クリストファー・ウールとは?

クリストファー・ウール(Christopher Wool・1955年生まれ)は、アメリカ・ボストン出身の画家。
抽象的なペインティングのほか、アルファベットのステンシルを使ったメッセージ性の高い作品や、写真なども手がける。
2015年には世界中で開かれた美術のオークションでの取引総額が$113,952,823(約113億円)で、19番目に売れた作家となった。今までのカラフルで平和なポップアートとは対照的に、白黒で力強いメッセージが人気になった要因とされる。

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「言葉で説明できるものなら、絵にしなくていい。言葉で言ってくれればいいと思ってしまうんです」

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そもそも現代アートとは何だろうか。絵画や彫刻ならただの「アート」でよいのに、そこに敢えて「現代」と付くのは何故か。

そこで当連載企画では『What Is 現代アート!?』と題して、現代アートを取り巻くプレイヤーたちにお話を伺い、現代アートとは何か、それをコレクションするというのはどういうことか、について解き明かしていきたい。(モデレーター 深野一朗)