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ミューゼオ・スクエアに公開されているシャツに関する記事一覧です。ミューゼオ・スクエアは、万年筆から革靴まで、モノとの暮らしが楽しみになる情報が集まるWEBマガジンです。

Brand in-depth 第4回(後編)山田敏夫が大切にする生の声、ファクトリエが選ばれる理由はそこにある_image

Brand in-depth 第4回(後編)山田敏夫が大切にする生の声、ファクトリエが選ばれる理由はそこにある

ファッションブランド『ファクトリエ』が最初に構築したのは、作り手(工場)と使い手(消費者)をダイレクトに結びつける工場直販のビジネスモデルだ。世界で戦える技術を持った工場と直接契約を結び、共同で開発したオリジナル商品を工場がつけた価格で販売する。作り手のこだわりが詰まった“本当にいいもの”だけを使い手に届けるのだ。そこには山田敏夫さんの日本の技術を未来に残したいという思いが込められている。

そもそも、山田さんがなぜファッション業界に飛び込んだかについては前編で読んでいただくとして、本題はここからだ。日本のアパレル業界において型破りとも言えるやり方で突き進んできた彼は、ファクトリエの未来をどう描いているのか?

アパレル市場や消費者ニーズは日々変化していく。さらにコロナ禍による影響もあって人々の消費行動は大きく変わった。そこで山田さんは改めて考えたという。服について、自分たちの存在意義について。

山田さんはサービス精神旺盛な方だ。ちょっと企業秘密なんで、なんてことは言わない。むしろ、そんなに手の内を見せてしまっていいのかとこちらが心配になるほど、何でも話してくれる。そのまっすぐな姿勢に、工場も顧客も巻き込まれていくのだろう。

Brand in-depth 第4回(前編)ファクトリエ・山田敏夫の「放っておけない」性格が工場と顧客をつなぐ_image

Brand in-depth 第4回(前編)ファクトリエ・山田敏夫の「放っておけない」性格が工場と顧客をつなぐ

取材当日、山田敏夫さんはトレードマークの白シャツ姿で現れた。身に纏っているのは、もちろん自身のファッションブランド『ファクトリエ』の製品だ。

ファクトリエの立ち上げは2012年。きっかけは20歳の頃、グッチのパリ店で勤務していたときにフランス人の同僚から言われた一言だった。「なぜ、日本には本物のブランドがないんだ?」。とっさにブランド名を挙げて反論したが、こう返された。「それって日本製なの?」

その問いに答えるかのように、山田さんは挑戦を続けている。世界に通用するメイド・イン・ジャパンのファッションブランドを作る。そう決意し、29歳で起業してからこれまでに訪ねた工場は700を超えた。現在は優れた技術とこだわりを持つ55の工場と一緒に“語りたくなる服”を作っている。商品のタグには生産する工場の名前を入れ、販売価格は工場が決めるというユニークな仕組みも取り入れた。丈夫で長く着られるうえに、職人のこだわりを随所に感じる服は、多くの顧客に支持されている。

創業から10年が経ち、ファクトリエの未来をどう描いているのか、というのが今回の対談の趣旨なのだが、山田さんってどんな人物なの? という話からスタートする。単なる思い出話のように見えて、実はそこにはファクトリエの根幹があると気づくはずだ。

Brand in-depth 第一回 世界を通して考えるブランディングとバックボーン(後編)_image

Brand in-depth 第一回 世界を通して考えるブランディングとバックボーン(後編)

第一線で活躍される「ブランドとは何か」を伺う「Brand in-depth」。
第一回は世界の名立たるラグジュアリーブランドでデザイナーとして活躍されてきたナオタケコシさんにお越しいただきました。
前編ではブランドのリブランディングの際に大切なバックボーンについてのお話でした。
後編ではラグジュアリーブランドに限らず、あらゆるブランドが大切にするべきブランディングについて伺います。

原点のファッションがあるから、素材や違いをより楽しめる。クラシッククロージングを語る【鼎談 番外編】_image

原点のファッションがあるから、素材や違いをより楽しめる。クラシッククロージングを語る【鼎談 番外編】

春夏のクラシッククロージングについて語る鼎談・番外編。

集まったのは、過去から現在までのクラシッククロージングを知り尽くす服飾ジャーナリストのおふたり、飯野高広さんと倉野路凡さん、何よりもあらゆる素材を愛するミューゼオスクエア編集長の成松です。

前後編と2記事にわたりお届けしてきた当企画ですが、まだまだ記事に入れられなかった熱いトークがあります。

今回は番外編(雑談編?)として、3人のファッションのルーツや当時のセレクトショップでの思い出などをお届けします。ぜひ後編の最後から続けてお読みください!

ハバーサックで知る、服がもつヒストリーをオマージュしながら着る楽しみ_image

ハバーサックで知る、服がもつヒストリーをオマージュしながら着る楽しみ

編集部一の服好き編集長・成松は、服を購入するにあたって素材やデザインの変遷、あとは服が持つ「ヒストリー」に興味があるそう。昔からクラシックと並んでコロニアルとかサファリといったテイストの服を好むのは、そういったテイストを作り上げてきた背景に惹かれるからだそうです。今回はそんな服の持つ「ヒストリー」と、それを着る楽しみについて編集長が語ります。

2019/12/25
LOUD GARDEN、オーダーシャツ2 枚16,000+税~キャンペーンを実施。レディースも対応!_image

LOUD GARDEN、オーダーシャツ2 枚16,000+税~キャンペーンを実施。レディースも対応!

イギリスの伝統的な製法とロックテイストを調和させた服作りを行うテーラー「LOUD GARDEN」。1月4日(土)から1月19日(日)にかけて、外苑前の店舗で「オーダーシャツ×2枚=¥16,000+tax~」のスペシャルキャンペーンが開催されます。

2019/10/23
ビスポークシャツ専門店「MINAMI SHIRTS」。新バンチを加え、大阪でトランクショーを開催!_image

ビスポークシャツ専門店「MINAMI SHIRTS」。新バンチを加え、大阪でトランクショーを開催!

千葉県流山市にある「MINAMI SHIRTS(南シャツ)」は、型紙製作から縫製、仕上げまで全て手がけるビスポークシャツ専門店。10月26日(土)、27日(日)、大阪にてトランクショーが開催されます。

2019/09/24
イタリア・フィレンツェのサルトリア「LIVERANO&LIVERANO」。 愛知(名古屋)・岡山・徳島でトランクショーを開催!_image

イタリア・フィレンツェのサルトリア「LIVERANO&LIVERANO」。 愛知(名古屋)・岡山・徳島でトランクショーを開催!

世界中の紳士達を魅了し続ける、イタリア・フィレンツェのサルトリア「LIVERANO&LIVERANO(リヴェラーノ リヴェラーノ)」のトランクショーが開催されます。

ボウリングシャツに刺繍やワッペンが施されている理由_image

ボウリングシャツに刺繍やワッペンが施されている理由

こんにちは、54Brokeオーナーの成田です。A-2、タウンクラフトに続いて今回はボウリングシャツを紹介します。

ボウリングシャツというと、ボウリングを嗜んでいる人が着ているシャツ。このような説明がもっともシンプルでしょう。

では、いつどのようにボウリングシャツは現在のデザインに落ち着いたのでしょうか。本日はそんな目線でボウリングシャツをご紹介します。

2019/06/27
LOUD GARDEN、オーダーシャツ2 枚16,000+税~キャンペーンを実施。レディースも対応_image

LOUD GARDEN、オーダーシャツ2 枚16,000+税~キャンペーンを実施。レディースも対応

イギリスの伝統的な製法とロックテイストを調和させた服作りを行う、テーラー「LOUD GARDEN」。6月29日(土)から7月21日(日)にかけて、外苑前の店舗で「オーダーシャツ×2枚=¥16,000+tax~」のスペシャルキャンペーンを開催する。

2019/01/21
「SHIPS×BLUE BLUE 1975」スペシャルコレクションを発売!_image

「SHIPS×BLUE BLUE 1975」スペシャルコレクションを発売!

2019年2月22日(金)発売
1975年、SHIPSの前身である「ミウラ&サンズ」がオープン。
時を同じくして、ハリウッド ランチ マーケットは「聖林公司」を創立し、その後オリジナルブランドとしてBLUE BLUEが誕生しました。

2019/01/07
外苑前のテーラー「LOUD GARDEN」にてオーダーシャツのスペシャルキャンペーン開催中!_image

外苑前のテーラー「LOUD GARDEN」にてオーダーシャツのスペシャルキャンペーン開催中!

イギリスの伝統的な製法とロックテイストを調和させた服作りを行う、テーラー「LOUD GARDEN」。外苑前の店舗では、2019年1月20日(日)まで「オーダーシャツ×2枚=¥16,000+tax~」のスペシャルキャンペーンを開催している。

2018/12/28
オリジンを巡る。英国のストーリーあるライフスタイルとクラフトマンシップを訪ねる旅「BRITISH MADE TOURS」がスタート。_image

オリジンを巡る。英国のストーリーあるライフスタイルとクラフトマンシップを訪ねる旅「BRITISH MADE TOURS」がスタート。

渡辺産業株式会社が展開するBRITISH MADEから、2019年2月より英国のライフスタイルとクラフトマンシップを訪ねる旅をコンセプトに「BRITISH MADE TOURS」がスタートします。

2018/12/18
英国ブランドが最大70%OFF! BRITISH MADEと渡辺産業株式会社の秋冬ファミリーセールを開催_image

英国ブランドが最大70%OFF! BRITISH MADEと渡辺産業株式会社の秋冬ファミリーセールを開催

英国のクラフトマンシップから生まれた、ストーリーある英国ブランドをご紹介している渡辺産業株式会社と直営店「BRITISH MADE」の青山本店にて、2019年1月10日(木)よりファミリーセールを開催します。

2018/07/08
外苑前のテーラー「LOUD GARDEN」にてオーダーシャツのスペシャルキャンペーン開催中!_image

外苑前のテーラー「LOUD GARDEN」にてオーダーシャツのスペシャルキャンペーン開催中!

イギリスの伝統的な製法とロックテイストを調和させた服作りを行う、テーラー「LOUD GARDEN」。

外苑前の店舗で、7月22日(日)まで「オーダーシャツ×2枚=¥16,000+tax~」のスペシャルキャンペーンを開催している。※7月いっぱいまで会期が延長になりました。

MINAMI SHIRTS(南シャツ)が手がける体に寄り添うシャツづくり_image

MINAMI SHIRTS(南シャツ)が手がける体に寄り添うシャツづくり

東京都心から電車で約1時間。千葉県江戸川台の閑静な住宅街に有名テーラーも認めるオーダーメイドシャツのお店があるという。一見普通の民家にも見えるショップの中で、どのようなシャツ作りが行われているのでしょうか。服飾ジャーナリストの倉野路凡さんに解説していただきました。

2017/04/03
東京から世界に向けて発信する、新メンズ・トラッドブランド「B TOKYO」が西武渋谷店で3月24日(金)よりデビュー_image

東京から世界に向けて発信する、新メンズ・トラッドブランド「B TOKYO」が西武渋谷店で3月24日(金)よりデビュー

ジャパンメイドのこだわりを1型のブレザーに
日本人による世界の男性達のための服をつくりたい、という思いから生まれた 「B TOKYO(ビー・ト-キョ-」が、西武渋谷店でデビュー。
ISSEY MIYAKEのクリエイティブディレクターを経て独立し、その後も様々なブランドのデザインディレクターを歴任してきたファッションデザイナー 滝沢直己氏がデザイン、プロデュースを手掛けるメンズウエアブランド。各アイテムは、メンズウエアのデザイン経験豊富な同氏が、優秀な日本のつくり手たちと共につくりあげました。ブレザージャケットは、滝沢氏のデザインを同氏の右腕のモデリストが担当し、日本毛織のアーカイブから厳選して完全復刻させたヴィンテージ素材を用いたプレタポルテをメインに、英国王室御用達のハリソンズや尾州、葛利毛織の素材を選択できるカスタムオーダーも展開します。靴は、日本の紳士靴の第一人者である長嶋正樹氏をプロデューサーに迎え、ネクタイは定評のあるフェアファクス社が同氏のディレクションの元に作成。シャツは、本縫いを基盤とした高い技術を持つ東北の工場で縫製するなど、各分野におけるエキスパートとのコラボレーションにより実現した、オリジナルブランドです。

ファッションに迷える羊。 初めてのオーダーシャツにトライしてみました_image

ファッションに迷える羊。 初めてのオーダーシャツにトライしてみました

前回、編集長こだわりのジャケット話を聞き、今後の自分のファッションについて少し考えてみたくなった編集者A。ここいらで大人っぽく一皮剥けたいと思いつつ一体何から始めたらいいかと悩んだ末、以前から気になっていたシャツのオーダーにトライ。その過程で浮き彫りとなった、本当の「自分好み」とは?