クレス・オルデンバーグとは?
クレス・オルデンバーグ(Claes Oldenburg・1929年1月28日スウェーデン・ストックホルム生まれ)は、アメリカの彫刻家。日用品をモチーフにした巨大なパブリックアートや、やわらかい素材で作るソフトスカルプチャーなど、斬新な作品を発表している。1960年代にはポップアート運動と連携して、当時の創作パフォーマンスアートであった「ハプニング」にジム・ダイン(Jim Dine )やアラン・カプロー(Allan Kaprow)らと参加した。1976年以降は現代美術家の妻・コーシャ・ヴァン・ブリュッゲン(Coosje van Bruggen)と共同で巨大作品を発表している。代表作には1988年のスプーンにさくらんぼがのっている「Spoonbridge and Cherry)、1976年の巨大な洗濯ばさみ「Clothespin」、1991年にフランク・ゲーリー(Frank Gehry)がデザインしたシャイアット/デイ・ビル(Binoculars Building (Chiat/Day Building))前にある巨大な双眼鏡「Binoculars」などがある。