ベンチマークとは?
ベンチマーク(BENCH MARK)は、アメリカ・ノースカロライナ州のジェンキンスメタルズ社(Jenkins Metals)から始まった、高品質のナイフを製造していた会社。
1960年代の創業当時は、4種類のカスタムナイフを扱う小さなナイフ工場だった。デザイナーを務めていたブラッキー・コリンズ(Blackie Collins)は、12歳のときからナイフを自らデザインし製作を開始するほど、ナイフに没頭していた。
その後ベンチマーク社のデザインに関する権利は、老舗のナイフメーカーであるガーバー社(GERBER)に買収されたが、老舗の医療機器メーカー「ジェンキンズ社(Jenkins)」の社長・R.B.ジェンキンズ(R.B. Jenkins)がデザイン権を買い戻した。
数々のデザイン、ロックシステムの開発を生み、カスタムナイフの発想と思想を持った「量産カスタムナイフ」を世界へと発信していった。また、コリンズはナイフ職人・デザイナーの枠を越え、「ナイフ文化」をアメリカに根付かせる「アメリカンナイフメイカーズギルド(The Knifemakers Guild)」を創始した。