パンク・パブロック天国①
パンクの発祥については様々な説があるが、ニューヨークでラモーンズやパティ・スミス、テレビジョンなどの新しいムーヴメントの情報は日本にも雑誌やなんかで伝わってきた。やがてロンドンからセックス・ピストルズ、ダムド、ジャム、ストラングラーズ、クラッシュなどのいわゆるロンドン・パンクがメジャーに進出。ようやく音そのものを多く体験出来るようになる。
また、ニューヨーク・パンクの根底には60年代のストゥージズやMC5など、また無名のガレージパンクたちがいたことが徐々にわかるようになる。
そしてロンドンパンクには、ラモーンズたち新しい波だけでなく、ニューヨーク・ドールズ(特にジョニー・サンダース)からの影響が大きいこともあって、グラム勢もパンクの誕生に大きく関わっていたことも現在では周知の事実。
パンクではないものの、ほとんど同じようなアティテュードを持ったパブロック(ビート・ミュージック、ルーツ・ミュージックの影響を受けた連中)もロックン・ロールの歴史の中では重要だと思う。
パンク・・・パブロックどちらも大好きだな。ストリートの猥雑な雰囲気、退廃、疾走感、タフな生活感・・・。
そもそもロックン・ロールが誕生した頃のようなスリリングでエキサイティングな雰囲気を、俺らはパンクやパブロックから感じ取った。