ファインウーステッドとは?

ウーステッドとは羊毛の織り物のことで、ウール(羊毛)100%の意味。英国生地によく使われている。
紳士服地に使われる毛織り物は、細くて毛羽の少ない糸から作られる「梳毛」と、表面がふわふわとして毛羽立った太い糸から作られる「紡毛」の大きく分けて2つある。梳毛のことを「ウーステッド(worsted)」、紡毛のことを「ウーレン(woolrn)」と呼ぶことから、ファインウーステッドはより細い糸で織られた生地を指す。また、より細い糸で織られた生地のことを「エクストラファインウーステッド(extra fine worsted)」と呼ぶ。

RECOMMEND

コート解体新書:第五回「チェスターフィールドコート」優雅さ際立つ一着_image

コート解体新書:第五回「チェスターフィールドコート」優雅さ際立つ一着

ヴィンテージコートの定番品を例に、コートの源流をたどる飯野高広さんの連載。第五回は優雅さと清楚が際立つチェスターフィールドコートと、より普段使いに適したボックスコートを取り上げる。

よく耳にする「チェスターコート」は、本来の「チェスターフィールドコート」とはまったく異なるもののようで……。

世界に誇るべき日本のパンツ職人・尾作隼人の穿いて美しいパンツとは。_image

世界に誇るべき日本のパンツ職人・尾作隼人の穿いて美しいパンツとは。

服飾ジャーナリスト・倉野路凡さんがビスポークスーツの話題に触れるとき、必ずといっていいほど名前のあがる、パンツ職人(パンタロナイオ)尾作隼人(おさくはやと)さん。その道を極める尾作さんが生みだす「格別な穿き心地」と称されるパンツ。新たな工房での制作の裏側を見せてもらった

ビスポークシューズ「Bonta」 ―― the職人、ここにあり ――_image

ビスポークシューズ「Bonta」 ―― the職人、ここにあり ――

インタビュー第2弾の今回は、Bonta代表、靴職人の長谷川一平氏を訪ねました。
イタリアで修行を積まれ、帰国後は東京の靴専門学校ギルドを経て、大阪でビスポークシューズと修理のお店をされています。
私が氏について説明するとき、いつも使う言葉が、「the職人」なのですが、今回のインタビューを通して、そう感じる理由を伝えられたらと考えています。もちろん、技術的な話だけではなく、「職人、長谷川一平」の人となりも探っていきたいと思います。

ロック魂を注入!LOUD GARDEN(ラウドガーデン)が提案するスパイス効いた服作りとは。_image

ロック魂を注入!LOUD GARDEN(ラウドガーデン)が提案するスパイス効いた服作りとは。

ファッションライター倉野路凡さんが今気になるモノ、従来愛してやまないモノについて綴る連載第6回。今回は王道のなかに遊び心とスパイスを効かせるテーラー・LOUD GARDEN(ラウドガーデン)岡田亮二さんを訪ねてきました。