名和晃平とは?

名和晃平(なわ こうへい・1975年生まれ)は、大阪出身の芸術家。
京都造形芸術大学大学院教授。クリエイティブ・プラットフォーム「SANDWICH」主宰。
「ものの表皮」への意識から発して、「PixCell=Pixel(画素)+ Cell(細胞・器)」という独自の概念をもとに、鹿の剥製などをビーズやプリズム、シリコーンオイル、発砲ウレタン、グルーなど様々な素材やテクノロジーを用いて先鋭的な造形の新たな可能性を切り開いている。また、人体の3Dスキャンに様々なエフェクトを施すことで制作した彫刻作品「Trans」シリーズや、「情報・物質・エネルギー」をテーマに、仮想の3次元空間の中で造形を行った、高さ13mにおよぶアルミニウム製の巨大彫刻「Manifold」などを手がけてきた。
2009年より京都伏見区の「SANDWICH」を拠点に活動している。

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モデレーターの深野は、とあるギャラリーで神田さんを紹介された時、着ていた服のセンスの良さに驚いたという。国内のギャラリーや海外のアートフェアでも、しばしばその姿をみかけ、顔を合わすうちに、こんな興味を抑えられなくなった。

「誰もが知る有名ブランドに身を包めば、間違いはない。けれど神田さんは洋服を、人の基準や世間の評価では選ばない。神田さんはそのセンスで、どんなアートをコレクションしているのだろう」

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神田さんは、極めて私的な行為として現代アートを蒐集し、ふだんは東京・神田で「普通に会社員をしている」という。今回は名前と顔写真の掲載を伏せることで、インタビューに応じてくれた。

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