ザハ・ハディドとは?
ザハ・ハディド(Zaha Hadid・1950年10月31日ー2016年3月31日・イラク出身)は、イギリスを拠点に、歴史上で最も影響力のある女性建築家として広く知られている。現代建築における脱構築主義を代表する建築家の一人で、コンテストに優勝しても、斬新なデザインで建築することが難しいことも多いことから、「アンビルト(建たず)の女王」の異名を持っていた。
2004年には女性初のプリツカー賞(Pritzker Architecture Prize)を受賞した。有機的曲線や流れるラインを採用し、とてつもない高額の値段を付けた建築物で世界的に有名になった。
2016年に急逝してからも、ザハの右腕だったパトリック・シューマッハー(Patrik Schumacher)が後を引き継ぎ、現在も巨大なプロジェクトが多数進行中である。日本では新国立競技場のデザインにおいてその名が広く知れ渡っている。