STETSONとは?

ステットソン(STETSON)は、1865年ジョン・バタソン・ステットソン(John B. Stetson)によって創業したアメリカの帽子ブランド。
19世紀末には大企業として確立し、ハリウッドスターや政治家など多くの著名人たちに愛用されるようになった。日本でも故昭和天皇や、吉田茂元首相が愛用していたとされる。
20世紀の終わりにかけては、ライセンス・ビジネスへと方向転換を図る。自らをライフスタイルブランドとして位置づけることにより、帽子だけでなくフレグランス、アイウェア、フットウェア、アパレル、ホームウェアなどの製作も開始した。
革新的でありながらも伝統を大切にする姿勢は現在もなお、世界中から多くのファンに支持されている。

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「デンマークの長い夜が育んだ、開放的なあかり」 連載:あかりと暮らす#03

時にはドラマチックに、時にはロマンチックに。椅子と同じくらい、もしくはそれ以上に照明は空間を変える可能性を秘めています。

照明をメインとしたデザインカンパニー「ディクラッセ」代表の遠藤道明さんは、光の色や光の陰影を大切にして照明などをデザインしています。例えば、木漏れ日のモチーフに影をデザインした照明「Foresti」、シェードに反射した光が天井に向かって広がる「onda」。

家電量販店に電球や照明を買いに行った際、目がチカチカした経験はありませんか?遠藤さんが作る照明はまったくそんなことはなく、むしろ光に包まれるような感覚を覚えます。それはたくさんの照明が吊り下がっているディクラッセのショールームでも変わりません。なにが違うのでしょう。

照明との付き合い方を考えるべく、連載「あかりと暮らす」では遠藤さんがインスピレーションを受けたという欧米のあかりを取り上げます。

第三回はデンマーク。気候的に恵まれているとはいえないデンマークでは、いきいきとしたあかりがたくさん見つかります。