ノルウィージャン製法とは?
ノルウェーが発祥と言われる製靴方法。堅牢性のある作りで、コバの張り出しも少なく、無骨な見た目をしている。以前は登山・スキー用、軍用靴などに多く採用されていた。「ノルヴェジアン製法」「ノルベジェーゼ製法」「ノルウェイジャン製法」「ノーウェイジャン製法」など様々な呼称がある。
アッパーとインソールの底部に彫られた突起(ドブ起こし)をすくい縫いした後、アッパーの端をミッドソールとアウトソールと一緒に出し縫い(縫い目がコバ上に見える)して合わせる製法。
ソール部分を横と縦の2方向で固定し、ミッドソールを挟むことにより厚みが増し、突起物のある岩場でもブレることなく、安定感のある履き心地が得られる。