MUUSEO SQUARE
紡毛(ぼうもう)とは、繊維の梳(くしけず)きを行わず、短いものを残した上で方向性を揃えずに撚りを入れた糸のこと。5cm以下の短い繊維のものに多い撚り方で、織った布生地は紡毛織物と呼ばれる。繊維同士の隙間が多いため、太くて毛羽が多く光沢感はあまりない。リング糸とミュール糸の2種類があり、太さは均一でなく撚りは少し甘いが、空気を多く含むので保湿性の高い素朴な生地になる。冬用の凹凸感のある厚手のジャケットなどに使われる。「梳毛(そもう)」とは対の意味で使用される。
オーダージャケットに最適な秋冬シーズンの生地素材を知る。
数ある生地の中から何を選ぶべきか。季節ごとに適した生地を知ることがメンズジャケットやスーツを選ぶ際の一つの手助けとなるだろう。今回は秋冬シーズンに活躍する生地をメインにLOUD GARDEN(ラウドガーデン) クリエイティブディレクター 岡田亮二氏のコメントを交えつつ紹介する。このガイドを参考に是非実物の手触りも確認していただきたい。
オーダーメイドのスーツ、テーラードジャケットを作るなら。オーダー上級者が教える4つのポイント。
「既製品のメンズスーツやジャケットでも仕立ての良いものはもちろんありますが、やはり自分の体型に合わせて仕立てられたオーダーアイテムは着用感も見栄えも確実に良いですね」と服飾ジャーナリスト倉野路凡さんもオススメのオーダー。ただ決して安くない買い物なので後悔はしたくない! 今回は、オーダー通の倉野さんに納得の1着を手に入れるためのオーダーのコツを教えてもらった。
色と柄から考える、ジャケパン姿をよりカッコ良く見せるコツ。
ビジネスの場でもよく見かけるジャケットとトラウザーズの装い。普段どのように組み合わせていますか?今回、「色と柄」という視点で服飾ジャーナリストの飯野さんに解説していただきました。組み合わせ方がわかると、明日から洋服を選ぶのがもっと楽しみになるはず!
英国の名マーチャント「HARRISONS OF EDINBURGH(ハリソンズ・オブ・エジンバラ)」特集
ミューゼオ・スクエア編集部の高橋です。ジャケットやスーツを仕立てる際、間違いなく一つの楽しみと言えるのが生地選び。今回は英国の名マーチャント「HARRISONS OF EDINBURGH(ハリソンズ・オブ・エジンバラ)」の服地コレクションの中から、春夏向けと秋冬向けにいくつかピックアップして紹介します。
モダンな生地に注目。FOX BROTHERS(フォックスブラザーズ)の生地特集
ミューゼオ・スクエア編集部の高橋です。ジャケットやスーツを仕立てる際、間違いなく一つの楽しみと言えるのが生地選び。今回は英国フランネルの代名詞「FOX BROTHERS (フォックスブラザーズ)」の服地コレクションの中から、春夏向けと秋冬向けにいくつかピックアップして紹介します。
梳毛と紡毛の違い。あらためてスーツ生地のこと
スーツやジャケットを仕立てる際の生地。ウールは熱伝導率が低く、吸湿性が高く、汚れがつきにくく、スーツの表地に向いた要素を数多く持ち合わせています。ヴィンテージのスーツ生地はウール100%のものが多いこと。ポリエステルやモヘアなど他の繊維を混紡する際のベースとなる繊維はウールであることからもその機能性は裏付けられています。ウールがスーツの表地に向いている理由をもう一つ。ウールは羊の種類、糸、生地の構成などによって多彩に表情を変えます。毛織物には梳毛糸を使って織られたものと紡毛糸を使って織られたものとがあります。両方とも繊維はウールですが、紡績方法および糸を撚る方向が異なっており生地の持つ特性は非常に異なっています。
秋冬の代表的な生地「フランネル」を徹底研究。タフで味わいのある、その特徴と魅力、お手入れについて
スーツ・ジャケットをオーダーする前に知っておきたいあれこれ。連載 服を仕立てる前に知りたい「生地」のことでは、服地一つ一つの起源や特徴、お手入れ方法などを詳しくお届けします。今回は、「フランネル」について。「フランネル」といえば、秋冬のスーツやジャケット、学生のブレザーなどの衣類から、ブランケットなどの寝具にも使われている、やや起毛したフェルト状の生地を思い出します。また秋口に人気のネルシャツの「ネル」にも関係があるよう。様々なアイテムに使われている「フランネル」について、その特徴と魅力、お手入れ方法を探っていきます。
LOUD GARDEN(ラウドガーデン)
生地重量
カチョッポリ
ポーター&ハーディング
パターンオーダー
センターベント
梳毛
ツイル
カラー・ネップ
獣毛
トロピカル、リネン、シアサッカー。春夏ジャケット&スーツに最適な生地を知る!
コットン、モヘア、メッシュなど春夏シーズンに活躍するスーツ&ジャケット生地をLOUD GARDEN(ラウドガーデン)クリエイティブディレクター 岡田亮二氏のコメントを交えつつご紹介。このガイドを参考に是非実物の質感を確かめてみて欲しい。
Brand in-depth 第一回 世界を通して考えるブランディングとバックボーン(後編)
第一線で活躍される「ブランドとは何か」を伺う「Brand in-depth」。第一回は世界の名立たるラグジュアリーブランドでデザイナーとして活躍されてきたナオタケコシさんにお越しいただきました。前編ではブランドのリブランディングの際に大切なバックボーンについてのお話でした。後編ではラグジュアリーブランドに限らず、あらゆるブランドが大切にするべきブランディングについて伺います。
テーラー 森田智が指南。レディスオーダースーツを仕立てる前に知っておきたいこと
朝からのリモート会議にも慣れてきて、慣れてきたからこそどこか気持ちがシャキッとしない、なんてことありませんか?この淡々とした日常のカンフル剤の一つとして、画面に写る限られた表現の一つとして、そして気兼ねなく誰かに会う未来があることをイメージしながら、「心にも体にもピタッとハマる心地いいスーツ」を考えてみませんか。当連載では、ビスポークテーラー「SHEETS」森田智さんが、レディスのオーダースーツについて、テーラーの視点ならではの基本からマニアックに仕立てるコツまでを解説していきます。初回では、クラシッククロージングの魅力やレディスオーダースーツの過去から現代の流れなどをお届けしました。第2回は、実際にオーダースーツを仕立てる前に知っておいてほしいことをご紹介。テーラー森田さんならではの、オーダーのコツや注意点を手順ごとに教えてもらいます。
スーツ・ジャケットの知識が深まる書籍まとめ
ジャケットにまつわる知識を深めることで、自分に合ったジャケット探しやオーダーをする際の糧となってくれることもある!知るほどに面白い、ジャケットへの好奇心を刺激してくれるオススメの書籍と雑誌をご紹介。