ジャクソン・ポロックとは?
ジャクソン・ポロック(Jackson Pollock・1912年1月28日-1956年8月11日)は、アメリカ出身の美術家。
抽象表現主義ムーブメントを先導した代表的な人物。キャンバスを床に広げ、刷毛やコテで空中から塗料を滴らせる「ドリッピング(Dripping)」や、線を描く「ポーリング(Pouring)」という技法を用い、「アクション・ペインティング(Action painting)」として呼ばれるようになった。キャンバスを直立させて絵を描くこれまでの慣習を否定し、キャンバスを床に寝かせて描く新たな手法を打ち立てた。
成功の陰には著名なコレクター、ペギー・グッゲンハイム(Peggy Guggenheim)、批評家クレメント・グリーンバーグ(Clement Greenberg)、妻リー・クラズナー(Lee Krasner)などの多大な献身があった。
44歳の時に飲酒運転が原因で自動車事故を起こし、その生涯に幕をとじた。