中ピ連とは?
「中絶禁止法に反対しピル解禁を要求する女性解放連合」の略称で、1970年代前半に活動した日本のウーマンリブ団体のこと。代表は榎美沙子(えのき みさこ)。
当時の日本では、経口避妊薬(ピル)が薬事法で規制され、厚生省の医療用医薬品に認められていなかったことを受け、女性への抑圧と解し、ピルの販売自由化要求運動を展開した。
東京・高田馬場に本部事務所を構え、♀印のついたピンク色のヘルメットをかぶっての街頭宣伝・デモ活動を行い、またマスメディアにも積極的に露出し注目を集め当時の社会現象となった。中ピ連は1975年に解散している。