ウランガラスとは?

ガラスに着色剤として微量のウランを混ぜたもの。黄緑色のガラスだが、ブラックライトや紫外線を当てると蛍光色に発色するのが特徴。
ウランガラスはチェコ西部のボヘミア地方で発明され、その後ウランが原子力に利用されるようになるまではコップや花瓶などがヨーロッパや米国で大量に製造された。
もともとウランは着色のために入れており、古い日本の瓶をブラックライトに当てるとウランが使用されていたものを発見することもできる。
現在ではウランを扱うことが難しく、新しく製造されたものは少ないため、骨董市などで取引されることが多い。
またウランガラスに含まれるウランはごく微量のため、人体への影響は少ないとされている。

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「ボヘミアガラス」って知ってる? 〜チェコの宝石みたいなガラスとの出会い〜_image

「ボヘミアガラス」って知ってる? 〜チェコの宝石みたいなガラスとの出会い〜

「ガラス」とひとことで言っても世の中には様々なガラス製品があります。世界のガラスを求めてたどり着いたチェコ雑貨の専門店「チェドックザッカストア」。そこで巡り会ったのは「宝石のようなガラス」でした。
今企画は3回に渡り、チェドックザッカストアの店主、谷岡さんにチェコのガラス製品の魅力とチェコ文化を伺います。第1回は、チェコ雑貨を語る上で欠かせない「ボヘミアガラス」。あまり聞き馴染みのないこのガラス、「ボヘミアガラス」って一体なんだろう?

ウランガラスから透かし見る、アンティークガラスの世界と時を超えたストーリー_image

ウランガラスから透かし見る、アンティークガラスの世界と時を超えたストーリー

エジプト香水瓶やガラス瓶を知ることで広がってきたガラスの世界。
海福雑貨さんの店内に溢れるガラスをはじめとした様々は雑貨は、商品でもあり店主である遠藤さんのコレクションでもあります。
ガラス雑貨は集めるだけでも良いのですが、遠藤さんならではのガラスの楽しみ方があるそうです。
これからコレクションする人にも是非知ってもらいたい、コレクションの楽しみ方を伺いました!

平成生まれの若月さんが5歳から集めてきた1000本以上のカセットテープ。時代の流れを巻き戻すコレクションの数々_image

平成生まれの若月さんが5歳から集めてきた1000本以上のカセットテープ。時代の流れを巻き戻すコレクションの数々

時代の変化は、テクノロジーの進化で表現されることがある。
よく使われるのが「音楽の聴き方」である。

一般的な家庭に音楽が流れ始めたのは1930年頃であり、ラジオが最初だった。1950年頃にアナログレコードが普及し、その後は、カセットテープ、CD、MD、MP3と音楽を保存する媒体が変化してきた。現在では、Apple Music、Spotify、AWAなどの音楽サービスを使えば、インターネットを通じて、好きな時に、好きな音楽が聴ける時代である。

私が小学生時代を過ごした1990年頃は、カセットテープが主流だった。ラジオ番組を録音したり、好きな曲をダビングして、カセットウォークマンで聴いたものである。しかし、時代は1990年中頃になると、急速にCDが主流になり、カセットテープは姿を消し始めた。

そして、2015年の春。
知人を通じて、カセットテープのコレクション・ダイバーに出会った。当時22歳の大学生だった若月さんである。はじめて若月さんを紹介された時、不思議に感じたことがある。
「22歳の若者がカセットテープを集めている。なぜ?」
その疑問を、若月さんに訪ねてみた。

チェコの香水瓶と「なくしたくない」から産まれるレトロ・チェコスロバキア_image

チェコの香水瓶と「なくしたくない」から産まれるレトロ・チェコスロバキア

チェドックザッカストアからチェコのガラスとチェコ文化を学ぶ今企画。これまで、ボヘミアガラスやガラスボタンを紹介してきましたが、今回は「チェコの香水瓶」。
店主・谷岡さんによると放っておけば失われてしまうかもしれないチェコの文化のひとつだそう。そして、チェコの若い世代による「復刻」という動きが注目されているようです。チェコの職人技の結晶の香水瓶をご紹介します!

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プロが教えるワイングラスの洗い方と磨き方

愛用しているグラスとは、できるだけ長く付き合っていきたいもの。そのための日々のお手入れや磨き方、さらに欠けた部分の修繕方法までをプロに聞きました。

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テディベアコンベンションから始まる、あなたとテディベアの物語。

真夏の週末に開催された第25回日本テディベアコンベンション。なんと世界有数、アジアでは最大規模を誇る、テディベアが主役の大イベント。かわいくてメルヘンな雰囲気だけかと思ったら大間違い。実は大人達の熱い思いが込められていた。
今年のテーマは「テディベアにできること」。子どもから大人までを魅了して止まないテディべア。そんな彼らには一体何ができるのだろうか。

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僕らはバックトゥザフューチャーから2015年の未来を思い描いた。グッズを集めつづけた Basseyさんが歩んだ過去と未来

映画の中では、1985年を舞台にした主人公が2015年10月21日にタイムトラベルをする。空飛ぶ車、自動で足にフィットする靴、声に反応する家電製品。未来を舞台にした設定は、当時の人々に大きなインパクトを与えた。
そんなこともあり、2015年は世界中でバックトゥザフューチャーが再び盛り上がった。

「2015年は、僕にとって忙しすぎる年だった」

そう語るのは、バックトゥザフューチャーのグッズを集め、今では300点以上を所有しているBasseyさんである。Basseyさんが初めてバックトゥザフューチャーと出会ったのは、中学1年生の時。その時に何があったのか?なぜ、グッズを集め始めたのか?その謎を探るために、過去にタイムトラベルをしてみたいと思う。
(♪ここで映画のBGMが流れ、デロリアンがものすごいスピードでタイムトラベルするシーンを想像してください。)

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1,500個のスターバックスのタンブラー、マグカップで世界旅行。コーヒーを味わいながら世界を回れるリッチな旅の楽しみ方。

Malmo、Buenos Aires、Riyadh。
これらは世界の都市の名前である。左からマルメ(スウェーデン)、ブエノスアイレス(アルゼンチン)、リヤド(サウジアラビア)。これらの国を全て訪れるのは大変だが、ちょっとした旅行気分を味わえる物がある。それが世界中のスターバックスで販売されているご当地タンブラー、マグカップだ。世界65ヵ国で展開(2015年9月時点)している世界中のスターバックスで、その都市限定のタンブラー、マグカップを入手することができる。

日本だと東京、埼玉、京都、金沢、沖縄などの地域限定で発売されているタンブラー、マグカップが存在する。記憶に新しい物だと、2015年5月にオープンした鳥取のスターバックス第一号店でも、鳥取県の限定マグカップが販売されている。初日の開店前には、限定グッズを求めて長蛇の列ができるほどの人気である。

「ご当地限定のタンブラー、マグカップには、その土地のランドマークや名所などが描かれている。鳥取の物には、砂丘とラクダが描かれています。その土地で、何が有名なのか一目で分かる点がいいですね」

そう答えるのは、1999年からスターバックスのタンブラー、マグカップを集めているUtsumiさんである。世界中に存在する地域限定タンブラー、マグカップを集め、現在ではその数は約1,500点にものぼる。そんなUtsumiさんに、世界中のスターバックスで限定販売されているタンブラー、マグカップを集める魅力を尋ねてみた。

作り手の偏愛と熱量が溢れ出る腕時計。世にも奇妙な「GEEK WATCH」のお話_image

作り手の偏愛と熱量が溢れ出る腕時計。世にも奇妙な「GEEK WATCH」のお話

「その時はやってきた」。

これは、初代「Apple Watch」発売時のキャッチコピーだ。今や、老若男女がスマートフォンを握りしめ、何千何万の機能を持ち運ぶ時代が到来した。だが、そのはるか以前から腕に機能を集約するということは研究者たちの憧れであり夢だった。

もっとも象徴的なプロダクトは腕時計だろう。時を計るための機能に加え、どんな機能を搭載するかという競争にメーカーは技術の粋を尽くしてきた。

そんな作る側の熱量と偏愛とも呼ぶべきセンスが反映された腕時計を「ギーク・ウォッチ」と命名した男がいる。コレクターのドナルド・ムネアキ氏だ。

氏は南青山にあるワタリウム美術館の地下、「on Sundays」というミュージアムショップの一角に自作のアトリエを構え、そこにずらりと腕時計を並べて販売している。その数はなんと400本以上。

生産国やメーカーの垣根がなく、膨大な量のアーカイブ群から銘品を発掘するのは、並大抵の知識と労力ではできないはずだ。今回、「ギーク・ウォッチ」の背景や魅力について、ドナルド博士(敬意を込めて)に教鞭を振るっていただいた。

コカ・コーラグッズはアメリカの歴史を物語る_image

コカ・コーラグッズはアメリカの歴史を物語る

1969年のアメリカ。まだブレない軸が出来上がっていないみずみずしい感性に刺さったのがコカ・コーラのロゴだった。

アパレルメーカーの株式会社ジョイマークデザインは、代表の下山好誼(しもやまよしみ)さんが22歳の時に立ち上げた会社だ。2019年で創立50周年を迎える。

下山さんが会社経営と同じ年数続けていることがある。それがコカ・コーラグッズの収集。その数2万5000点以上。

「コカコーラは自分のものづくりの原点」そう下山さんは語る。世の中はモノ、モノ、モノで溢れていて、一つのモノに半世紀に渡って情熱を注ぎ続けるのは並大抵のことではない。22歳の青年に鮮烈なインパクトを残し、人生を方向付けたコカ・コーラグッズをご紹介。