熱きロック魂・・・流行に逆らい続ける勇者たち
70年代末~80年代は、ロックの黄金期(60年代、70年代中半)にすでにほぼアイディアを使い果たした反動で、軽くダンサブルでポップなサウンドが好まれ、ギター中心のものよりもシンセや打ち込みのリズムを強調したものが主流になった。
サウンドだけでなく、歌詞を含めた楽曲そのものも、どちらかというと中身のあまりない、軽薄短小のものほどもてはやされた。
なので、ある程度メッセージ性を持ったガツンと来るロックは、逆に目立った。ブライアン・アダムス、ジョン・クーガー・メレンキャンプ、エディ・マネー、ジョーン・ジェット・・・。ピコピコのテクノや形だけで中身のないダンスチューンに辟易していたリアルなロックを待っていたロックファンには、こうしたアーティストは大歓迎された。
エディー・マネーは途中からAOR的な路線に行ってしまい姿を消したが、あとの連中は現在でも活動している。
男性陣に負けずに頑張っていたのがジョーン・ジェット!グラムとパンクの両方のスピリットを持った希有な存在!
今もバリバリ!!60年代から活動し続けているボブ・シーガーもガッツあるロックンローラー。
ロックン・ロール・イズ・ネバー・ダイ!!