ボヘミアガラスとは?
ボヘミアガラス(ボヘミアグラス)とは、ボヘミア産の木灰からとれたカリを原料とするガラスのこと。
チェコスロバキア時代、昔からガラス製品作りが盛んだったチェコ西部のボヘミア地方のガラス製品を国の特産品として世界的に売り出すために、当時の国営企業ヤブロネックスが「ボヘミアガラス」と名付けたのが始まり。
もともとボヘミアにはヴェネツィアン・グラスの製造技術が伝わっておりガラスを製造していたが、次第に宝石をカットする技術を応用したガラスへの掘り込み(グラヴィール彫刻)が確立しボヘミアガラスの特徴となった。
現在はチェコのボヘミア地方で作られたガラス製品の総称となっています。