ノルウィージャン製法とは?

ノルウェーが発祥と言われる製靴方法。堅牢性のある作りで、コバの張り出しも少なく、無骨な見た目をしている。以前は登山・スキー用、軍用靴などに多く採用されていた。「ノルヴェジアン製法」「ノルベジェーゼ製法」「ノルウェイジャン製法」「ノーウェイジャン製法」など様々な呼称がある。
アッパーインソールの底部に彫られた突起(ドブ起こし)をすくい縫いした後、アッパーの端をミッドソールとアウトソールと一緒に出し縫い(縫い目がコバ上に見える)して合わせる製法。
ソール部分を横と縦の2方向で固定し、ミッドソールを挟むことにより厚みが増し、突起物のある岩場でもブレることなく、安定感のある履き心地が得られる。

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第一回 はじめまして。いち素人ですが、靴を作っています。_image

第一回 はじめまして。いち素人ですが、靴を作っています。

なんとなく靴作りを始めてみた、いち素人です。この連載では、履ける靴を一足仕上げるまでをドキュメントスタイルでお伝えしていきます。

靴制作の過程を見てもらう中で、靴マニアじゃなくても「なぜ、いい靴はこんなにも高いのか?」の疑問、さらには靴を愛したくなるヒミツがわかってもらえるのではないかと思います。

靴の裏側(というと大げさですが)がわかると、靴を見るのが楽しくなる!(購入に至るか否かはまた別の話…) まずは、僭越ながら、私の自己紹介と靴作りの魅力をお伝えします。

革靴通は知っている、基本の革靴3製法。_image

革靴通は知っている、基本の革靴3製法。

革靴の代表的な製法である、グッドイヤー・ウェルテッド製法、マッケイ製法、ノルウィージャン製法。全体重の負荷がかかる靴底部分をいかに縫い、接着するか。この底付けの製法によって靴の強度、はき心地にまで違いが出てくる。それぞれの製法の違い、特徴を解説していこう。

J.M.Weston(ジェイエムウエストン)クラシックライン。フランスのカントリーサイドに思いを馳せる_image

J.M.Weston(ジェイエムウエストン)クラシックライン。フランスのカントリーサイドに思いを馳せる

1891年の設立以降、フランス革靴メーカーの名門として名前を馳せているJ.M.Weston(ジェイエムウエストン)。

2001年からはデザイナーのミッシェル・ペリーを迎え、モダンな靴も数多く製作していますが、今回紹介するのはゴルフやハントダービーをはじめとするクラシックライン。ミューゼオ・スクエア編集長が古き良きウエストンの魅力を語ります。

服飾ジャーナリスト・飯野高広さんのより詳しい解説付き!

いま履いている靴はどんな靴底?各製法の違いを知って、革靴選びのさらに深みへ_image

いま履いている靴はどんな靴底?各製法の違いを知って、革靴選びのさらに深みへ

昨日はパンプス。今日はスニーカー。明日はおじ靴……! 毎日の靴選びに「おじ靴」という選択肢を!

当連載では、『紳士靴を嗜む』の著者であり、2020年の「靴磨き選手権大会」でMCを務めた服飾ジャーナリストの飯野高広さんが、近年一部の女性の間で評価を得つつある「おじ靴」について解説していきます。そもそもおじ靴とはどんなもの?という基本のことから、普段は語られないデザイン・革の種類、いざ履く前の大事なお約束ごと、足のお悩みに合わせた選び方、さらに知れば知るほど面白くなる靴の構造や磨き方など、全7回(予定)にわけてお届けします。

今回は、「底付け」の様々な製法について解説してもらいます。それぞれの特徴や違いを知れば、おじ靴の選び方がさらに深まるはず!

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靴作りドキュメント第五回 いよいよ本番用の革でアッパー製作に入ります!

なんとなく靴作りを始めてみた、いち素人です。今回はいよいよ穴開け地獄からのアッパー作成。ひたすら地味な作業が続きますがお付き合いください。

見えない箇所での下準備が、“見える美しさ”に繋がる。手製靴「WHITE KLOUD」後藤庄一さんのゼロからのモノづくり_image

見えない箇所での下準備が、“見える美しさ”に繋がる。手製靴「WHITE KLOUD」後藤庄一さんのゼロからのモノづくり

都心から離れた小さな工房で、美と機能を兼ね備えた手製靴を生み出す「WHITE KLOUD(ホワイトクラウド)」。ここは、靴づくりのすべての工程から販売まで、後藤庄一さん一人で行っている。

今回、そんな後藤さんに『紳士靴を嗜む』の著者であり服飾ジャーナリストの飯野高広さんがインタビュー。ブランドコンセプトや独立までのお話、靴づくりのこだわりを伺いながら、製造工程の一部を見学させていただきました。

レディス革靴・座談会。プロ目線から、革靴の魅力と選び方、おすすめの一足を聞く 連載「革靴のススメ」番外編・前編_image

レディス革靴・座談会。プロ目線から、革靴の魅力と選び方、おすすめの一足を聞く 連載「革靴のススメ」番外編・前編

近年一部の女性の間で評価を得つつある紳士靴=レディス革靴について、服飾ジャーナリスト・飯野高広さんが解説していく連載「おじ靴のススメ」。今回は、革靴の販売、PR、靴磨き、シューケア用品などに携わる4名をお迎えしZOOM座談会を開催!司会は、飯野さんです。

本編では、これまでレディスを取り扱う革靴ブランドの紹介、靴のデザイン・スタイル、靴底の製法など、革靴の基本からかなりマニアックなところまでお届けしてきました。連載も終盤にさしかかり、このまま深〜い革靴の話を期待されている方もいると思います。ですが、その前に!革靴を実際に愛用している方々の声を聞いてみませんか?

前半では、革靴のどこが好きなの?何をきっかけにハマったの?一番気に入っている革靴は?革靴の選び方のポイントは?などを聞いてみました。

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機械式時計を分解!その構造を覗いてみました

時計修理の専門学校に通う時計師の卵です。この連載ではわずかな空間で広げられる“小宇宙”とも言える腕時計の世界を、自分の拙い経験の中から見えてきたことや専門家の方々にお話を伺うことで腕時計の魅力を伝えていきたいと思います。