【コート鼎談・番外編】もっとも重いコート、もっとも軽いコート
服好きファッション通3名によるコート鼎談。服飾ジャーナリストの飯野高広さんと倉野路凡さん、ミューゼオ・スクエア編集長の成松に、愛用するコートや憧れたあの人のコート姿について語っていただきました。
コートは元来外部の環境から身を守るために作られたもの。そのため、気候や風土などによってさまざまなスタイルが生まれました。狩猟用に作られたローデンコート、漁師たちの防寒着として発達したダッフルコート、塹壕戦で効力を発揮したトレンチコート。生きるための必然性から、意匠に工夫をこらし素材に改良を重ねてきました。
コートが素材の多様性に富んでいる衣類であることは重量にもあらわれています。この記事では、鼎談で登場した12着のコートをその重量とともに一挙紹介。重さからコートの奥深さを探ります。