ウランガラスとは?
ガラスに着色剤として微量のウランを混ぜたもの。黄緑色のガラスだが、ブラックライトや紫外線を当てると蛍光色に発色するのが特徴。
ウランガラスはチェコ西部のボヘミア地方で発明され、その後ウランが原子力に利用されるようになるまではコップや花瓶などがヨーロッパや米国で大量に製造された。
もともとウランは着色のために入れており、古い日本の瓶をブラックライトに当てるとウランが使用されていたものを発見することもできる。
現在ではウランを扱うことが難しく、新しく製造されたものは少ないため、骨董市などで取引されることが多い。
またウランガラスに含まれるウランはごく微量のため、人体への影響は少ないとされている。