ジェフリー・バンクスとは?

ジェフリー・バンクス(Jeffrey Banks)は、アメリカ出身の服飾デザイナー。1977年に自身の名を冠した紳士服ブランドを立ち上げる。アメリカのデザインスタイルがファッション界全体に大きな影響を与え、メンズファッションへの多大な貢献が認められている。
アメリカ・ニューヨークのプラットインスティテュート(Pratt Institute)とパーソンズ(Parsons School of Design)でファッションデザインの学位を取得しながら、ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)とカルバン・クライン(Calvin Klein)の両方のデザインアシスタントを務めたことでも有名。

RECOMMEND

アメリカ生まれ、日本育ちのファッションスタイル「アメトラ」を紐解く書籍3選_image

アメリカ生まれ、日本育ちのファッションスタイル「アメトラ」を紐解く書籍3選

チノパンにボタンダウンシャツ。5分も街を歩けば身につけている人を数人は見つけることができるこの洋服は、アメトラ(アメリカン・トラディショナル)を代表するアイテムだ。この記事では、アメリカから輸入し日本が育てたファッションスタイル、「アメトラ」への好奇心を刺激するおすすめの書籍を紹介する。

「サテン」と「ピケ」に魅せられて〜素材が織りなすGジャンの趣〜_image

「サテン」と「ピケ」に魅せられて〜素材が織りなすGジャンの趣〜

「サテン」と「ピケ」をご存知だろうか。プレッピースタイルが流行った60年代、Leeのウエスターナーやホワイトリーバイスといった、それまでの流行だったブルーデニムではないホワイトのジャケットが登場し、そこに使用されていたのがサテンとピケだった。同じホワイトジャケットでありながらフェイスが異なるふたつの素材。今回はミューゼオ・スクエア編集長成松の「サテン」と「ピケ」との出会いを振り返りながら、今なお興味を掻き立てられる理由を探る。

服飾ジャーナリストが解説!メンズブレザーの起源と種類。_image

服飾ジャーナリストが解説!メンズブレザーの起源と種類。

クールビスなどではいまや定番になった紺ジャケ(紺のジャケット)。そして、そのもっと昔から紺のジャケットといえばブレザーが定番でした。そもそもブレザーとは、学生が学生服として着用するもの⁉︎ それともネイビージャケット(紺ジャケ)とは別のもの⁉︎ と定義が曖昧になっているアイテムでもある。服飾ジャーナリスト・飯野高広さんにメンズブレザーの起源と種類を解説してもらった。ブレザーとは何かを探っていこう。

ジャケパンに華を添える春夏のストールやネクタイ、ソックス。倉野路凡の美しい小物たち_image

ジャケパンに華を添える春夏のストールやネクタイ、ソックス。倉野路凡の美しい小物たち

会うたびに異なる色柄のストールを巻いていたり、トラウザーズの裾からカラフルなソックスがチラりと見えたり。初対面の人でも、特にファッションの話をしようと思っていない人でも「それ、キレイな色ですね」と自然に言わせてしまう。

倉野路凡さんの小物使いは、人の緊張感を解いてパッと明るくしてくれる。

長年、服飾ジャーナリストとしてクラシッククロージング業界で活動し、2020年には『The three WELL DRESSERS』を執筆。日本のテーラー界でも名が知られており、倉野さんに取材をしてもらいたいと依頼がくるほどだ。

今回は、そんな倉野さんに春夏に使う美しい色柄の小物コレクションを紹介してもらった。ページ後半では、倉野さんのファッションルーツの鍵となるアイテムも登場。

いつだったか「もし僕が道端で倒れても、可愛いモノを身につけていれば助けてもらいやすいでしょ?」と笑いながら話されていたのを思い出す……。コレクションを見ると、その冗談も的を得ているような気がしてくる。