロック・・・イーグルス、ドゥービー・ブラザーズ、ジャクソン・ブラウン、J.Dサウザーetc
92
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123F
アナログレコード④+CD ビートルズ、ソロアルバム、その周辺・・・
61
-
122F
アナログレコード③+CD エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミ・ヘンドリックス、ロリー・ギャラガーetc
96
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121F
アナログレコード②+CD プログレ編フロイド、クリムゾン、EL&P、イエス、ジェネシスetc
98
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120F
アナログレコード①+CD ツェッペリン、バドカン/フリー、フェイセズ/ロッド、ハンブルパイ、ザ・フーetc
112
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119F
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118F
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117F
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116F
音楽DVD・ブルーレイ⑩日本のロック(RCサクセション、キャロル、ストリート・スライダーズ)
7
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115F
音楽DVD・ブルーレイ⑨ジミ・ヘンドリックス、EW&F、シカゴ、フランク・ザッパ、ポール・ウェラー
15
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114F
音楽DVD・ブルーレイ⑧音楽フェスティバル及びドキュメント(ウッドストックその他)
19
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113F
音楽DVD・ブルーレイ⑦イーグルス、ドゥービー、ジョン・フォガティ、ドアーズ、リトル・フィート、カーリー・サイモン、スティングetc
34
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112F
音楽DVD・ブルーレイ⑥プリンス、ディープ・パープル、ボブ・ディラン、トム・ペティ、スプリングスティーンetc
28
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111F
音楽DVD・ブルーレイ⑤RockPalastなどの音楽番組の商品化されたタイトル
27
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110F
音楽DVD・ブルーレイ④バッド・カンパニー、AC/DC、ザ・フー、イエス、ポール・マッカートニー、フェイセズ
16
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109F
音楽DVD・ブルーレイ③クラプトン、ジェフ・ベック、レッド・ツェッペリン
12
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108F
音楽DVD・ブルーレイ②エアロスミス、キッス、クイーン
8
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107F
音楽DVD・ブルーレイ①ローリング・ストーンズ
17
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106F
洋楽ロック・ソウル・アルバム(ブリティッシュ・ハードロック⑥)B級ハードロック③
63
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105F
ブリティッシュ・ジャズ・ロック②(グラハム・ボンド、ジョン・ハイズマン、ブライアン・オーガー周辺)
29
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104F
ブリティッシュ・ジャズ・ロック①(カンタベリー・ミュージック編)
32
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103F
ブリティッシュ・フォーク・トラッドの世界③スティーライ・スパン、リンディス・ファーンその他
28
-
102F
ブリティッシュ・フォーク・トラッドの世界②ペンタングル
13
-
101F
ブリティッシュ・フォーク・トラッドの世界①フェアポート・コンベンションとその仲間
13
-
100F
ブリティッシュ・フォーク・トラッド(特別編)・・・リチャード・トンプソン・コレクション
10
-
99F
アメリカン・コミックのヒーローなど雑多なオマケ・フィギュア
28
-
98F
-
97F
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96F
ロック・ソウルアルバム(名盤63・64年編)
20
-
95F
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94F
ロックな怪獣コレクション③「ウルトラ怪獣ソフビ」
19
-
93F
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92F
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91F
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90F
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89F
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88F
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87F
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86F
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85F
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84F
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83F
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82F
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81F
スワンプ・ミュージックの強者たち④ブリティッシュ・スワンプ
36
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80F
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79F
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78F
ビートルズのDNAを継いだ者たち・・・ビートルズ・チルドレン④パイロット、スプリンター、グレープ・フルーツetc
14
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77F
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76F
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75F
ビートルズのDNAを継いだ者たち・・・ビートルズ・チルドレン③エレクトリック・ライト・オーケストラ
26
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74F
ビートルズのDNAを継いだ者たち・・・ビートルズ・チルドレン② 10cc
7
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73F
ビートルズのDNAを継いだ者たち・・・ビートルズ・チルドレン①バッドフィンガー
9
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72F
スワンプ・ミュージックの強者たち③デラニー&ボニー、ジェシ・エド・デイビス、ドン・ニックスetc
19
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71F
スワンプ・ミュージックの強者たち②J.Jケール
8
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70F
スワンプ・ミュージックの強者たち①レオン・ラッセル
12
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69F
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68F
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67F
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66F
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65F
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64F
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63F
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62F
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61F
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60F
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59F
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58F
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57F
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56F
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55F
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54F
洋楽ロック・ソウルアルバム(名盤73年編②)
18
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53F
洋楽ロック・ソウルアルバム(名盤73年編①)
18
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52F
ロック・ポップス・ソウル傑作ライヴ・アルバム③
12
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51F
ロック・ポップス・ソウルの傑作ライヴ・アルバム②
7
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50F
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49F
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48F
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47F
50年代のロックン・ロール(ロックン・ロールのオリジネーターたち)
1
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46F
洋楽ロック・ソウルアルバム(カナディアン・ハードロック編)
43
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45F
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44F
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43F
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42F
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41F
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40F
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39F
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38F
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37F
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36F
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35F
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34F
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33F
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32F
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31F
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30F
洋楽ロック・ソウル・アルバム(サザンロック編②)
1
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29F
洋楽ロック・ソウル・アルバム(サザンロック編)
1
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28F
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27F
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26F
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25F
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24F
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23F
洋楽ロック・ソウル・アルバム(プログレ編)②イタリアン・プログレ
1
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22F
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21F
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20F
ロックな怪獣コレクション②「ウルトラ怪獣ソフビ」
14
-
19F
ロックな怪獣コレクション「ウルトラ怪獣ソフビ」
10
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18F
洋楽ロック・ソウル・アルバム(ウエストコースト編)③
1
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17F
洋楽ロック・ソウル・アルバム(ウエストコースト編)②
1
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16F
洋楽ロック・ソウル・アルバム(ウエストコースト編)①
1
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15F
洋楽ロック・ソウルアルバム(ブリティッシュ・ハード・ロック編⑤)B級ハード②
1
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14F
洋楽ロック・ソウルアルバム(ブリティッシュ・ハード・ロック編④)B級ハード
1
-
13F
洋楽ロック・ソウルアルバム(ブリティッシュ・ハード・ロック編③)
1
-
12F
洋楽ロック・ソウルアルバム(ブリティッシュ・ハード・ロック編②)
9
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11F
洋楽ロック・ソウルアルバム(ブリティッシュ・ハード・ロック編①)
1
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10F
洋楽ロック・ソウルアルバム(アメリカン・ハード・ロック編③)
1
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9F
洋楽ロック・ソウルアルバム(アメリカン・ハード・ロック編②)
1
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8F
洋楽ロック・ソウルアルバム(アメリカン・ハード・ロック編①)
1
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7F
洋楽ロック・ソウルアルバム(R&B編③)モータウン
1
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6F
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5F
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4F
洋楽ロック・ソウルアルバム4(グラムロック)
24
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3F
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2F
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1F
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-
6F
洋楽ロック・ソウルアルバム(R&B編②)
1
レイ・チャールズ、サム・クック、アイク&ティナ、O.V.ライト、エディー・フロイド・・・。まだまだたくさんいかしたR&Bシンガーはたくさんいるけど、今回はこの辺で・・・。モータウン系やフィリー・ソウルはまたいずれ・・・。
7F
洋楽ロック・ソウルアルバム(R&B編③)モータウン
1
ダイアナ・ロスを中心としたシュープリームス。スティービー、テンプテーションズ、フォー・トップス。マーヴィン・ゲイ・・・など、ビートルズに対してアメリカからの回答というか、売上的には他のソウル系を大きく引き離したモータウン・レコード。
サザンソウルに対してモータウンは洗練されたサウンドと親しみやすい楽曲が特徴。
14F
洋楽ロック・ソウルアルバム(ブリティッシュ・ハード・ロック編④)B級ハード
1
B級だからといって、音楽的に程度が低いわけではない。単に知名度が低いだけ・・・。
ジャケットのアートワークにも並々ならぬ情熱を感じさせる。
特にこのベイブルース、アトミック・ルースター、メイ・ブリッツ、パトゥーの四組は題字も含めて、イエスのカバーを何作も手掛けたロジャー・ディーンの作品。中身も外側もひょっとするとメイン・ストリームのバンドよりも面白いかも・・・。
19F
ロックな怪獣コレクション「ウルトラ怪獣ソフビ」
10
まだ本筋のコレクションの展示も終わらないうちに、こんなの作ってしまいました。
ロックのレコードやCDを集めるのとソフビを集めるのは、一見遠いような気がしますが、似ているような気がして・・・。
※もっともソフビ集め始めたのは今年の正月から・・・。あと欲しいのが4~5体あるんだけど手に入らない。
別にコンプリートとか目指していません。自分なりにデザインに納得のいくものだけ集めています。
27F
洋楽ロック・ソウルアルバム(パンク編)
1
サウンドの衝撃度はもちろんあったし、レコード・ジャケットの題字(バンド名やタイトル)にわざとショッキングな原色(ピンクとか黄色)を使ったり、ポートレイトをモノクロにしたりするのは斬新でオシャレだった。
ただ、折角の疾走感や、つんのめるようなリズムもやがてアイディアにつまり、一つ、また一つとバンドは解散していった。途中で一度も解散せずに最長の記録を打ち立てたのはラモーンズ!!
28F
洋楽ロック・ソウルアルバム(パンク編)②
1
まるで何かの脅迫文のような文字の切り貼りなども、鋭いアート・センスがあったな。
実はサウンドも同じようでいて、けっこうそれぞれ特徴があって面白かった。ただ、マスコミがあおるだけあおっておいてムーヴメントを終わらせてしまったのが残念。※パンクの前身的な存在だったパブロックの方が長続きしたんだよね。
それはルーツをしっかり持っていたから・・・。
パンクは文字通り「根無し草」的なスタイルに縛られすぎたかな・・・。
29F
洋楽ロック・ソウル・アルバム(サザンロック編)
1
オールマン・ブラザーズ、マーシャル・タッカー、ウェット・ウィリー、レイナード・スキナード、ZZ Topなど武骨だけれど、実は繊細な味わいもある南部のロック。
アウトローズなども入れたかったが、それはカントリー・ロックの範疇に入れようかなと・・・。
32F
洋楽ロック・ソウル・アルバム(名盤71年②)
1
なんといってもキャロル・キングの【タペストリー】は、この当時のシンガーソングライター・ブームを牽引する名盤。
また、ビートルズ解散後のジョンとポールのアルバムもある意味、シンガーソングライター色が強い作品だった。
34F
福井透の「壁に飾ってるアナログレコード」
2
ミューゼオでは、これまでCDを中心に紹介してきましたが、実はアナログ・レコードの方がコレクションし始めたのは先!!
で、部屋の壁に約2000枚のコレクションの内、そのとき気に入っているものをディスプレイしています。
35F
洋楽ロック・ソウルアルバム(80年代編①)
1
それこそプリンスの供養も含めて、こんなの選んでみました。マイケルは②の方へ・・・。
ヒューイ・ルイス、ポリス、カルチャー・クラブ、デュラン・デュラン、ダイアー・ストレイツ、ホール&オーツ、スタイル・カウンシル・・・まだまだ現在進行形で洋楽が楽しかった時代。普段洋楽を聴かないお茶の間にもかなり名前が浸透していた極短い「お茶の間と洋楽」の蜜月時代。洋楽のビデオクリップを流すテレビ番組も多かった。
36F
洋楽ロック・ソウルアルバム(80年代編②)
1
ピコピコサウンドに紛れて骨太なロックをやってくれる兄ちやんたちも結構いたんだよね。また、バングルズは女の子バンドとしては異例の活躍をした数少ないバンド。マイケルに関してはなにおかいわんやって感じ。【スリラー】じゃなくて、あえて【BAD】の方を選びました。
37F
洋楽ロック・ソウルアルバム(パブロック編)
1
70年代中盤当たりから、かつてのブリティッシュ・ビートやアメリカのルーツ・ミュージックの影響を受けたシンプルでストレートなサウンドが注目を浴びる。
スターシステムではなく、一般大衆が身近に楽しめる音楽(ロックン・ロール)こそパブロックの信条!!
肥大化したメジャー・アーティストのロックに物足りなくなった若者たちからも支持を受ける。それが起爆剤となり、イギリスのパンクロックを生むきっかけにもなった。
39F
愛しのミッシェル・ポルナレフ・コレクション。
1
中学から高校にかけて、一番あこがれたミュージシャンは、ビートルズでもなく、ツェッペリンでもなく、ポルナレフ。
メランコリックなバラード、ご機嫌なロック・チューン、ジャジーな佳曲。重厚なクラシカル・ナンバー・・・。
ハイトーンのボーカルと、ピアノのテクニック・・・そしてカーリー・ヘアーのアフロとでかいサングラス・・・。
見た目はどう見てもグラムロックのスターみたいだった。イギリスやアメリカではなく、フランスから出てきたというのがまたよかった。
一時期オリジナル・アルバム(日本盤)もなかなか入手できなかったこともあり、CDではベスト盤を何枚も買わなければ主要曲が揃わないといった非常に差別的な扱いを受けていたが、70年代の日本ではスーパースターの扱いだった。アナログレコードだけ持っている珍しいものもあるが、それはまたいずれの機会に・・・。
40F
ウエストコーストの歌姫たち
1
ウエストコーストに限らず、アメリカには個性的で素晴らしい歌姫たちが沢山いる。
特にウエストコーストはそういったディーバ達が活躍していた場所であったと思う。
41F
日本のロック・ポップスアルバム名盤①
1
RC、スライダーズ、ARB、泉谷、はっぴいえんど・・・どれも思い入れが強いアルバム。必ずしもそのアーティストの代表作、最高傑作とはいえないものもあるだろうが、あくまで個人の好み・・・。
あっ、泉谷はこれが最高傑作!!
42F
日本のロック・ポップスアルバム名盤②
1
フラワー・トラベリン・バンド、クリエーション、ジョニー・ルイス&チャー、外道、喜納昌吉、、カルメン・マキ&OZ
・・・ウエストロード・・・百花繚乱!!それぞれ実に個性的で素晴らしいアーティストばかり。
44F
日本のロック・ポップスアルバム名盤④
1
大滝詠一、細野晴臣、鈴木茂といった元はっぴいえんどのメンバーのソロアルバム、松任谷ではなく荒井時代のユーミン。
吉田美奈子、山下達郎、加藤和彦の率いたサディスティック・ミカ・バンド、そしてこれもはっぴいえんどファミリーの小坂忠。こうしたシティ・ポップは確実に日本の音楽を変えた。
45F
日本のロック・ポップスアルバム名盤⑤
1
フォーク世代でもある俺にとっては、この人たちも未だに大切な存在・・・というか作品はけっして古びていないね。
吉田拓郎、かぐや姫、井上陽水、泉谷しげる、ガロ、遠藤賢司、猫、そしてシュガー・ベイブ。
※シュガー・ベイブだけちょっと毛色が違うけど・・・。
46F
洋楽ロック・ソウルアルバム(カナディアン・ハードロック編)
43
アメリカのロックに負けない個性的な面々・・・古くはゲス・フーなんかなんだろうけど、俺はBTOあたりからはまった。
モキシーやエイプリル・ワインなど知名度は低くてもかっこいいバンドがいるんだよね。
ハートはこのあたりまでがピークかな。この後産業ロック化してからはスルー。ルックスもかなりきつくなったし・・・。
47F
50年代のロックン・ロール(ロックン・ロールのオリジネーターたち)
1
所謂「ロックン・ロール」という音楽は、ブルースやゴスペル、ジャズそして白人のカントリーやケイジャン・ミュージックなどが入り交じって誕生した。
ルイ・ジョーダンや多くのブギウギを得意とするピアニストによって、抜群にグルーヴする音楽はそれ以前から存在していたけれど、やはりチャック・ベリーやボ・ディドリー、白人ではバディ・ホリーやエディ・コクランなどの登場によって、より特化して行った。もちろん、キング・エルヴィスの存在も、その影響は計り知れない。
50F
ロック・ポップス・ソウル傑作ライヴアルバム①
5
アーティスト、バンドにとってライヴは命。スタジオアルバムよりもむしろライヴの方が本領を発揮するものがいてもおかしくない。
ストーンズ、J.ガイルズ・バンド、グランド・ファンクなどライヴの名作が多いアーティストについてはどちらも甲乙つけがたいため、2枚ずつチョイス!!
52F
ロック・ポップス・ソウル傑作ライヴ・アルバム③
12
探してみると当たり前のことだけど、結構見落としていたライヴアルバムがあるねぇ。さらに、当時発表されずにアーカイヴとして、次々にリリースされたものも見逃せない。
ってことで、またまた続編を・・・
55F
ロック・ソウルアルバム(名盤73年編③)
19
ストーンズはこの年も絶好調。日本でも『悲しみのアンジー』がヒット。
ビートルズ関連では、ジョン、ポール、ジョージ、リンゴ揃ってアルバムを発表。
※なお、この時点ではリンゴとジョー・ウォルシュが後に義兄弟になるとは誰が予想したことか?
56F
ロック・ソウルアルバム(名盤73年編④)
21
なんとポール・マッカートニーはウィングス名義で【バンド・オン・ザ・ラン】を出す前にも一枚アルバムをリリース。
シングル『マイ・ラブ』も大ヒット。創作意欲が半端ない。
もうひとりのポール。ポール・サイモンもかなり頑張っていた。
プログレ勢もEL&P、クリムゾンをはじめとして目立ってた。
カーペンターズ、ボウイ、エルトン・・・百花繚乱!!
57F
AOR特選
24
所謂ブルーアイドソウルに、ジャズ・フュージョンあるいはファンクなどの要素を加えたものと考えればいいと思う。
これが、一般的なロックに比べるとカタルシスは少ないかもしれないが、シンガーソングライター的な要素も含めて素晴らしいものが多い。
また、それまで裏方であったスタジオ・ミュージシャンたちが注目されるきっかけを作ったのもAORの功績。
いずれも共通しているのは、非常に都会的なサウンドであること。
参加ミュージシャンのパーソネルが購入理由のひとつになった。
58F
芸術性の高いレコジャケ
71
60年代~70年代の特にブリティッシュロックのジャンルではかなり芸術性の高いレコード・ジャケットがたくさんあった。
ハードロック、プログレ、フォーク・トラッドなどの分野でマンガチックで面白いもの、牧歌的な絵画やイラスト、SF的なイメージのものなどがあり、日本では近年それらのレアなプレミアのついた原盤を手に入れられない人たちのために(俺らみたいな人)オリジナルのジャケットに限りなく近い紙質やエンボス加工などを忠実に再現している紙ジャケCDが発売されており、海外のファンからは垂涎の的になっているようだ。
59F
ブルースの小部屋/ルームフル・ブルース
77
ロックやR&Bを遡っていくと必ずぶち当たるのがBlues。これがガツンと来たら、もうひとつ先の世界が開けてますます音楽が楽しくなること請け合い!!
クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジがどっぷりと浸かった世界のほんの一部をご堪能あれ・・・。
ジャケットも渋いのが多いよ。
60F
極上ベスト・アルバム
36
オリジナル・アルバムで気に入ったアーティストのアルバムを全部揃えるのは大変。しかも、曲によってはシングルのみでオリジナル・アルバムに未収録ってこともある。なので、オリジナル・アルバムはもっていてもベストものも侮れないわけである。
ここに紹介するアルバムはオリジナル・アルバムに匹敵するようないずれも優れた作品。
61F
ロック・ソウルアルバム(名盤74年編①)
33
このあたりのアルバムはラジオで聴いたり、レコードの貸し借りとか洋楽好きの間では結構充実したラインナップじゃないかな。今でも十分に聴くに値するアルバムが多い。
62F
ロック・ソウルアルバム(名盤74年編②)
30
ストーンズはストーンズ流のスワンプ・ミュージックを極めたものの、その直後にミック・テイラーの脱退を受けて、グレイト・ギタリスト・ハントなんていう大げさなオーディションを行う。結果はロニー・ウッドというもっともふさわしい人選!!
クラプトンもレイドバックした路線に転向。アメリカやデッドは従来通りのまったりとしたサウンドだったが、スパークスのように後のニューウェイヴを先取りしたバンドもでてきてなかなか面白い時期。
ブラック・ミュージックもステイーヴィーをはじめとして絶好調!!
64F
ブルースロック(ブリティッシュ編)
29
60年代~70年代にかけてイギリスではブルースの影響を受けたバンドやソロアーティストが実に充実していた。
そして一部の連中はポップな路線やスワンプヘ。かたやよりハードな方向へ進んだ連中はハードロックを生み出す。
65F
ブルースロック(アメリカンロック編)
21
イギリスだけじゃなく、アメリカ本国でも当然ブルースに夢中になった連中がたくさんいる。
ただ、イギリスのような独自の発展はしなかった。ブルースがもともとあった本国ならではの特徴かな?
66F
ロック・ソウルアルバム(名盤75年編①)
39
この年はなんと言ってディランの【ブラッド・オン・ザ・トラックス】との出会いが大きかった。それまでもディランは聴いてきたけど、本当にその良さがわかったのはこの傑作アルバム。
他にもジョン・レノンの【ロックン・ロール】やツェッペリンの【フィジカル・グラフィティ】、ジェフ・ベック【ブロウ・バイ・ブロウ】、レイナード・スキナード【ナッシン・ファンシー】、アース・ウィンド&ファイアーの【暗黒への挑戦】など印象深いアルバムが多い。
67F
ロック・ソウルアルバム(名盤75年編②)
42
スタジオ・アルバムでは意外に認められていなかったキッスが、ようやくこのライヴ・アルバムで本領発揮!!
人気、実力ともにトップバンドの仲間入りを果たした。スプリングスティーンもこの歴史的アルバムで一気にブレイク。
ポールの実力は【バンド・オン・ザ・ラン】に引き続いて【ビーナス&マース】でも証明された。
68F
ロック・ソウルアルバム(名盤76年編①)
41
スティービー・ワンダーは70年代の自分の総決算ともいうべき【キー・オブ・ライフ】を発表。イーグルスもまた70年代という時代の締めくくりともいうべき傑作【ホテル・カリフォルニア】をリリース。
アメリカから飛び火する形でロンドンではあちこちからパンクの狼煙が上がり始めた。
一方でスタジアムロックの代表として、かつてはまったく売れなかったピーター・フランプトンの【カムズ・アライヴ】がライヴ・サーキットで火がついて、モンスター・ヒットに・・・。
69F
ロック・ソウルアルバム(名盤76年編②)
46
ジェフ・ベックやロッドも元気だったが、アースやオハイオ・プレイヤーズなどのファンク系や、一方でホール&オーツやブルー・オイスター・カルトのブレイク。
エアロはパンク旋風もなんのそので最高傑作【ロックス】をリリース。アメリカン・ハードの頂点に立つ。
アメリカ最後のポップ王道を歩むバリー・マニロウも大きな支持を受ける。
70F
スワンプ・ミュージックの強者たち①レオン・ラッセル
12
白髪というよりも銀髪に近いプラチナ・ブロンド。眼力の鋭い不敵な面構え・・・決して美声ではないものの、その独特なダミ声とピアノで聴くもののハートをわしづかみにするアーティスト。他のアーティストも彼の作品をこぞってカバーしている。現在は往年の風格も無くなってしまったが、70年代は相当なカリスマを持っていた。
ジョージ・ハリスン、ディラン、ストーンズと対等にわたりあえる実力を持つ。
「バングラデシュ救済チャリティ・コンサート」では、ジョージ、ディランとも共演!!
『ソング・フォー・ユー』『スーパー・スター』『マスカレード』などカーペンターズがカバーしてヒットした曲も多い。
レオン本来の持ち味はなんといってもブルース、ジャズ、ゴスペル、カントリーなどのルーツ・ミュージック。
71F
スワンプ・ミュージックの強者たち②J.Jケール
8
オクラホマを中心に活動して、決してスターシステムに巻き込まれず、生涯一ミュージシャンの道を貫いたアーティスト。
つぶやくようなハスキーな歌声と独特なトーンのギターは、クラプトンやダイヤーストレイツのマーク・ノップラーなど信奉者が多い。
72F
スワンプ・ミュージックの強者たち③デラニー&ボニー、ジェシ・エド・デイビス、ドン・ニックスetc
19
なんといってもイギリスのミュージシャン達が一斉にスワンプ化したのはデラニー&ボニーがイギリス公演を行なったことが大きい。ジェシ・エド・デイビスもタジ・マハールをはじめとして多くの英米のアーティストと共演。特にジョージ・ハリスンやクラプトンとの交流からイギリスでの人気も高かった。因みにジョン・レノン版の『スタンド・バイ・ミー』のギターソロはジェシが弾いている。
ジェフ・ベックはドン・ニックスがお気に入りのようで、『ブラック・キャット・モーン』『スウィート・スウィート・サレンダー』の2曲をレパートリーにとりあげている。※第二期ジェフ・ベック・グループの時にはやはりドン・ニックスの作品『ゴーイング・ダウン』もカバー。
こういった英米双方の交流は、ロックの幅をより広げることにもつながった。レオン・ラッセルに見いだされたギタリスト、マーク・ベノも通好みのアーティスト。
73F
ビートルズのDNAを継いだ者たち・・・ビートルズ・チルドレン①バッドフィンガー
9
70年代以降、ポップス、ロックの世界でビートルズの影響を受けていないアーティストを探す方が難しいくらい、ビートルズの影響力は大きい。
しかし、サウンド面で、すごくビートルズを彷彿とさせるバンドやアーティストはむしろ限られてくる。
例えばその条件として考えられるのは、①甘いメロディとソリッドなサウンド。何重にも重ねたコーラス。②SEを多用したり、テープの逆回転あるいはテープ速度の変更などによるサイケ感覚。③ボードヴィルやクラシック、ラテン、インド音楽などの非ロック的な音楽を取り入れている点・・・。
④独特なタイム感やコード進行。
簡単にいうと以上のような要素が強ければ強いほど、ビートリッシュだと感じられる。
そしてそれは単に物まねとかパロディではなく、オマージュとして捉えられる。
そういうバンドなりアーティストをビートルズのDNAを継いだ者たちとしてカテゴライズしたのがこのルーム。
最初に取り上げるのはバッドフィンガー。ビートルズに一番近い位置にいたということも含めてまさにビートリッシュなバンド。
74F
ビートルズのDNAを継いだ者たち・・・ビートルズ・チルドレン② 10cc
7
10ccは、ビートルズの様々な因子の中から特にポール的なメロディセンスを引き継いだという印象が強い。ロル・クレームとケヴィン・ゴドレーが去ってエリック・スチュワートとグラハム・グールドマンが実質10ccを継続させるころには、ますますその要素が強まった感じがする。もちろんロルやケヴィンがいたからこそ【オリジナル・サウンド・トラック】のような傑作が生まれたわけだが・・・ことメロディセンス、曲の構成などはエリックとグラハムの時代の方がよりビートリッシュに感じられる。
ヒネクレ具合や、ブラックユーモアという点では断然初期の方が上回っているが・・・。
75F
ビートルズのDNAを継いだ者たち・・・ビートルズ・チルドレン③エレクトリック・ライト・オーケストラ
26
ELOはもともとロイ・ウッドがジェフ・リンを誘ってストリングセクションを内包したロックバンドというコンセプトで結成されたバンド。しかし、うつりぎなロイ・ウッドは目的達成した後、すぐにELOを離れてウィザード。ウィゾ・バンド、ソロ・・・とコマーシャリズムとはかけ離れた趣味音楽を追求。
ELOは実質的にジェフ・リン、べヴ・ベヴァンに任されて、よりビートリッシュな音楽へと接近していく。
76F
ロック・ソウルアルバム(名盤77年編①)
40
この年はなんといってもピストルズのデビューが衝撃的だった。レイナード・スキナードのメンバーが乗った飛行機が墜落。ロニー・ヴァン・ザント、新しく加入したばかりのギタリスト、スティーヴ・ゲインズを失う。何かサザンロックの終焉を象徴しているような出来事・・・。ボウイは【ロウ】に続いて、ベルリン三部作の内の最高傑作【ヒーローズ】をリリース。
スティーリー・ダンの【エイジャ】やビリー・ジョエルの【ストレンジャー】など質の高いコンテンポラリーな作品が目立つ一方、【サタデイ・ナイト・フィーバー】を頂点としたディスコの粗製濫造も目立った。
また所謂ロンドン・パンク5大バンドのアルバムが出そろう。
77F
ロック・ソウルアルバム(名盤77年編②)
37
シンガーソングライター勢もしのぎを削っていた時代。ファンク系やハードロックなども生き残りをかけてがんばっていた。
地味ながらも着実に支持を増やしていったのはパブロック!!
これは何とも嬉しかったね。
78F
ビートルズのDNAを継いだ者たち・・・ビートルズ・チルドレン④パイロット、スプリンター、グレープ・フルーツetc
14
ここで紹介するのは、これまでのアーティストほどは知名度はたかくないものの、確実にビートルズの遺伝子を内包した作品を作り上げた実力者。
トッドのように、真っ向からビートルズのパロディに取り組んだものもいれば、ジョージに気に入られてダークホースレーベルから登場したデュオ、スプリンター、ジョン・レノンが気に入ってヨーコの詩集からバンドを付けられたというグレープフルーツなど個性的な面々・・・。
パイロットに関してはやはりメロディセンスやアレンジの面でビートルズからの影響が大きいアーティストという感じ。
そのパイロットのメンバーが全面的に参加しているアラン・パーソンズ・プロジェクトもまたビートルズの遺伝子を強く感じさせる。
79F
ロック・ソウルアルバム(名盤78年編①)
30
この年は、後に大きなブレイクをするアーティストが多数デビュー。また、ブラザーズ・ジョンソンや後期のドゥービーなど洗練されたシティ・サウンドも支持される。スプリングスティーンが例の泥沼の裁判から開放され、復帰したのもこの時期。
ヴァン・ヘイレン、ダイアー・ストレイツ、ポリスなど確実に時代が変わりつつあったことを証明するようなアーティストが登場したのもこの時期。
個人的にはブルース・ブラザーズがR&Bにもう一度スポットライトをあててくれたのが嬉しかった。
80F
ロック・ソウルアルバム(名盤78年編②)
22
巨大化して、耳障りが良くなっただけのビッグネームに対して、パンク・パブロック、ニューウェイヴはまさに自分たちが聴きたい音楽は自分たちでやってしまえという「ドゥー・イット・ユアセルフ」の精神をアピールし、ロックン・ロールをストリートに呼び戻した。アルバムのジャケット・アートもわざとモノクロや原色を多用し、バンド名やタイトルもコラージュしたようなものが多く、ジャケットを見るだけでも十分に刺激的な作品が多いのも特徴。
俺は従来のロックも大好きだけど、この新しい波にも激しく共感を持ったので、両方聴いていた。現在も両方楽しめる。
81F
スワンプ・ミュージックの強者たち④ブリティッシュ・スワンプ
36
デラニー&ボニーのイギリス・ツアーは、エリック・クラプトン、ジョージ・ハリスン、デイヴ・メイスンをはじめとしたブリティッシュ・アーティストたちに本場のスワンプ・ミュージックの洗礼を受けさせ、以降、イギリスでは、ルーツ・ミュージックに根差したサウンドを志向するアーティスト、バンドが続出。ストーンズも彼らなりのスワンプ・ミュージックを生み出す。もっともその陰にはレオン・ラッセルやアル・クーパーの存在も・・・。
また、ストーンズの「ロックン・ロール・サーカス」にゲスト参加したタジマハールやジェシ・エド・デイビスらの与えた衝撃も大きかっただろう。
レオンを番頭役として推し進めたジョー・コッカーの「マッド・ドッグス&イングリッシュメン」のツアーは、ブリティッシュ・ロッカーとアメリカの実力派ミュージシャンとの交流の成果の現れ・・・。
デラニーたちの後押しで初のソロアルバムをリリースしたクラプトンは、その後デラニー一派のリズムセクションをそのまま戴いて「デレク&ザ・ドミノス」を結成。【レイラ】をものにする。
82F
ロック・ソウルアルバム(名盤79年編①)
28
もうここら辺りのラインナップを見ると70年代前半から半ばくらいまでの顔ぶれとはまったく違ってきていることがよくわかる。
76~77年の頃に出てきたパンク、ニューウェイヴの種はその後大きく世界に拡散していく。ヒットチャートにもビッグネームは少なくなっていて、わずかにウエストコースト勢は元気が見られるが、オールドウェイヴのロック(それもブリティッシュ)ではわずかにバッド・カンパニーとシン・リジィくらいしか見当たらない。
単なる世代交代ではすまされない、確実に若い世代のサウンド志向が変化した現れだと思う。
そしてそれは80年代にさらに加速して行く。
83F
ロック・ソウルアルバム(名盤79年編②)
26
ポール・マッカートニーやサンタナ、キッスなどベテラン勢もそれなりに頑張っているが、やはりトーキング・ヘッズ、ジョー・ジャクソン、ジャパン、XTCなどが注目される。
珍しいところではアラン・パーソンズやトレバー・ラヴィン、マンハッタン・トランスファーなどの健闘がみられた。
ハードロック系では時代に左右されないモーターヘッドがAC/DCとともに気を吐いた。
EW&Fはあまりにもわかりやすい白人層にすり寄ったような作品をたて続けに出してやがてブラック・ミュージック・ファンから見放される。
84F
ロック・ソウルアルバム(名盤70年編①)
44
70年代を71年から79年まで俯瞰してきたが、今回はその始まりである70年を取り上げようと思う。
新しい時代に入り、ニューカマーがぼちぼち出現していたが、まだ60年代のサイケな感じを若干引きづっていた時代なので、音楽にもそうした様子がみられて面白い。
ビートルズが解散して、ポールがソロアルバムを出したという点でも時代の分岐点ということが言えるだろう。
シンガーソングライターの活躍も目立った。エルトン、レオン・ラッセル、ジェームス・テイラーがそれぞれ初期の名作を発表。
85F
ロック・ソウルアルバム(名盤70年編②)
40
ソフトマシーンやキャラヴァンなど、所謂カンタベリー系のバンドや、キース・エマーソン率いるナイスなどプログレの活躍も目立ってきた。また、クラプトンやデイヴ・メイスンなどデラニー&ボニーに関わったイギリスのアーティストがレイドバックしたスワンプ作品を発表。ジョー・コッカーもレオン・ラッセルのアシストのもとスワンプ・レビューでツアーを敢行。ニール・ヤングは内向的な【アフター・ザ・ゴールド・ラッシュ】を発表。サンタナは初期の最高傑作【アブラクサス】でラテンロックを世界に認めさせた。
86F
ロック・ソウルアルバム(名盤69年編①)
43
69年は音楽的な傾向から見ても、70年代と地続きという感じがする。なんといってもツェッペリンのファースト、セカンド。クリムゾンのファーストが出されている。またビートルズも事実上のラストレコーディング【アビーロード】をだし時代が確実に変化したことがわかる。
フリー、シカゴ、ジョニー・ウィンター、ポコなどもデビュー。一方でロバータ・フラック、アイザック・ヘイズなどのニューソウルの台頭、ミーターズなどのニューオリンズ・ビートも出てきた。
87F
ロック・ソウルアルバム(名盤69年編②)
28
ディランはカントリーに急接近。ハンブル・パイやジョー・コッカーはよりスワンプに近づき、フェアポートなどトラッド・フォークに注目するアーティストも増えている。また、100万ドルのギタリスト、ジョニー・ウィンターをはじめとしてブルース・ロックにも人気がでてきたのもこの時期。
88F
マイ・ギター・コレクション
17
中学2~3年あたりからギターを弾き始めた。当時はフォークソングの流行の真っただ中・・・。でも、そう簡単に高いギターは手に入らず、1番最初のギターは親戚から貰ったクラシックギター・・・。それに黒い下敷きを好きなように切ってピックガードとして張ってみたりした。
やがて高校入学のお祝いとしてYAMAHAの2万円くらいのフォークギターを買ってもらう。しかし、それはただ親戚がヤマハに勤めていたからという理由で買ったもので、決して俺の好きなモデルではなかった・・・。
その後そのギターはモーリスのドレッドノート型に変わり、かなり最近までメインのギターとしてライヴで使用・・・。
エレキギターの方はフェンダージャパンのテレキャス・・・当時5万円くらいだったかな?
それから、様々なギターを買って現在ベース、ミニギター、アコギ合わせて10数本所有・・・。
今のところすべて気に入っている。
89F
ロック・ソウルアルバム(名盤68年編①)
31
サイケや反戦へのメッセージが込められたロックやリズム&ブルースが注目される中、サイモンとガーファンクルなどは徐々にフェードアウトしていったのは、バンドやデュオを長く続けることの難しさを象徴している。
ステッペンウルフ『ワイルドでいこう』などニューシネマ絡みのサントラから、ロックのヒット曲も出てくる。
ブライアン・エプスタインを失ったビートルズは、精神的支柱がなくなったこともあり、メンバー同志の確執がどんどん表面化。しかし、メンバーそれぞれの音楽性はより高度になり、【ホワイトアルバム】ではそれぞれの個性が爆発。
90F
ロック・ソウルアルバム(名盤68年編②)
28
R&B、サイケ、ブルース、カントリー・ロックなど、様々なジャンルで実験的な取り組みがされていて、ジェフ・ベックは大音量のリズム隊、そしてギターに拮抗するボーカリスト(ロッド・スチュワート)を得たことからブルースやロックをよりへヴィでスリリングなものに変えてクリームと並んで、ハードロックの基礎を作る。
ソウルの世界ではジェームズ・ブラウンが圧倒的な存在感をアピール。単なるソウルではなく、ジャズの要素やアフロ・ミュージックの影響を受けたファンクを完成させつつあった。
91F
続ロックなTシャツコレクション
11
前回大好評だった企画・・・今回はほとんどよれていないよ。というか買ったばかりなので・・・。
特別珍しいものはほとんどないんだけど、東北の北端の県で店の店頭で直接手に入るのはこの程度。
でも、みんな気に入ったものばかり・・・。だれでも気軽に始められるコレクションです!!
92F
ロック・ソウルアルバム(名盤67年編)
31
大サイケ絵巻【サージェント・ペッパーズ・・・】の登場。アメリカではドアーズ、ジェフアーソン・エアプレイン、グレイトフル・デッド、ヴェルベット・アンダー・グラウンドなど個性的な顔ぶれがシーンを彩る。
イギリスに渡った黒人青年も革新的なサウンドで、ロックに確実な変化をもたらす。その名はジェームズ・マーシャル・ヘンドリックス。
93F
ロック・ソウルアルバム(名盤66年編)
24
ビートルズの【リボルバー】など、白人のロックが単なるリズム&ブルースのコピーではなく、新たな地平に発展していく過程が面白い。一方でウィルソン・ピケットやパーシー・スレッジなどの本格的なR&Bも健在。
クラプトンがブルース・ブレイカーズに参加、バターフィールド・ブルース・バンドなど白人ブルースも独自の路線を模索している。
ストーンズ、スモール・フェイセズ、ヤードバーズなどブリティッシュ・ビートも健闘!アメリカではビートルズに影響を受けて自作自演のバンドがどんどんでてきたし、ディランやS&Gを代表とするフォークロックも盛んになる。
94F
ロックな怪獣コレクション③「ウルトラ怪獣ソフビ」
19
久々に萬屋を覗いたら、それほどの収穫ではなかったが、持っていない四体を見つけたのでゲット。
さらに、最近(七月に入ってから)三体見つけた。七月末にヴァニラとゴジラを追加。年が明けて4月にあと二体追加!!
95F
ロック・ソウルアルバム(名盤65年編)
25
ビートルズの【ラバー・ソウル】をはじめとしてストーンズ、ザ・フー、キンクスなどブリティッシュ・インベンションの代表格が揃ってアルバムをリリース。一方でアメリカではガレージ・パンクの始祖のようなソニックスやバーズ、ディランのフォークロック、スモーキー・ロビンソンやマーヴィン・ゲイなどのモータウン組も快調。
さらにブルースではB.Bキングが名作ライヴ【ライヴ・アット・リーガル】を発表。
96F
ロック・ソウルアルバム(名盤63・64年編)
20
この2年は本当にビートルズとビーチ・ボーイズ、ディランの活躍がすごい。また、枚数は少ないもののストーンズやキンクス、ヤードバーズなどのブリティッシュ・ビートの勢いが徐々に明白に・・・。
マーヴィンやスティービーなどのモータウンも頑張っているが、やはりビートルズの快進撃が止まらない!!
97F
ロック・ソウルアルバム(名盤80年代編③)
30
80年代はMTVと打ち込み、シンセ全盛の時代だったとも言える。また、60年代後半や70年代のような音楽にメッセージを込めるというよりも、ポップでダンサブル、明るく享楽的なサウンドが中心。ただ深い思想を持たない分、覚えやすく親しみやすいメロディに注目したということでは、60年代やそれ以前の音楽を純粋にエンターテイメントとしてとらえるといった視点は正しい選択。また、音楽産業がビッグビジネスになったのも80年代の特徴であり、今となってはそれが大きな功罪でもある。売れる音楽=良い音楽という風潮が音楽業界を駄目にした。
98F
ロック・ソウルアルバム(名盤80年代編④)
30
テクノ・ニューウェイヴが一斉風靡したように感じていたが、どっこいアメリカの骨太なロケンロール勢も気を吐いていた。スプリングスティーン、ジョン・クーガー、ヒューイ・ルイス、ボブ・シーガー・・・。
またマイケルのセールスには敵わなかったが、世間一般の評価としてはマイケルを上回る勢いだったのがプリンス。
ソウル・ファンク・ファンのみならずロックファンからも絶大な人気を得ることになる。
ポリスは短期間でピークを迎え、やがて解散へ・・・。スティングはソロヘ・・・。ポールはこのアルバムを機会にウィングス以来のバンドを結成して、ワールドツアーなど再び積極的に行うようになる。
101F
ブリティッシュ・フォーク・トラッドの世界①フェアポート・コンベンションとその仲間
13
イギリスのロックにおいて、かなりエポックメイキングなムーヴメントがブリティッシュ・フォーク・トラッド関係の音楽。
フェアポート・コンベンションをはじめとして、ペンタングル、リンディスファーン、スティーライ・スパンなどイギリスにもともと延々と継承されてきたトラッドなどの伝承歌とアメリカのフォークソング、ロックを融合したスタイルは、イギリス独特のムーヴメントであった。
フェアポート初期の主要メンバーであったリチャード・トンプソンについては別枠で取り上げたので、ここでは繰り返して取り上げない。
104F
ブリティッシュ・ジャズ・ロック①(カンタベリー・ミュージック編)
32
ソフトマシーンを筆頭として、キャラヴァン、ゴング、ハットフィールド・アンド・ノース、エッグ、スティーヴ・ヒレッジ、ケヴィン・エアーズ、ロバート・ワイアットなど、いずれもジャズの影響を受けつつも、サイケデリックな味わいを持ち、思想的にはフラワー・ムーヴメント、ヒッピー思想がかんじらる顔ぶれ・・・。
105F
ブリティッシュ・ジャズ・ロック②(グラハム・ボンド、ジョン・ハイズマン、ブライアン・オーガー周辺)
29
グラハム・ボンドのバンドにいた驚異のバカテクドラマー、ジョン・ハイズマン、そしてオルガンの名手ブライアン・オーガーはほぼ時を同じにして、エレクトリック化されたジャズ(エレクトリック・マイルスのサウンド)などに影響を受けて、ロックフィールドから大きくはみ出した音楽を追求していく。もちろんそこにはマイルス、スライ・ストーン、ジミ・ヘンドリックスなど容易にジャンル分けすることが不可能な音楽が同時期にあったということが重要。
つまり後のフュージョンブームとはまた違ったアプローチであったのだ。
したがって、フュージョンとジャズロックは似ていて異なるもの・・・と捉えるべきである。
106F
洋楽ロック・ソウル・アルバム(ブリティッシュ・ハードロック⑥)B級ハードロック③
63
英米問わず、メジャーになりきれなかったものの、高い音楽性と演奏力を持つバンドはたくさんある。
メインストリームのバンドをあらかた聴き尽した後、興味を持ったのがB級ハードロック。特にブリティッシュはそうしたバンドの宝庫。メンバーのうち、ほんのひとにぎりの者だけが、メインストリームでも名をのこしているが、大抵あまり恵まれた成功はつかめなかった。
しかし、だからこそ、メジャー・アーティストにはない自由な発想が面白い。
107F
音楽DVD・ブルーレイ①ローリング・ストーンズ
17
ここ近年のアーカイヴ映像「フロム・ザ・ボールト」の怒涛のリリースが続いているストーンズ。現在のライヴ映像も、もちろん興味深いが、生で体験出来なかった時期のライヴをこうやって見られるというのは実にありがたい。
個人的にはまだリリースされていない76年の映像も早くみたい。※海賊盤では見られるが・・・。
やっぱり正式リリースが望まれる。
109F
音楽DVD・ブルーレイ③クラプトン、ジェフ・ベック、レッド・ツェッペリン
12
こちらは三大ギタリストの画像。クラプトンがやはり一番多くリリースされているかな。
ベックに関してはB.B&Aとか第二期ベック・グループの映像も正式に出してほしいな。
ツェッペリンに関していえば二枚組の「DVD」がジミー・ペイジの細かい査定を通った究極の映像だろう。
【セレブレーション・デイ】に関しては2007年の特別なライヴなので、例外的な作品というべきだろう。
111F
音楽DVD・ブルーレイ⑤RockPalastなどの音楽番組の商品化されたタイトル
27
ヨーロッパなどでは、ドイツの「RockPalast」をはじめとして、必ずしもメジャーなアーティストでなくても、渋いブルースロックやパブロックなどのライヴ映像がしっかり残っていたりする。ここに紹介するのはほんの一部だけど、どれもご機嫌!!
グラハム・パーカーとか、ロックパイルなんて、こういうテレビ映像が残っていただけでも大感激!!
J.Geils Bandもなかなかライヴ映像がないので貴重。ジョニー・ウィンター、トリオ編成と思えないほど素晴らしい演奏。ベース奏者はギターもハーモニカも上手い!!ジョニーとパートを交代しての2曲はギター弾きまくり!! ジョニーも青ざめる出来。
112F
音楽DVD・ブルーレイ⑥プリンス、ディープ・パープル、ボブ・ディラン、トム・ペティ、スプリングスティーンetc
28
こちらも今となってはかなり貴重な作品ばかり。プリンスはただでさえ正式にリリースされたものが少なく、またLDの時代に出ていたレボリューションとのライヴは未だにDVD化されていない。※なので個人でDVDに焼いて見ている。
ディランも正式なライヴ映像は少ないな。「ローリング・サンダー・レビュー」のやつなんかきちんと出してほしい。
一時期ディランのバッキングを担当したトム・ペティもグッドジョブ!!
スプリングスティーンに関してはCDのデラックス・エディションとの抱き合わせが多い。
118F
ロックな帽子コレクション
8
ライヴの時にちょっと試してみたら、結構似合ったので、普段もかぶるようになった。
主に中折れ帽とハンチング、キャスケットが中心。
様々なカラーのものを収集中・・・。まだまだ増えそう。
120F
アナログレコード①+CD ツェッペリン、バドカン/フリー、フェイセズ/ロッド、ハンブルパイ、ザ・フーetc
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これまでも音源としてCDやDVDは紹介してきたけど、本来音楽にどっぷりつかるきっかけになったのはアナログのレコード。そしてここ数年また自分の中でアナログレコード・ブームが来ていて、盛岡、仙台、東京などで良さそうな中古レコード・フェアが行われていると、出かけていって少しずつまたコレクションが増えてきている。
てことで、これまで紹介してきたCDと当然ダブるものもあるけど、この30センチ×30センチの世界観は捨てがたい。
ロック、ポップス、ソウル・R&B、ファンク、ブルース、ジャズ・・・俺の音楽生活すべての出発点がレコードだった。
まずはブリティシュロックのメジャーな所から・・・。CDでしか持っていない物もあるので追加登録しました。
121F
アナログレコード②+CD プログレ編フロイド、クリムゾン、EL&P、イエス、ジェネシスetc
98
ピンク・フロイド、キング・クリムゾン、EL&P、イエス、ジェネシスなどいわゆるブリティッシュ五大バンドから始まって現在はイタリアやドイツ、フランスなどのバンドまでコレクションの範囲は広まっている。
※ただし、アナログ盤ではイタリア~ヨーロッパ系は少なくて、CDで入手する方が多いかな。
※メインのメジャーバンドのものでもここにないものはCDでは持ってます。
123F
アナログレコード④+CD ビートルズ、ソロアルバム、その周辺・・・
61
そもそもビートルズは小、中、高の当たりまで頻繁にラジオでかかっていたので、エアチェックで済ませていました。※どうしてもビートルズはレコードで買うのは後回しになりがちだった。
なのでビートルズ本隊やメンバーのソロはCDではほぼコンプリートで持ってるけど、アナログでは完全に揃っているわけではないです。※因みにCDでは例のモノボックスも持ってます。
また、メンバーのソロアルバムの方もCDではほぼ全部持っているが、アナログはコンプリートしてません。
あとビートルズの遺伝子を継ぐアーティスト、バンドについては以前CDで取り上げていますので、コレクション・ルーム・リストからそちらの方を参考にされた方が良いと思います。
124F
アナログレコード⑤+CDウエストコースト・ロック・・・イーグルス、ドゥービー・ブラザーズ、ジャクソン・ブラウン、J.Dサウザーetc
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ブリティッシュ・ハード・ロックやビートルズ、ストーンズを一通り聴いて、その後に出会ったのが、アメリカのウエストコースト・ロックやサザン・ロック。
イーグルス、ドゥービー、リトルフィート、ジャクソン・ブラウン、リンダ・ロンシュタット、J.Dサウザーなどなど
どこかアコースティックな味わいと見事なコーラスワーク。ブリティッシュものとは違う爽快感がたまらなく気持ちいい。現在もよく聴きます。因みにイーグルスのアルバムで一番好きなのは呪われた夜❗️
ドゥービーは『チャイナ・グローブ』をはじめとして数曲バンドでカバーしていた。リトル・フィートはコピーしたくても難しすぎて無理だった。トム・ウェイツは俺に取ってはアサイラム時代こそ肝。一番のお気に入りはセカンドかな?※当初はレコードのみの展示するルームにしようと思っていたのだが、なんとなく歯かけ状態の所があるので、CDのみで持っている物も付け加えることにした。
125F
アナログレコード⑥+CD ウエストコーストの歌姫たち
43
それまであまり女性シンガーは聴いていなかったが、リンダ・ロンシュタット、カーリー・サイモン、キャロル・キング、カーラ・ボノフ、ニコレット・ラーソンなど西海岸を中心に活躍するシンガーには、大抵ハートを打ち抜かれた。
今でも大好きな人たちばかり・・・。また、バッキングのメンツにも好みの人たちが集結しているので嬉しかったね。
126F
アナログレコード⑦+CD ウエストコースト(サイケデリア)
93
さて、こちらは60年代~活躍しているバンドが中心。
サンタナ、ジェファーソン・エアプレイン~ジェファーソン・スターシップ、グレイトフルデッド、ドアーズ、ジャニス・ジョップリン、スティーヴ・ミラー・バンドetc・・・すでにメンバーが鬼籍に入ったものや、解散したバンドも多いけど、正にあの時代を代表する連中ばかり・・・。今でも十分にスリリング!もちろん、サンタナやスティーヴ・ミラーのように現役で活躍している人たちもいる。
なおデッドの【ワーキングマンズ・デッド】や【アメリカン・ビューティー】を含む諸作はCDでは持ってます。同じくジェファーソン・エアプレインの【ボランティアーズ】とかホットツナ関係もCDで所有。
128F
アナログレコード⑨+CD ソウル・R&B(1)レイ・チャールズ、アレサ、アル・グリーン、オーティス・レディング、サム・クック・・・
76
ロックと平行してソウル・R&Bも大好きでよく聴いていた。ただ、ここにあるのはあくまで少ない小遣いでようやく買ったアナログのもの。欲しいものがすべて手に入れられた訳ではないので、どうしてもベスト盤とかが多くなる。あの名盤、定番がないじゃないかとお思いの方・・・大丈夫。ここにないものも後に買ってほとんどCDで持っています。※出来れば全部アナログだといいんですが(^_^;
ここには出来るだけモータウン以外のディープで南部色の感じられるものを並べてみました。
モータウン系やファンクものは別のルームに・・・。
129F
アナログレコード⑩+CD ソウル・R&B(2)モータウン他・・・
55
サザン・ソウルと並んでソウルといえばモータウンは外せない。ほぼリアルタイムでその成長を聴くことが出来たスティーヴィー。【トーキング・ブック】~【キー・オブ・ライフ】までの快進撃は、正に胸をすく思いがあった。そしてあと乗りではあるけどマーヴィン、スブリームス、スモーキー・ロビンソン、テンプテーションズ、コモドアーズ、フォートップスなども好きになった。
他にもフィリー・サウンドや他のレーベルのものも徐々に聴くようになる。
133F
ディープ・パープルとブリティッシュ・ハード・ロック
116
パープルといえば超メジャーな存在。その後に出てきた多くのバンドもパープルの影響下にあることは確か・・・。
メンバーの入れ替わりはかなり激しく、ファンもどの時期が好きかで評価が分かれる。
ブリティッシュ・ハードならツェッペリンやブラックサバスは外せないが、すでにアナログレコードの最初の展示ルームで紹介済みなので、ここではそこまでメジャーになりきれなかったバンドを中心に取り上げることにした。
※パープル解散後の主要メンバーのソロアルバム(アナログに限って)も一応載せておきます。(トラピーズはグレンがパープル参加前に在籍)
また、たとえメジャーになりきれなかったとしてもサウンド的にはかなり面白いバンドがブリティッシュ・ハードの世界ではひしめき合っていた。
ジャケットアートもかなり力の入っているものが多いね。
134F
愛しのJ.Geils Band!!
14
今はリーダーだったJ.Geuls抜きで活動(J.Geilsは昨年死去)しているが、絶頂期は70年代から80年代の頭くらいまで。
ブルース、R&B、カントリーなどをルーツとした抜群にライヴがグルーヴィーなロックン・ロールバンド。アメリカ版のストーンズなどと言われたが、ピーター・ウルフを中心としたステージ運びはストーンズを上回る位。デビュー以来地道に熱心なファンに支持されてきたが、81年のアルバム【フリーズ・フレイム】の大ヒットでようやくワールドワイドな成功を収める。しかし、音楽性その他の理由でピーター・ウルフが脱退。ラスト・アルバム【ヒップアート】はピーター・ウルフがすでにいないし、音楽性から言ってもJ.Geils Bandらしくない作品。程なく解散。
その後もライヴに限って何度も再結成されている。
何はともあれ、アトランティック時代の二枚のライヴアルバム【フルハウス】と【ブロウ・ユア・フェイス・アウト】は必聴!!
135F
麗しのフィートとダン!リトル・フィート&スティーリー・ダン
26
どちらもウエストコーストのバンドではあるが、フィートは南部色やニューオリンズ色が強く、スティーリー・ダンは初期のバンド編成から、ユニットに変化していく過程も普通のバンドとは異なるので、ウエストコーストのくくりではなく、ここに独立して並べることにした。
どちらも非常に素晴らしい作品を多く生み出し、現在も(あるいはこれから先も)十分に通用するスタンダードであると思う。
136F
S&Gとシティ・ポップス、ソフトロックetc・・・
80
60年代のアメリカン・ポップスの中でサイモン&ガーファンクルは確実にエポックメイキングな存在。フォークを基本として、イギリスの伝承歌やトラッド・ソング、カントリー、ドゥーワップなど様々な要素を含むポール・サイモンのソングライティングと、ガーファンクルの天使の歌声をいかしたコーラスワーク。しかし、なかなか売れずに傷心の日々を過ごしていたサイモンはある日自分たちの楽曲にエレキ・サウンドのバッキングを加えた『サウンド・オブ・サイレンス』を耳にする。フォークロックの誕生! バーズの『ミスター・タンブリンマン』と並んでこの後のそういった路線の指標になる。
もちろん、サイモンの許可もなくバンドアレンジが加えられたことは、本人にとっては不名誉なことだったかもしれないが、結果的に大ヒットしてS&Gはスターダムにのし上がる。
S&G解散後は、サイモンは、フォルクローレ、レゲエ、アフロキューバンなど様々なワールドミュージックのリズムやアイディアを取り込んで、活動の幅を広げていく。
一方自作をほとんど持たないガーファンクルはその神の授けた美声を武器に、ジミー・ウェッブなど優れたシンガーソングライターの作品を積極的に取り上げて、数々の名盤を作り上げている。
サイモンもガーファンクルも、ソロになってからは、より都会的に洗練された作品を多く作っているのは決して偶然ではないと思う。
ニューヨークやロサンゼルスをはじめとして、大都市に生活する者に共通するある種のスノッブなセンスが感じられる。
それはビリー・ジョエルやフィービ・スノウ、マイケル・フランクスなどにもあるように思う。
単なるAORではなく、正にシティ・ポップスというべき音楽なのではないかな。また、バリー・マニロウやベット・ミドラーのように業界の裏の裏まで精通しているプロフェッショナルなシンガーも好きだ。
彼らのボードビルやミュージカル、スタンダードなジャズに通じるセンスも非常に都会的!!
カーペンターズは、もう言うことなしです!ポップスとして完璧!!
137F
viva!ELTON!
16
70年代のエルトンの活躍はポピュラー・ミュージック史上特記に値する位凄かった。それをリアルタイムで聴くことが出来たのは実にラッキーだったな。ごく最近ライヴ活動からの撤退を宣言したけど、正直俺の中では【ブルー・ムーヴス】で終わっている。
ともあれ、これだけの素晴らしい作品を残したアーティストはそれほど多くはないだろう。
Viva!ELTON!
138F
ロック御三家・・・エアロスミス、クイーン、キッス
53
70年ビートルズが解散したときには、小学校六年生だった。
俺らのように70年代をリアルタイムで青春時代だった者にとって、エアロ、クイーン、キッスというのは避けて通れない三大バンド。俺はエアロには常に注目してきたけど、クイーンやキッスも大好きだった。
もちろん、あまり聴かなくなった時期もあるものの、重要だと思うアルバムについてはきちんとチェックしてきたし、今でもよく聴いている。ビートルズやストーンズはやや後追いになったけど、この三大バンドは正に俺らの世代の一番近い存在だったな。
139F
ディランズ・ルーム
42
とにかくもう生きたレジェンド。ただ俺が一番好きなディランは【偉大なる復活】~【血の轍】~【欲望】の当たり。
乗りかかった船で、結構様々買わされたけどね。
どの時期の声が好きかっていうのは、結構重要!
141F
ISLEY、OHIO、SLY、J.B・・・FUNKの神髄??
62
Isley、Ohio Playersに関してはいずれもそれまでのR&Bの単なる発展型ではなく、時代的な背景もあってロックやシンガーソングライターの影響も受けている。また、スライとJ.B(ジェームズ・ブラウン)はFunkの誕生に深く関わった最重要人物として、この項では欠かせない存在。
143F
パンク・パブロック天国①
93
パンクの発祥については様々な説があるが、ニューヨークでラモーンズやパティ・スミス、テレビジョンなどの新しいムーヴメントの情報は日本にも雑誌やなんかで伝わってきた。やがてロンドンからセックス・ピストルズ、ダムド、ジャム、ストラングラーズ、クラッシュなどのいわゆるロンドン・パンクがメジャーに進出。ようやく音そのものを多く体験出来るようになる。
また、ニューヨーク・パンクの根底には60年代のストゥージズやMC5など、また無名のガレージパンクたちがいたことが徐々にわかるようになる。
そしてロンドンパンクには、ラモーンズたち新しい波だけでなく、ニューヨーク・ドールズ(特にジョニー・サンダース)からの影響が大きいこともあって、グラム勢もパンクの誕生に大きく関わっていたことも現在では周知の事実。
パンクではないものの、ほとんど同じようなアティテュードを持ったパブロック(ビート・ミュージック、ルーツ・ミュージックの影響を受けた連中)もロックン・ロールの歴史の中では重要だと思う。
パンク・・・パブロックどちらも大好きだな。ストリートの猥雑な雰囲気、退廃、疾走感、タフな生活感・・・。
そもそもロックン・ロールが誕生した頃のようなスリリングでエキサイティングな雰囲気を、俺らはパンクやパブロックから感じ取った。
144F
パンク・パブロック天国②
94
厳密に言えばパンクとパブロックの境界線は限りなく曖昧だ。パブで演奏するということはそこに集っている人たち全員を満足させる音楽が出来なければ、ビール瓶が飛んでくるといったタフな状況。
一方パンク勢はむしろそうした騒ぎを歓迎するようなパフォーマンスも多かったようだ。
共通するのは自分たちが聴きたい音楽を自ら作り出すということ。「ドゥー・イット・ユアセルフ」の精神!百戦錬磨のギグで鍛えられてメジャーになっていった者もあれば、単発で消えていったバンドも多かった。
しかし、ロックン・ロールの初期衝動は未だにその作品にあふれている。パンク末期に登場したスカ・ツートーンブームも基本的にはパンク・パブロックの流れをくんでいる。
145F
Chicago,BS&T,Chase・・・ブラス・ロック!!
20
今でこそブラスを入れたバンド編成はそれほど珍しくはないが、70年代にはブラス入りのロックは実にきらびやかでかっこよかった。まだ、ジャズとかは敷居が高く、ブラスの活躍はロック、ポップス、映画音楽などを通じて味わえた。
特にブラスロックといわれるジャンルのグループは、ジャズ的な要素も取り入れて入るものの、キャッチーでポップな味わいがあって、人気も高かったと思う。
※シカゴは俺に取ってはテリー・キャスが生きていた時代こそが、シカゴ。
テリーを失って初めて出した【ホットストリート】はそれなりに頑張っていたけど、まあここまでかな。
大ヒット『素直になれなくて』を収録している【16】はとりあえず持っているけど、あまり聴いていない。※因みにシカゴ9作目はベストアルバム。
146F
サザン・ロック・・・アメリカ南部の愛すべき荒くれ者たち
72
オールマン・ブラザーズ・バンド、マーシャル・タッカー・バンド、ウェット・ウィリー、レーナード・スキナード、ZZ TOP、ハイドラ、アウトローズなど、ブリティッシュハードにそろそろ陰りが出てきた頃、サザンロックを知った。
アメリカ南部に根ざし普段着のままステージに上がり、ウィスキーをあおってプレイする、ブルース、R&B、ゴスペル、カントリー、ジャズなどのルーツミュージックに根ざした音楽はめっちゃかっこよかった。※今でも十分良いけどね。
、
147F
アメリカン・ハードロック大全①
104
ハードロックはブリティッシュだけの専売特許ではない。様式美にこだわるイギリス勢にたいして、圧倒的にパワフルで破天荒な魅力のあるサウンドが多いのもアメリカン・ハードの特徴。
グランド・ファンク、マウンテン、テッド・ニュージェント、カクタス、ステッペン・ウルフ、ガンズン・ローゼズ、ジャーニー、ボストン、ヴァン・ヘイレンetc・・・。
現在の耳で聴いても十分に魅力的!!
※エアロスミス、キッスは別ページで紹介済み!
148F
アメリカン・ハードロック大全②
79
前ページの展示にアイテムを登録していったら、予想以上に多くなってしまったので、二つに分けることにした。
ヴァン・ヘイレンやガンズン・ローゼズなどはこちらに入れます。なおフォリナーに関しては英米混合チームではあるものの
主な活動の拠点がアメリカなのでアメリカン・ハードロックの範疇に入れました。また、ハードロックとして容認出来るのは4作目までなので、5作目以降は掲載しません。カンサスやスティックスも俺が本当に好きだった時代のものだけ載せてます。※スティックスは【ミスター・ロボット】とか【パラダイス・シアター】の頃には完全にスルー!!
149F
ジャズとのつきあい方(オレ流=ベタジャズ)
115
普段基本的にはロック、ソウル、ポップスを聴くことが多いのだが、ジャズもたまには聴く。
それも、ガイド本に載っているようなベタなものばかり。なぜかというとそもそもジャズを聴き始めたのは30歳になる辺りからで、それこそロックやソウル中心にレコードを購入しているとなかなかジャズまで手が回らないというか、予算が残らないというか・・・なので、ジャズを本格的に聴き始めたのはCD化がかなり進んでから・・・。※アナログ盤はあまりないです・・・。
しかも、ロック、ソウル、ポップスほどは詳しくないし、知識もないので、詳しい先輩やガイド本を参考にして購入している。ジャズは基本的に「気持ちがよければなんでもいいんだけど」、最近はジャズCDが1000円前後で手に入るようになって、大人買いしている。
てな訳で、一応ジャズも100枚前後あるので、ボチボチ紹介していきます。
150F
90年代の強者たち
38
70年代、80年代の洋楽ロックをリアルタイムで体験して、90年代はなにか新しいグッとくる音楽が出てくることを期待したのだが、それほどでもなかった。ただ、オルタナで個性的なものはいくつかあったね。
ただ、これ以降、新しい音楽にはほとんど期待しなくなったことも事実。
151F
ホール&オーツ、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース、シンプリィ・レッド、カルチャー・クラブetc・・・
57
黒人音楽のロックやポップスに対する影響は明らかだけど、70年代の後半から80年代にかけて、かなり上手くそれを取り入れて自分たちのスタイルにしていったアーティストが多くなった。いずれも単なるブルー・アイド・ソウルということだけでなく、時代の先端テクやスタジオ技術を非常に上手く取り入れていた。
共通しているのはブラック・ミュージックに対するリスペクト。
※ただ、時代の流行に寄りかかりすぎて、やや地味になってしまったかも・・・。
152F
Creedence Clearwater Revival
17
C.C.R(クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイバル)はジョン・フォガティをリーダーとしてアメリカン・ルーツミュージック色(ロックン・ロール、カントリー、ブルース、R&B・・・)を前面に押し出したアメリカン・ロックを代表する存在。バンド解散後は必ずしも順風満帆とまでは行かなかったが、ジョンフォガティは現在も現役で活躍している。
153F
Kinky World
24
初期のビートバンドのかっこよさ、レイ・デイビスの英国に対する風刺と愛着をコンセプトとしたトラジコメディ期の連作、そしてRCAに移籍したあとのコンパクトでソリッドなロック路線・・・何時の時期も実にいかしていたキンクス。
154F
フュージョン・・・クルセイダーズ、スタッフ、リー・リトナー、スタンリー・クラーク、アル・ディメオラ・・・etc
72
70年代後半、ロックがやや停滞し始めた頃、洋楽少年がこぞって飛びついたのがクロスオーバー~フュージョン。主にセッションメンを中心としたムーヴメント。
確かなテクニックとキャッチーなフレーズそしてファンキーであったサウンドは、ロックにそろそろ飽き始めた高校生たちには、うってつけの素材だったのかも・・・。ジャズほどは敷居が高くなかったのも良かった。
しかし、徐々にフュージョン自体も行き詰まりを迎え、一部はAORシンガーのバッキングなどに流れ(元々そちらが本業の人が多かった)、スタンダードなジャズヘ移行するアーティストも出てきた。
ボーカルなしのインストということも飽きられた原因の一つかも・・・。ボーカルなしのインストなら本格的なジャズの方が圧倒的に面白いもんね。
ただ、ここに載せたアーティストたちは現在の耳で聴いても簡単に飽きられるような作品を残していないので要チェックです!!
155F
ストーンズ・パラダイス
56
以前アナログレコード等、ブリティッシュもので一括してアップしたのだが、あまりにアイテムが多くなりすぎたのでストーンズだけ別室に引っ越しさせました(^0^)
基本的に一番好きな時期は70年代。当然その頃のはアナログレコード。60年代のアルバムはあと乗りで主にCDで入手。あと80年代以降の物もCDで集めてます。ロン・ウッドは122Fの方にあります!!
156F
B・スプリングスティーンとそれを取り巻くサムライたち
63
ブルース・スプリングスティーンとの出会いは高校時代かな?『明日なき暴走』ものすごい衝撃だったな。
正に俺らの世代のヒーローという感じを受けた。
その後【闇に吠える街】や【ザ・リバー】など力作をリアルタイムで聴きながら、初期の二枚も聴いてみた。
世界的なレベルでは【ボーン・イン・ザUSA】が大ヒットしたものの、かつてのようなストリート感覚は失っている。【明日なき暴走】がやはりクオリティ的にも頂点であったと思う。
またクラレンス・クレモンズ、リトル・スティーヴン、サウスサイド・ジョニー、ニルス・ロフグレンなどスプリングスティーンを取り巻く強者たちや、交流のあったトム・ペティ、ガーランド・ジェフリーズ、ゲイリーUSボンズなどの活躍も見逃せない。
ブルース本人については現在もライヴ活動は素晴らしいが、作品的には煮詰まっている感が強い。
157F
グラム・グリッターの華麗なる世界・・・ボウイ、T.レックス、ロキシー、ルー・リード、スレイド、スージー・クワトロ、ゲイリー・グリッター・・・
92
グラム・ロック・・・実はこれといった統一された音楽性はなくて、単に化粧してギラギラのスパンコールやサテンの衣装に身を包んだ異形のロッカーたちがひしめき合っていたシーンのことを指す。
両性具有のイメージを持ったものや、50年代のロックン・ローラーをデフォルメしたようなファッションに特別な共通性はなく、明確なメッセージ性を持たないあと乗りのバンドやアーティストも多く存在した。
しかし、そのどこかいびつな日常性を逸脱したファッションとサウンドは、十分に反社会的な雰囲気を醸し出していて、そのシーンから影響を受けた若者たちがやがてパンクを生み出すきっかけにもなった。
ファッションやヘアスタイルの違いはあれど、社会から逸脱したイメージや志向するサウンドにはグラムもパンクも共通性が見られる。
なのでパンクの連中がイギー・ポップやルー・リード、ボウイなどを支持する理由はそこら辺りにあったのだと推測される。
パンクの単純明快でシンプル、そしてどこかいびつによじれているようなサウンドは、グラムが一回りして変異したものとも捉えられる。
いずれにしても、かなり面白いサウンドを持つバンドやアーティストは現在の耳にも新鮮!!
158F
ニューオリンズ・ビート・・・アラン・トゥーサン、ミーターズ、ドクター・ジョン、ネヴィル・ブラザーズ、リー・ドーシー、プロフェッサー・ロングヘアetc
26
ニューオリンズという街の成り立ちから、ブルース、ゴスペル、ジャズ、ケイジャンなど様々な音楽が混じり合って正に音楽の都というにふさわしい芳醇な文化が育った。
アラン・トゥーサンはプロフェッサー・ロングヘアなどの先達から学んだニューオリンズの音楽から、特にいわゆるセカンドラインのビート「タン・ツタン・タン・タン・ッタンタン」をより強調したニューオリンズ・ファンクと呼ばれるリズムを広めた。
これにはアメリカ各地のアーティストはおろか、海を挟んだイギリス勢もニューオリンズ詣をするくらい影響力があった。
フランキー・ミラー、ジェス・ローデン、ロバート・パーマーといったイギリス・ホワイトソウルのシンガーたちも軒並みニューオリンズビートの虜となる。アラン・トゥーサンはもちろんだが、ミーターズとドクター・ジョンの貢献度はかなり高い!
※ニューオリンズ出身ではないが、リトル・フィートの『デキシー・チキン』は典型的なニューオリンズ・ビート。あとザ・バンドも【ロック・オブ・エイジズ】でトゥーサンのアレンジを採用して成功する。
159F
トーキング・ヘッズ、ブロンディ、カーズ、キッド・クレオール
28
トーキング・ヘッズ、ブロンディ。いずれも70年代後半にニューヨークのアンダーグラウンドシーンから出てきて、当初はパンクに分類されていたが、どちらも狭いジャンルに押し込められることなく、多様な音楽性を発揮してブレイク。
トーキングヘッズはイーノとのコラボレーションでアフロビートを取り入れ独自の存在に。ブロンディはデビー・ハリーのコケティッシュなボーカルをいかして時にノスタルジックなポップス色を強調、時に先鋭的なビートでパンキッシュなロックン・ロールを披露。ディスコサウンドまで取り入れる雑食性はなんとしても売れてやるんだというガッツのあらわれ。どちらも今でも十分に鑑賞に耐えうるクオリティを持った作品を多く残している。
トーキングヘッズはすでに解散しているが、ブロンディは現在も活躍中。
もう一つ80年代にとても斬新な風を吹かせたのがカーズ。
基本的にはロックン・ロール、60年代のビートグループの流れをくんだバンドながら、ニューウェイヴ的な乗りがかっこよかった。
キッド・クレオールに関しては俺はラテン版プリンスみたいなとらえ方をしていてもっとビッグになると期待していたのだが・・・。
160F
トラフィック・・・激渋英国ロックの至宝
23
スティーヴ・ウィンウッドとデイヴ・メイスンを輩出したというだけでも凄いけど、ウィンウッドを中心としてサイケデリックからジャズロック、プログレの範疇まで短期間の内に移行していった姿勢は後続のバンド、アーティストに大きな影響を与えた。
ウィンウッドのレイ・チャールズを彷彿とさせるボーカルとオルガンは今も変わりなく輝いている。
ディヴ・メイスンは60年代後半~70年代にかけてアメリカでブレイク。イギリス人によるスワンプサウンドの基礎を築く。
161F
ちょっと癖のあるギタリストたち・・・ピーター・フランプトン、ロイ・ブキャナン、パット・トラバース・・・。
61
ピーター・フランプトン・・・かのモンスターヒットライヴ【カムズ・アライヴ】で世界的にブレイクしたものの、その後徐々に地味になっていき、80年代にはすっかり過去の人になってしまった元祖イケメンギタリスト、ボーカリスト。ロック系のギタリストとしてはウェス・モンゴメリーをアイドルとする所も異色。
ロイ・ブキャナン・・・ジェフ・ベックをはじめとして業界内の多くのアーティストからもリスペクトされていた「世界で最も有名な無名のギタリスト」と言われた職人的なギタリスト。フレット外まで駆け上るフィンガリングとパキパキのピッキングが特徴。
パット・トラバース・・・カナダ出身ながらも、ブレイクしたのはイギリスに渡ってから・・・。その後も海外では多くのファンを持ちメジャーな存在であったものの、日本では今一つ人気が出なかった。
このページではせっかく実力がありながら、現在はあまり評価が高くなかったり、半ば忘れかけられたギタリストを取り上げたいと思う。
ヘンリー・マッカロクは元グリース・バンドのギタリスト。一時期ポール・マッカートニーのウィングスにも在籍。ポールをぶん殴って止めたというエピソードも・・・。その後地道に自身のバンドを中心として活動。
エイドリアン・ブリューは、トーキング・ヘッズ、キング・クリムゾンで活躍。ギターで動物の鳴き声を再現出来るという特技を持つ。
162F
ボズ・スキャッグス、TOTO、レス・デューデック・・・
19
70年代ウエストコーストを中心にAORやスタジオ・ミュージシャンを多用したおしゃれなサウンドが流行った。
ボズの場合デビュー時はしっかりブルース色の強い音楽性だったが、徐々にブルーアイド・ソウル、R&B的なサウンドに移行。【シルク・ディグリーズ】でスーパースターになる。
TOTOは、ウエストコーストのスタジオミュージシャンを中心に結成されて、一躍スターに・・・。元々ボズのバッキングにも何人か参加していたために、同じくくりに捉えがちだが、TOTOのサウンドはプログレ・ハードに近い。
なのでボズの【ミドルマン】はTOTOのサウンドが強すぎて失敗している。
レス・デューデックは古くはオールマン・ブラザーズの【ブラザーズ&シスターズ】に参加したことで話題になった南部出身のギタリスト。その後ボズのバッキングに参加。独立してからはソロ活動、ディブ・メイソン・バンドのマイク・フィニガン、ジム・クリューガーとDFKバンドで活動するなど、一時期ずいぶん注目をあびた。
163F
ダウン・トゥー・アースな流れ者・・・ライ・クーダー、デビッド・リンドレー、ザ・バンド・・・
39
アメリカン・ルーツ・ミュージック(ブルース、R&B、カントリー、フォーク、ケイジャン、ジャズ・・・)といった芳醇な音楽を研究し、さらにハワイやカリブ海やキューバ、アフロミュージックにまでその活動の幅を広げたライ・クーダー、デビッド・リンドレー。
メンバーの大半がカナダ出身者であるにも関わらず、アメリカ各地の音楽をしっかりと自分たちのサウンドの根底に位置づけて、アメリカン・ミュージックの魅力を再認識させたザ・バンド。
こういったルーツ探訪の旅は、単にそういった音楽を実践するだけでなく、彼ら自身の文化的背景を考える上で大いに興味深い。
164F
英国シンガーソングライター、フォークロック
39
同じシンガーソングライターでもイギリスとアメリカでは作風がずいぶん違うように思う。特にイギリスのSSWはどちらかというと叙情的で陰りのあるメロディを得意としていて、詞の内容も諧謔的だったりすることが多いようだ。
また、バッキングのアレンジもどことなく湿り気がありジェントルなものが多いような・・・。
シンガーソングライターと切っても切れない関係にあるのがフォークロック。イギリス特有のトラッドやフォークの影響を受けながらも、これまた非常に和むサウンドが多いと思う。
165F
米国シンガーソングライター、フォーク
54
イギリスのSSWとアメリカのSSWの大きな違いは何か? 具体的にどこかどう違うとかは説明が難しいが、アメリカの方がより自然志向とカントリー的な要素が強いアーティストが多いかな?もちろんすでに紹介済みのディラン、ニール・ヤング、ポール・サイモン、キャロル・キングなどはここでは取り上げない。
むしろ、本国と比べると日本での認知度がやや低い・・・あるいは人気の面でもそれほどではないアーティストが多いと思うが、これが聞き始めると実に味わい深いものが多いのだ。
いわゆるいぶし銀の味わいとでも言おうか。
166F
熱きロック魂・・・流行に逆らい続ける勇者たち
27
70年代末~80年代は、ロックの黄金期(60年代、70年代中半)にすでにほぼアイディアを使い果たした反動で、軽くダンサブルでポップなサウンドが好まれ、ギター中心のものよりもシンセや打ち込みのリズムを強調したものが主流になった。
サウンドだけでなく、歌詞を含めた楽曲そのものも、どちらかというと中身のあまりない、軽薄短小のものほどもてはやされた。
なので、ある程度メッセージ性を持ったガツンと来るロックは、逆に目立った。ブライアン・アダムス、ジョン・クーガー・メレンキャンプ、エディ・マネー、ジョーン・ジェット・・・。ピコピコのテクノや形だけで中身のないダンスチューンに辟易していたリアルなロックを待っていたロックファンには、こうしたアーティストは大歓迎された。
エディー・マネーは途中からAOR的な路線に行ってしまい姿を消したが、あとの連中は現在でも活動している。
男性陣に負けずに頑張っていたのがジョーン・ジェット!グラムとパンクの両方のスピリットを持った希有な存在!
今もバリバリ!!60年代から活動し続けているボブ・シーガーもガッツあるロックンローラー。
ロックン・ロール・イズ・ネバー・ダイ!!
167F
アフロビートの衝撃! フェラ・クティ、キング・サニー・アデ、オシビサ、アサガイ・・・。
10
従来のロック、ソウル、ファンク、ポップスなどの世界とは全く違った音世界・・・あるいはそれらのすべての要素を混在させた世界といっても良いかも・・・。アフロビートの衝撃はフェラ・クティとの出会いから始まった。
アフリカ発祥の打楽器を中心に時にファンクやソウル、時にジャズの色合いも含まれたサウンドは本当に新鮮で、今でも十分にとんがったサウンドだと思う。しかし、単に過激な印象は受けない。アフリカ独特のリラックスしたサウンドと社会の矛盾を指摘する歌詞、そして何より継続するグルーヴ感・・・それが魅力!
168F
芳醇で奥深いポップスの達人達・・・スリー・ドッグ・ナイト、レオ・セイヤー、ニルソン、エリック・カルメン
34
スリー・ドッグ・ナイト・・・三人のリードボーカルとそれを支えるバッキング・インストのミュージャンがかなり機能的にまとまって唯一無二のポップグループとなった。
ロック、ポップス、R&B、ラテンなど様々な要素を持ちながら、ヒット曲を連発。
レオ・セイヤー・・・デビュー当時は道化師のメイクをしてかなり内向的なシンガーソングライターという感じではあったが、徐々に音楽性を広げ、ヒット曲も量産!前述のスリー・ドッグ・ナイトも彼の作品を数曲カバーしている。
169F
黒すぎるホワイト・ソウル・バンド・・・アベレージ・ホワイト・バンド、ココモ、コールド・ブラッドetc
16
黒人音楽にあこがれて、バンドを始めたアーティストは古今東西、限りなく多いと思うが、その中でも、本格的なソウル・ファンク・バンドに匹敵するくらいファンキーでいかした白人のバンドはそんなに多くない。
しかし、AWB(アベレージ・ホワイト・バンド)は、そうしたバンドの中でも断トツに本格的な黒人バンドに匹敵する実力と人気を持っている。
バンド名もあえて「平均的な白人バンド」なんて名乗っているのもシャレが効いている。謙遜しているけど、自分たちのサウンドに自信を持ってる証拠だよね。
俺はモノホンの黒人バンドも大好きだけど、こういう努力が実績と結びついているバンドも大好き!
172F
英国屈指の個性派バンド・・・ジェスロ・タル
16
個性的なバンドの多いブリティッシュ・ロックの世界でも、これほど多彩で独創的なサウンドを持つバンドは、やはりこの人達だろう。
フォーク、ボードヴィル、ロックン・ロール、ジャズなど様々な要素を包括したサウンドは一見取っつきにくい印象があるが、いざ聴いてみるとどんどんはまっていく。
フルートを抱え、片足を挙げたポーズで演奏するイアン・アンダーソンのキャラクターも奇抜。ボーカルも他にたとえようのない独創的なもの。
173F
beach boys
26
今更いうのも変だけどビーチボーイズは、唯一無二のグループ。
サーフィン・ホットロッドをテーマとした時代から、インストルメンツの演奏はもちろん、コーラス、曲のアレンジに重きを置いたブライアンを中心としたサウンド・メイクにはビートルズも嫉妬したほどだ。
やがて、ブライアンはスタジオ作業に没頭してステージにはたたなくなり、サウンドや歌われるテーマも単なるサーフィンものや恋愛ものからは脱却して、徐々にフラワームーヴメントやベトナム戦争の影さえも反映させた時代を通過。
その後バンドはメンバーの死去、確執などを経て解散したが、ブライアンとその仲間達が生み出したサウンドは今でも界高級のポップス作品として十分に機能している。
174F
ZAPPAとTodd・・・アメリカの二大奇才
47
一筋縄では行かない音楽性と強烈なキャラ。そしてスタジオの可能性を熟知した二人。フランク・ザッパとトッド・ラングレン。
ロックン・ロール、R&B、ドゥーワップ、ジャズ、ブルース、フォーク、ラテン、現代音楽に至るあらゆる音楽に精通していて、複雑な構成の楽曲を作り上げる。
特にザッパは歌詞の面で辛辣で社会の世相を斜めに見ているような内容も多い。英語圏ではない者にとっては若干理解しがたいことも多いが、サウンドだけでも十分に刺激的。
一方のトッドはマルチプレイヤーであり、プロデュースやエンジニアとしても長い間働いてきた実績が作品に反映されている。ビートルズやノーザン・ソウル(フィリー・ソウル)の正しい研究者でもある。
175F
ボサノバ、ブラジリアン・リズム、ラテン・・・
20
アントニオ・カルロス・ジョビンをはじめとするボサノバは大好物。アストラット・ジルベルトやナラ・レオン、ジルベルト・ジル、ジョルジ・ベン、ガル・コスタなどまだまだ入り口の辺りをウロウロしている感じだけど、これから年を重ねるごとにこれらのブラジリアン・リズムとかラテン、サルサなども聴いていこうかなと・・・。
とりあえず手元にあるものを掲載。
176F
AC/DC
12
現在はマルコムも死去、メンバーも続々離れていって実質アンガス一人しか残っていないようだが、70年代後半~80年代にかけてブレイク。ごく最近までハードロックの第一人者として君臨してきた。
オーストラリア出身だがイギリスに活動の場所を移して以来、その実力といかしたナンバーで全世界にAC/DC中毒者を増やし続けてきた。圧倒的なリフとヘヴィなリズム。アンガスのギタープレイそしてボン・スコット、ブライアン・ジョンソンの塩からボーカルは永遠に不滅!
177F
ポスト・プリンス? Lenny Kravitz/ Terence Trent D'arby/Raphael Saadiq
18
いずれも80年代後半に登場したレニーとテレンス・トレント・ダービー。個人的にはポスト・プリンスの最右翼だと思っていた。
そしてプリンスを含めてこの三人が単なるブラック・ミュージックのアーティストという括りに入れられないのは、三人ともロック世代の黒人だということ。そして、黒人以外の血が混じっているという共通点もある。
R&B、ファンクはもちろんのこと、サウンド的にあとの黒人アーティストと比べてロック色が圧倒的に濃いところが、個人的に惹きつけられた
。
テレンス・トレント・ダービーはその後宗教的な理由からサナンダ・マイトレイヤと改名して表舞台にほとんど出てこなくなり、ご存知のようにプリンスは最早死去してしまっている。
なのでレニーはただ一人こういった独自のスタンスでこれからも頑張っていくのだろうと思う。
※ページを作り終えた段階で、プリンスやレニーと共通する要素を持ったアーティストを一人忘れていたことに気づいた。
ラファエル・サディーク・・・彼ならポスト・プリンス、ポスト・レニーの資格がありそうだ。
178F
ブルースとR&Bのリヴァイバルに貢献したファンキーな奴ら・・・ブルース・ブラザーズ
14
1978年頃、「サタデイナイト・ライヴ」をきっかけとしたダン・エイクロイドとジョン・ベルーシのコンビが、アメリカン・ミュージックの偉大なる遺産であるブルースやR&Bに大まじめに取り組んで大成功!
80年、映画【ブルースブラザーズ】も世界的にヒット!
シングルカットされたサム&デイヴのカバー『ソウルマン』は日本でもヒットして一躍ブラックミュージックのクラシックを一般的に広げることに貢献した。実際俺がR&Bやブルースに本格的にはまったのは彼らのおかげ!
バッキングもスティーヴ・クロッパー、ダック・ダン、マット・マーフィーなどスタックス・サウンドやブルース・シーンを支えたメンバーを中心に本物を引っ張り出したことが素晴らしい。
映画【ブルース・ブラザーズ】の続編【ブルース・ブラザーズ2000】も悪くはなかったが、やはりジョン・ベルーシがいるといないでは大違い!エイクロイドとベルーシが揃ってブルース・ブラザーズなのだと実感。
そして、ジョン・ベルーシのだみ声ボーカルと存在感こそがブルース・ブラザーズの神髄だったなと。
※ブルース・ブラザーズのおかげで知ったオリジナル・ソウルは別のページ(アナログ・レコード⑨+CD)にも登録しています。
※ジャイヴ・ミュージックの雄、キャブ・キャロウェイも彼らの映画を通じて知ることが出来た。
179F
アイリッシュブルース・・・魂のギタリスト・・・ゲイリー・ムーア
22
ブルース、ハードロック、フュージョン、ジャズロックに至るまで実にオールマイティな音楽性とスキルを持っていて、世界のギター少年達から絶大なリスペクトを受けたゲイリー・ムーア。
スキッド・ロウを振り出しに、コラシアム2、シン・リジィ、G-フォース、グレッグ・レイク・バンド、ソロなど様々な活動をフレキシブルに行ってきたが、残念ながら病魔には勝てなかった。
181F
ジョージが信頼を置いたキーボーディスト達・・・ゲイリー・ライト。ビリー・プレストン。
10
元スプーキー・トゥースのキーボード奏者でボーカリストでもあるゲイリー・ライト。スプーキー解散後は、ジョージ・ハリスン周辺のセッションに割と良く参加していたが、ソロァーティストとしては75年の『ドリーム・ウィーバー』がヒットしたことにより、一時期かなりスターダムに近いところまで躍り出た。その後は数枚秀作をだしながらも目立った活動がみられなくなり残念。
個人的にはスペーシーでファンキーなサウンドと秀逸なソングライティングが目立つ77年の【タッチ・アンド・ゴーン】が最高傑作だと思っている。ハスキーな歌声もいかす。
ジョージとの関わりが深いキーボーディストをもう一人。
ビリー・プレストン。そもそもビートルズのアルバム【レット・イット・ビー】への参加を皮切りに、ジョージのソロアルバム、ストーンズのツアーとレコーディングへの参加。ソロアーテイストとして活動。晩年はエリツク・クラプトンのツアーとレコーディングにも参加というようにロック・ミュージシャンとの交流もかなり幅広く深い。
多少音楽性の違いはあれど、スペーシーでファンキーなサウンドやボーカリストとしても魅力があり、ジョージとの関係が一般的に知られるきっかけになったと云うことでも共通点のある二人。いずれも、もっと評価されてもいいアーティストである。
182F
P-Funk・・・パーラメント、ファンカデリック、パーレット、ブライズ・オブ・ファンケンシュタイン・・・
37
ジョージ・クリントンを中心として、R&B、ボーカル中心のパーラメント、インストウルメンタル中心でロック色の強いファンカデリックという二つの太い柱を持ったファンク集団・・・P-Funk。
元々は複数のレコード会社と同時に契約するために考えられた苦肉の策。
その音楽性、パフォーマンスは唯一無二のもの。もちろん、ブーツィーズ・ラバー・バンドやパーレットなど課外活動も盛んに行われた。
また、卒業していったメンバーの活動なども含めると、本当に多岐にわたる。
その音楽性はスライ、JBなどとともに、プリンス、レニー・クラヴィッツ、テレンス・トレント・ダービー、レッチリなどにも大きな影響を与えた。なおブーツィーに関してはJBなどと一緒に別ページ(142F)に掲載しています。
190F
限りなく歌謡曲に近い日本のロック・・・サザン・オールスターズ
19
とかくやれパクリだ。中身がない・・・などの批判もないわけではないが、桑田佳祐は実に幅広い音楽に対応したリスナーである。そして憑依体質というか、時にジョン・レノン、時にクラプトン、時にディラン、時にビリー・ジョエルというようにその楽曲に一番適したキャラクターになりきることができる。俺はそれは一つの才能だと思う。
そして、何よりも彼の作り出す楽曲はついつい口ずさんでしまいたくなるキャッチーさを持っている。
実は日本人に一番あった日本のロックはサザンなんじゃないかと思っている。
191F
日本のロック、ポップス・・・柳ジョージ、萩原健一、井上尭之、矢沢永吉、佐野元春etc
29
一時期テレビドラマのテーマソングにロック、ポップスのアーティストが多く取り上げられる傾向があった。
またショーケンが役者としてだけでなく、ロッカーとしても注目されていて、現在もまた活躍中。井上尭之もショーケン、ジュリーとの関係や、『太陽に吠えろ』のテーマなど、GS出身者の頑張りが目立つ。
矢沢に関しては、日本のソロシンガー(ロックのジャンル)ではもっとも成功した一人であることは明白。佐野元春に関しては、それまでの日本のロック、ポップス界ではあまりいなかった新しいタイプのアーティストとして登場し、現在でも重要人物。
193F
何気に愛聴しているアルバム
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ロックシーン、ポップスシーンにおいて大ブレイクしたアーティストでなくても、ずっと気に入って聴いているものは結構あるなぁ。
てことで、特別音楽的な共通項はないけれども、素通りするにはもったいない作品を並べてみた。※80年代、90年代のものが多いかな?
194F
オムニバス・ワールド
38
パンク・パブロックのシングルを集めた秀逸なオムニバス=D.I.Yのシリーズとか、アトランティック・ソウルのオムニバス。
映画のサントラなどオムニバスもそれほど多くはないけど、結構持ってたりする。オリジナル・アルバムに収録されていないヒット曲も単体ではなかなか入手できないので、オムニバスだとかなり助かる。
Thank you !!
Museum of 福井透 はいかがでしたか?
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momoten4010
福井透さん、はじめまして!
いいねとフォローをありがとうございます!
天高くそびえる超高層ミュージアム!
色々勉強させて頂きます!
今後ともよろしくお願いします!
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kenta0301
フォローありがとうございます。
45rpm
福井透さん、たくさんの いいね ありがとうございました。
2人がいいね!と言っています。
福井透
洋楽に関しては結構好みが似ているかなと・・・( ・_・)ノお願いします(*^o^*)
2人がいいね!と言っています。
45rpm
またまたたくさんのいいね!
ありがとうございました。!😃。