センターベントとは?

スーツやジャケットなどの後身頃、背中側の裾部分に切れ込みが入っている仕様のこと。乗馬をする際に引っかかったりしないよう、窮屈さの解消と動きやすさを考えて作られたデザインが発祥とされ、「馬乗り」とも呼ばれる。
センターベントの仲間として、切れ込みの一番上がカギ型になった、主にアイビースタイルなどに良くみる「フックベント」というものもある。一方で、英国製のスーツやジャケットによく見かけられる後身頃両サイドに切れ込みを入れた仕様のことを「サイドベンツ」と呼ぶ。腰に剣を差していた名残りのデザインと言われ、「剣吊り」とも呼ばれる。

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