青木野枝とは?
青木野枝(あおき のえ・1958年生まれ)は、東京出身の彫刻家、版画家。
工業用の鉄板を丸などの基本的なかたちに溶断・溶接し、それらをつなぎあわせて空間に配置することで作品をつくり上げていく。鉄から生じる重量感のある彫刻とは対照的に、軽やかで繊細、流れるような彫刻が特徴的。
近年は石鹸、石膏など異素材の作品も発表したり、子供を対象にしたワークショップを開催するなど、精力的に活動している。
2000年には「平成11年度芸術選奨文部大臣新人賞」、2017年には彫刻界で権威のある「中原悌二郎賞」を受賞。