オールソールとは?

靴底全体を交換すること。ビジネスシューズに限らず、ワークブーツなど、さまざまな種類の靴に対応した修理方法。
革靴の製法にもよるが、ソールとの縫い付け部分であるウェルト(細い帯状の革)を新しく縫い付け、アッパー(甲革)と新しいアウトソールを縫い付けていくのが基本的な修理の工程。
オールソールを行える回数には限度があり、甲革部分(アッパー)とソール部分を縫い合わせる「グッドイヤー・ウェルテッド製法」で作られた靴は5回前後、靴の内側でアッパー(甲革)とアウトソール(本底)を縫い合わせる「マッケイ製法」の靴は3回前後、アッパーと表底を接着剤で貼り合わせ、加圧密着させる「セメンテッド式製法」の靴は1~2回が限度と言われている。

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「クラシックだから」の一言で片付けたくない。英国ブランドが世界中で愛されるのはなぜか?

ファッションの世界は不思議だ。

いつの時代にも「流行り」が誕生し、人々は最先端のデザインや素材に魅了される。

しかし、流行りを追い続けるとふと「基本(スタンダード)」に戻りたくなる。クラシックウェアと呼ばれる、英国的な紳士の服装。年齢を重ね、仕事の責任が大きくなる、立場的なものが関係しているのかもしれない。

東京の青山に本店を構え、創業から50年以上が経ち、英国ブランドの輸入総代理店を努める渡辺産業が運営する「BRITISH MADE」は、そんな英国のクラシックウェアが集まっているショップだ。

書籍「紳士服を嗜む」を執筆した飯野高広さんをナビゲーターに、BRITISH MADEが発信する「英国プロダクト」の真髄を探った。

いつの時代にも「英国」がクラシックウェアの中心に存在するのには、理由がある。

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今日の靴が“失ったもの”にもう一度光を当てる。BRASSのオリジナルブランド「CLINCH」

革靴やブーツのリペア・メンテナンス・オーダーメイドショップとして国内外で知られる「BRASS」。以前、ミューゼオ・スクエアの記事では、日々のお手入れやスペシャルメンテナンスについて教えていただきました。

今回は、そのBRASSから作り出されるオリジナルブランド「CLINCH(クリンチ)」についてご紹介します。『紳士靴を嗜む』の著者であり服飾ジャーナリストの飯野高広さんが、代表の松浦稔氏にブランドコンセプトから靴づくりのこだわり、見据える先までをインタビュー。さらにアトリエへお邪魔し、製造の裏側も見せていただきました。

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靴制作の過程を見てもらう中で、靴マニアじゃなくても「なぜ、いい靴はこんなにも高いのか?」の疑問、さらには靴を愛したくなるヒミツがわかってもらえるのではないかと思います。

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今回から靴作りをスタートします。